平成27年第1回飯綱町議会臨時会 会議録 1 月 23 日(金

平成27年第1回飯綱町議会臨時会 会議録
本 会 議
期
日
場
所
開
会
出席議員
1 月 23 日(金)
提案説明・質疑・討論・採決 等
平成 27 年 1 月 23 日 金曜日
飯綱町役場 議場
午前 10 時
15 人
(議長 寺島渉)
皆さんおはようございます。ご苦労様です。
只今の出席議員は 14 名で、地方自治法第 113 条による議員定数の半数に達しております。
只今から平成 27 年第1回飯綱町議会臨時会を開会いたします。
(議長 寺島渉)
町長より発言を求められておりますのでこれを許可いたします。峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
平成 27 年第1回飯綱町議会臨時会を招集致しましたところ、議員各位にはそれぞれご多用のところ
ご出席を賜りまして厚くお礼申し上げます。
先の議会全員協議会のご挨拶でも申し上げましたが、今年の冬は 12 月から例年に比べて積雪量が多
く除雪はなかなか苦労している状況であります。
また湿度の高い雪であり一部には倒木、枝折れ等の被害が出ておりますが、排雪をたびたび行うなど、
予算の流用など予算確保を図り親切な除雪を徹底していきたいと考えておりますので議員各位のご理
解を願うものであります。
さて今臨時会に提案しました案件は、12 月定例議会で取り下げを致しました飯綱町奨学資金貸付基金
の設置、管理及び処分に関する条例、1件、また平成 26 年度一般会計補正予算(第6号)、及び飯綱東
高原観光施設の指定管理者の決定、また小規模多機能型居宅介護施設の指定管理者の決定の4件でござ
います。
奨学資金貸付基金の設置は高校生、短大、大学生に対する奨学金の貸し付けの関係であり、経済的理
由により進学できないというような事態を解消してあげたいと思う施策でございます。ご理解を頂きた
いと存じます。
一般会計の補正予算ですが、事務組織の見直しの関係費用で 150 万円、奨学資金の基金として2千 520
万円、三水第二小学校の体育館の天井の落下防止工事で3千 755 万7千円、また災害復旧費として長野
県北部地震で被害を受けた奈良本地域の水路等の工事、及び牟礼東小学校の窓ガラスの破損等の復旧費
として1千 354 万7千円を計上し、全体として8千 100 万7千円の増額補正でございます。
歳入は町税が見込めるとして3千 566 万7千円、国庫補助金として2千 113 万8千円、起債は全国防
災事業債などで2千 400 万円計上しております。
公の施設の指定管理の関係はいずれも現在指定管理の運営を行っている団体が引き続き行うという
内容になっております。
以上4件につきまして、慎重なるご審議を頂き原案通りのご決定を賜りますようお願い申し上げてご
挨拶といたします。
よろしくお願いいたします。
(議長 寺島渉)
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。
(議長 寺島渉)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第 119 条の規定によって、9番・清水均議員、10 番・渡邉千賀雄議員、11
番・原田重美議員を指名いたします。
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(議長 寺島渉)
日程第2、会期の決定を議題とします。
本臨時会の会期について議会運営委員長の報告を求めます。小林議会運営委員長。
(議会運営委員長 小林佳子)
本日招集されました平成 27 年第1回飯綱町議会臨時会の会期および日程につきまして説明申し上げ
ます。
本日午前9時より議会運営委員会を開催し慎重に審査をいたしました。
結果につきましては、会期は本日1日限りといたしました。
日程案につきましては、これから会期および運営日程を決定し、続いて議案の説明、質疑、討論、採
決を行い閉会という日程にいたします。
以上を申し上げ議会運営委員長の報告といたします。
(議長 寺島渉)
お諮りいたします。
本臨時会の会期等については議会運営委員長の報告のとおりにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
異議なしと認めます。
よって本会議の会期等については只今の報告のとおりと決定いたしました。
(議長 寺島渉)
日程第3、議案第1号、飯綱町奨学資金貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。早川教育次長。
〔説明
教育次長 早川ひさ子〕
(議長 寺島渉)
説明を終結し質疑を行います。質疑ある方おられますか。
大川議員。
(2番 大川憲明)
この奨学資金貸付基金は誠に良いことだと思いますけれども、ただひとつ気になるのは条例の中の第
6条の中の(3)、独立行政法人日本学生支援機構とか、そういうものからの貸与を受けている人には
貸せないとなっていますが、そうなると日本学生支援機構などが大体大学生だったら幾らぐらい貸して
いるか、そういうこと全部調べてありますか。
と言うのは、ここに書いてあるのは飯綱町の場合は、大学、短大は自宅外で5万円になっていますよ
ね、貸与する貸付け金額が、となれば町が今どの位だか知らないけれども、参考までにうちの娘が二人
とも大学に行っている時に月6万5千円を借りていたんですよ。
そうなると5万円しか借りられない町のを借りるか、6万5千円借りる、本当に生活に苦しいなら6
万5千円の方を選ぶと思うんです。
