平成27年度事業計画について 1 協会事業の推進について 山口県物産協会は、これまで山口県内で生産される物産の紹介、宣伝、あっせん等に より県内外に販路拡大を図るとともに、品質の向上と新製品の開発を推進し、もって県 産業の振興に寄与することを目的に、 「宣伝広告事業」、 「物産展等開催事業」、 「情報収集・ 提供事業」 、「研修事業」、「即売事業」を鋭意推進してきたところである。 平成27年度については、昨年度から取り組みを強化してきた「大型催事の開催・出 展に向けた組織的な取り組み」、「県・市町等関係団体との連携強化」、「商談会の充実強 化」、「協会会員の加入促進」を更に推し進め、以下のとおり具体的な事業を推進する。 ●県外での大型催事の開催 別掲参照 県と連携し、 「県外における観光・物産プロモーション事業」の一環として大型催事 を開催 ※「県外における観光・物産プロモーション事業」については別掲 ●県内のイベント等への積極的な出展 別掲参照 県関係のイベント 世界スカウトジャンボリー等 市町コンベンション協会等のイベント その他イベント等 クルーズ客船寄港に伴う物販等 ●首都圏における販路拡大 別掲参照 「おいでませ山口館」を核として、首都圏での販路拡大を図る。 国の交付金を活用し、館内で利用できる「お得な商品券」を発行するなどして売上 げ増につなげる。 ●商談会の充実強化 2 別掲参照 販売促進について (1) 「県外における観光・物産プロモーション事業」として開催する大型催事について 山口県では、大河ドラマ「花燃ゆ」の放送を契機として、平成30年の明治維新1 50年に向けて、幕末維新をテーマとした観光キャンペーン「やまぐち幕末ISHI N祭」を展開しており、物産協会としても観光キャンペーンとタイアップして県外に おいて物産展を開催する。 こうした中、県では山口県の認知度、魅力度の向上を目指し、新たな発想や手法に 基づくプロモーションを展開することとしており、その一環として県と一体となり名 古屋等で物産・観光展を開催する。 ○当面の物産展 山口県の物産と観光展 ~おいでませ山口へ~ 6月18日(木)~23日(火) 6日間 丸栄百貨店 名古屋市 33 ○その他の物産展 大阪等で開催を計画 (2) 県内外における物産展の開催について 物産展の開催については、上記(1)とは別に昨年に引き続き、小田急(町田店、藤沢 店)をはじめ、髙島屋(京都店)、博多阪急、下関大丸等の百貨店で物産展を開催し、 集客力、購買力のある首都圏、関西圏などで積極的に出店する。 (3) 県内のイベント等への積極的な出展について 平成27年度は県内で「世界スカウトジャンボリー」など大型のイベントが開催さ れる予定で、物産協会としても積極的な出展を予定している。 更に、市町のコンベンション協会等が関与する催事等についても広く情報を収集し、 会員に対して出展を働きかけ、本県特産品の販路拡大につなげる。 また、県内の販売促進として従来から実施している「地産・地消フェア」について は、フジグラン宇部店において、季節の鮮魚、生鮮野菜を販売して集客を図るなど創 意工夫して、地域に親しまれるフェアを実施する。 ○世界スカウトジャンボリー 7月30日(木)~8月6日(木) ○ねんりんピックおいでませ山口 10月17日(土)~19日(月) ○「地産・地消フェア」の開催 フジグラン宇部店 6月4日(木)~7日(日) 〃 秋に開催(開催日未定) ○糖尿病学会 ○各種クルーズ船寄港に伴う物販 ○その他イベント等に併せて随時出展予定 (4) 首都圏における販路拡大について ~おいでませ山口館における交付金活用事業の展開~ 物産協会が運営する「おいでませ山口館」は、首都圏における本県物産の販路拡大 の拠点として、入館者数及び売上額ともに増加をしているところである。 館内、館外イベントを開催し本県物産の魅力を発信するとともに、昨年からはネッ トショッピングサイトも開設し、より商品を求めやすくするなど一層の売上げ増を目 指しているところである。 平成27年度は国の交付金を活用し、おいでませ山口館で利用できるお得な商品券 を発行するなどして、海・山の恵み、匠の技を全国に発信し、更に販路を拡大してい くこととしている。 国の交付金を使った事業 ○お得な商品券の発行 1冊 5,000円の商品券(1,000 円の商品券5枚)を3,500円で販売 26,000部 発行予定 ○ネットショッピングサイトでの割引販売 当サイト掲載商品を全て3割引で販売(一部商品は除く) 3 おいでませ山口館の組織強化について 別掲参照 入館者数及び売上額が増加している「おいでませ山口館」の組織について、職員の増 員等組織の強化を図る。 33 4 商談会の充実強化について 県内外で開催される小売業者等との商談会についてはその都度情報提供しているとこ ろであるが、物産協会が主催する首都圏バイヤー等との商談会については、平成27年 度は従来の内容を一部変更して、より実のある商談会を開催したいと考えている。 また、上記で述べた県外での大型催事に併せて、その期間中に催事開催地域のバイヤ ー等との商談会の開催も検討している。 5 協会会員の加入促進 定款に定める協会の活動の目的を達成するためには、現会員の物産を紹介し販路拡大 を図ることはもちろんであるが、新たな会員の加入に努め、商材の発掘や開発を一層促 進する必要がある。 物産展への出展や「おいでませ山口館」への販売を契機に会員加入の促進を図ってい るが、併せて今後は既に「おいでませ山口館」で展示販売し、協会に未加入の者に対し ても、協会への加入を強く働きかける。 33
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