その辺をどのように考えてつくったのか、それだけお聞きしたいですが。
(議長 寺島渉)
早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
以前からご説明しておりますとおり、他の制度において活用ができない方のために飯綱町として独自
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に制度を設けるということであります。
他の制度は利用者が多く応募されているので、利用できないということも想定されておりますので、
そういった方たちを救うという意味で広く利用できるという状況にしたいということでございます。
(議長 寺島渉)
大川議員。
(2番 大川憲明)
今、いろいろなので借りられないという人のためにと言いましたけれども、向上心があって勉強しよ
うとする人たちは、そんなに難しくなく借りられているんじゃないかと、この日本学生支援機構からは。
そうなれば、私は本当に向学心のある人だったら、ちゃんと受けて高い方の金を借りるんじゃなかと
私は思うんですけれども、その辺はどうですかね。
大学に行きたいんだけれども、金はないというけれども、前の全協の時もしっかり成績を調べて何と
かかんとかと言いましたよね、お貸しすると、そうなってくるとある一定のレベルじゃない人は飯綱町
の奨学金の5万円も借りられないんじゃないでしょうか。
その辺どのように考えますか、一定のレベル、高校とか大学で一定のレベルになっていないと貸せな
いんでしょう、その辺をお聞きしたいんですが。
(議長 寺島渉)
早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
この制度につきましては就学を目的といたしますので成績というものは必要条件となります。
扶助費というか、生活費のためにというよりも就学のためということの資金ということでご理解いた
だきたいと思います。
(議長 寺島渉)
他に、渡邉議員。
(10 番 渡邉千賀雄)
10 番、渡邉千賀雄です。
今回の奨学金貸付基金、創設されたということは非常に評価できると思います。
それで第1条にもあるのですが、勉強したい、そういう向学心を持ちながら経済的理由の人たちを救
っていく、そういう立場の考え方の基金条例だと思います。
そういう点でいいますと、卒業してから若い人たちは実社会に出て働きながら返していくという状況
だと思うんです。
ですから、学校に居る時に金をあれしながら将来の社会生活の中で返していくと、ですから卒業して
からローン地獄に陥らないような配慮という制度が必要だと思うんです。
そういうことは、つまり返済のことですよね、返済が、最初から生活困窮者になるとは限らないんで
すけれども、例えば滞納とか返済困難時になった時には、どのような対応をしていかれるのか、まずの
その辺をお聞きしたいと思います。
それともう一点は、高等学校それから高等専門学校、大学、短大とかあるのですが、高等学校に入学
時点から奨学金を借り、また大学に行った場合にも借りられるわけですよね、通算して、そうですよね。
ですからそういったことも踏まえて、ローン地獄にも陥らせないためにも滞納とか返済困難時にはどう
いう対応をするのか、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。
(議長 寺島渉)
早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
貸し付ける際には、償還が見込める者ということになっておりますので、その辺の審査を行いますし、
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連帯保証人というものも設けてございますので、そういった制度を活用するということで審査を行って
参ります。
(議長 寺島渉)
渡邉議員。
(10 番 渡邉千賀雄)
延滞したとか延納のそういう制度があるということなんですね。
(議長 寺島渉)
質問の意味分かった。早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
条例の中で、その他必要な事項は別に定めるということで規則に償還の猶予というところで、猶予す
る条件というものを定義してございます。
ただ、今、渡邉議員がおっしゃいましたローンというようなものではなく、死亡した時とか退学し直
ぐに償還出来ない状況とか、そういった条件ということで猶予、免除するということを想定しておりま
す。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方おられますか、風間議員。
(13 番 風間行男)
13 番、風間ですが、一点お伺いしたいのですが、前回、町長の方から 2.6 から3以外の人もある程度
幅広く認めていきたい、と答弁があったと思うのですが、それはどういうことが想定されるかお伺いい
たします。成績評定です。
(議長 寺島渉)
早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
成績につきましては基準として数字で申し上げますと 2.6 以上ということで行って参りたいと思いま
す。
(議長 寺島渉)
風間議員。
(13 番 風間行男)
それ以外にも幅広く貸付けをやっていきたいという趣旨の発言があったと思うのですが、その辺はど
うですか。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
議員の質問の趣旨が少し勘違いをされているのか、成績の関係は今申し上げましたけれども、教育委
員会の中ではもうちょっとレベルの高い成績の人に貸し付けるようにした方がいいんじゃないかとい
うようなご意見もあったようでございますけれども、それはもう少しこれから勉強して頭が良くなって
いく子だっていっぱいいるんだから、まず窓口で落としちゃうようなことはしないようにしましょうと
いうことで、2.6 ぐらいなところで落ち着けていただいたという経過があります。
あとひとつ、ケースバイケースで考えていくしかないと思います。所得の制限とかいろんな関係等も
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含めて。
(議長 寺島渉)
他にいいですか。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め質疑を終結します。
これから本案について討論を行います。まず原案に反対者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
次に原案に賛成者の発言を許します。目須田議員。
(4番 目須田修)
4番、目須田です。
借り入れというのはストレートに言いますと借金です。
若いうちからお金を借りるということは本人にとってはとてつもない体験ということで多ければ多
いほど使う側にとっては便利ではありますが、必ず返済しなければならないという条件の中では出来る
だけ少ないものを借りてゆっくり返すという、このシステムを学んで欲しいので、この案に賛成いたし
ます。
(議長 寺島渉)
伊藤議員。
(12 番 伊藤まゆみ)
飯綱町奨学資金貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例に対し賛成の立場で討論を行います。
向学心を有しながら経済的理由により就学が困難な者に対する奨学金制度が町長の英断により創設
されることには大いに評価をいたします。
しかし厳しい社会情勢の下、真に支援するものとするためには不十分であると考えます。
過日の私の一般質問や日本共産党飯綱町委員会と党議員団での来年度予算施策の要望の懇談の席上
で指摘された点はより良いものにしていくためには、ぜひ必要なことであると思います。
まず、貸し付ける者として、第6条の関係ですが、貸し付ける者として独立行政法人日本学生支援機
構及びその他の団体から別に学資等の貸与を受けていないこと、に関しては農協やしんきんからの借入
者に対しても該当し見直し再考を求めたい。
償還方法においては貸付けを受けた期間の2倍の期間内にその全額を半年、または年賦で還付、償還
するものとするは憲法 25 条、すべての国民は健康で最低限度の生活を営む権利を有するに照らして奨
学金の償還が若者の生活を追い詰めないような方法にすべきであります。
厳しい雇用状況の中でも対応できるような見直しを、また償還困難者への相談窓口の設置など検討し
ていっていただきたいと思います。
貸付けを受けた学生たちは出来るだけ自分の力で償還をしたいと考え頑張ります。
ぜひとも、そこのところを酌んでいただきたい、また、給付型の奨学金の検討などもして必要とする
学生や保護者を真に支援する制度へ充実されていくことを期待し討論といたします。
(議長 寺島渉)
次に原案に反対者の発言を許します。
〔なしの声〕
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(議長 寺島渉)
次に賛成者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め討論を終結し採決を行います。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
(議長 寺島渉)
起立多数です。
従って、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
(議長 寺島渉)
日程第4、議案第2号、平成 26 年度飯綱町一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。高野総務課長。
〔説明
総務課長 高野正男〕
(議長 寺島渉)
説明を終結し質疑を行います。質疑ある方おられますか。塚田議員。
(7番 塚田實)
はじめに歳入からお聞きします。
町税が3千 566 万7千円、率にして 3.3 パーセント増ということで、内訳的には町民税が6割、固定
資産税が4割となっています。
それからもう一つ、入湯税がマイナス4パーセント、マイナス 50 万円という形になっています。
3千 566 万7千円、3.3 パーセント増えるということは大変良いことなんですが、この町民税と固定
資産税、どういう理由で見込みをしたかということをお聞かせください。
続いて、入湯税の 50 万円のマイナスですけれども、この入湯税の 50 万円のマイナスもどういうふう
な形で見込みをしたのか、あるいは天狗の館の実績、実態がどうなっているのか、分かったら教えてく
ださい。
(議長 寺島渉)
原住民税務課長。
(住民税務課長 原章胤)
町民税ほか、税の関係の収入の要因でございますが、まず個人町民税を申し上げますと町の所得全体
を見ますと給与所得が全体の 80 パーセントを占めております。
それで当初予算、平成 26 年度の当初予算を作るときに経済状況の変動で相当落ち込むのではないか
ということで、給与所得の減を想定しました。
しかしこの 12 月までの実績を鑑みますと団塊の世代の退職者等が落ち着いたことと、景気の回復と
まではいきませんけれども、12 月分までは順調に伸びてきているということの中で、この1月から3月
までを見込むと1千 500 万円ほど増になるのではないかということで、補正をさせていただいた。
また、法人につきましても、やはり長野県全体を見るとやや回復傾向にあるということの中で、これ
も 12 月までの実績を見て3か月の推移を見込んだわけですけれども、これについても見込めるという
ことで 300 万円ほど補正をさせていただいたというところでございます。
また、固定資産税、これにつきましても、土地家屋につきましては平成 26 年度の当初予算の見込み
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どおりでございますが、その中で他に償却資産、この関係につきましてやはり 12 月分までの実績を見
ますと先ほどの法人の関係、景気の回復とまでは行きませんけれども設備投資等で償却資産の税額が増
えているということの中で、これも見込めるだろうということで諸々補正をさせていただいたところで
ございます。
それと入湯税につきましては、先ほども議員さんがおっしゃられましたが、基本的に天狗の館の入館
者、これにつきましては約 90 パーセント、天狗の館の入館者の 90 パーセントが課税対象になると、全
部が全部、課税対象じゃないですけれども、9割が課税対象になるということの中で、前年度比、この
12 月の入湯税を見ますと、入館者ですか、やはり減少傾向だということで昨年同比8パーセント減収し
ているということで、1月から3月までを推計すると入湯税が減になってくるのではないかと、当初予
算に比べて減になってくるのではないかということで 50 万円減額補正をさせていただいたということ
でございます。
(議長 寺島渉)
他に、塚田議員。
(7番 塚田實)
続いて歳出をお聞きします。
先ほど可決されました奨学金貸付基金の件ですけれども、2千 520 万円を基金に積み立てるというこ
とです。
この2千 520 万円と計算した根拠を教えてください。
(議長 寺島渉)
早川教育次長。
(教育次長 早川ひさ子)
高校生が2万円ということでありますので 30 人分、大学生が県外ということで5万円ということで
30 人分を見込んだ金額でございます。
(議長 寺島渉)
塚田議員。
(7番 塚田實)
肝心なのはその人数なんですけれども、その人数を言ってください。
大学は5万円と言われたけれども、5万円掛ける何人。
(議長 寺島渉)
30 人。
(7番 塚田實)
高校が 30 人じゃないの。
(議長 寺島渉)
両方とも 30 人。
(7番 塚田實)
分かりました。
(議長 寺島渉)
30 人の根拠ってあるの。峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
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いろいろ調査をしまして先進地の高山村等々とか、信濃町さんも新しくスタートしたんですが、だい
たいその程度だろうということなんですが、これ単年度でそうなんで、来年また新しく借りたい人で、
返ってくるのはまだずっと向こうへいかなきゃ返済をしてくれる人がいないことですので、トータルで
いきますとどういうふうになりますか、私は7千 500 万円から1億円くらいな資金が必要になってくる
んだろうなと思います。
(議長 寺島渉)
他に、渡邉議員。
(10 番 渡邉千賀雄)
10 番、渡邉です。
先ほど、町長の挨拶にもありましたが、補正予算でもありますのでお聞きしたいんですがますが、例
年にない積雪量だと、非常に厳寒期で大変な状況だと思います。
この時期には、生活弱者への、ここのところ数年実施しています福祉灯油の実施ですが、これ国も補
正予算で出てきていますよね、そういう点も生かしながら補正予算で出てくるかなと思ったのですが、
出ていないのですが、福祉灯油の実施についてぜひ実施すべき方向だと思うのですが、考え方をお聞き
したいですが。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
議員には特別にお世話になっているから特別にお答えを申し上げますけれども、本予算案にはその件
については計上しておりませんのであれですが、例年いざやろうとなれば、私は 200 万円ぐらいな金額
でいけば、まあ財政とも相談しなければなりませんけれども、予備費がだいたい例年予備費で充当させ
ていただいているような経過もありますので、そういうふうにやろうかなというのと。
国で今回の補正でだいぶ生活支援というような形でプレミアム商品券みたいな関係やら灯油につい
てもお話があるのですが、国の補正予算にのっていくということになると3月の補正というような形に
なってしまいますので、若干、時期的に福祉灯油という形ではどうかなというふうに思っているのと、
非常に 80 円台の前半ぐらいに灯油が値が下がってきているという現実があるのと、雪は多いんですけ
れども平均気温なんかでみますとほとんど前年と変わりがないというようなこと、県内の動きを見ても
今のところ信濃町が唯一実施をしたいということで動いていますが、下諏訪地域等々、いつも寒い地域
でも今のところ動きがないというような点で、ここで支給をしていくと、もう灯油は毎年、福祉灯油が
有りですかというようなことになるので、違った理由で生活困窮者への支援とか云々とか、新しい考え
方で実施していかないと何だかちょっと趣旨が少し分からなくなってしまうというような点もあるの
で、そんなことでまだ検討中ということでございます。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方おられますか、渡邉議員。
(10 番 渡邉千賀雄)
今回の補正の中に入っていないのですが、先ほど我々の机の上に地方創生担当大臣からの挨拶文の中
で触れられていますが、1月9日に国は補正予算を閣議決定したということで、26 年度の補正予算がや
っぱり国としても創生先行型の交付金を出すようで補正を組んだと、ですので、この内容を非常に住民
側の要望実現とか大いに生かしていくべきだと思うのです。
既に1月9日には担当課の職員も集めて出席して、この内容について説明を受けたり資料なんかも来
ていると思います。
ですから、国もそういう点ではいろいろ住民の要望に応えるような内容を組んでいますので、積極的
にそういうものを引き出しながら補正予算で組んでいくことが大事だと思うのですが、その辺の考え方
をお聞きします。
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1 月 23 日(金)
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
全くその通りだと思って、これは大きなチャンスだと思って、これを見逃すようなことは絶対するつ
もりはございません。
十分対応していきたいと考えています。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方おられますか。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め質疑を終結します。
これから本案について討論を行います。まず原案に反対者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
次に原案に賛成者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め討論を終結し採決を行います。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
(議長 寺島渉)
起立多数です。
従って、議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
(議長 寺島渉)
日程第5、議案第3号、飯綱町公の施設の指定管理者の指定について議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。高野総務課長。
〔説明
総務課長 高野正男〕
(議長 寺島渉)
説明を終結し質疑を行います。質疑ある方おられますか。塚田議員。
(7番 塚田實)
指定管理者を継続するということで、且つ3年から5年に延長するということです。
従いまして、この指定管理者に対するチェックがどの程度行われていてどういう評価をされているか、
もしチェックシートと評価シートがあるのでしたら、ご提示をいただきたいと思いますがいかがですか。
(議長 寺島渉)
ちょっと暫時休憩にします。
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〔休憩〕
(議長 寺島渉)
休憩前に引き続き会議を再開します。
小林産業観光課長の方から答弁をお願いします。
(産業観光課長 小林秀雄)
お答えいたします。
チェックシートというものは現在ございませんが、3年の指定期間が過ぎるところで新規に仕様書を
つくりまして業者募集、新たにするわけでございます。
それにつきましては、その中でその会社の運営状況だとか今までの経過等をお聞きする中で今年の場
合は3社から問い合わせがございました。
10 月 31 日に行なった現地説明会には2社がお出でになりました。そういうことで現場等を説明した
り、その会社の内容等を聞く中で今回の指定管理者の募集についての説明は担当課としては実施してき
たわけでございます。
それについて何故かというと、募集自体の業務は総務課の方でやっておりまして、現地説明会には2
社来たわけでございますけれども、実際に応募してきたのはオーガニックリゾート1社だけであったと
いうのが現実でございます。
(議長 寺島渉)
桜井総務係長。
(総務係長 桜井俊次)
評価シートの関係ですけれども、やはり応募するだけではなくて応募があって実際に指定管理を受け
た場合に毎年評価をした方がいいだろうということで、25 年度末から 26 年度にかけてその評価のシー
トといいますか、評価書を作成しながら指定管理を行わせた指定管理者に、担当課の方で評価をしてい
ただこうということで今、評価書といいますか、整備をしているところでございます。
それとチェックシートでございますけれども、今、産業観光課長が申されたように募集の際にこちら
で審査会を開くわけなんですけれども、その際の審査をする基準というのは作ってございまして、それ
に基づいて審査をしていただくということでありますので、チェックシートというのは特には定めてご
ざいません。
(議長 寺島渉)
塚田議員。
(7番 塚田實)
最終的には応募者が1社しかなかったからということのようですが、私たちが良いか悪いかを判断す
るうえの材料がなにも提示をされておりません。
今、先ほどご質問させていただいたとおり分かっているのは前年対比で同期比で8パーセント入館者
が減っているという事実です。
しかも一昨年、サウナ風呂の新設から始まって相当な予算を天狗の館に掛けて、しかも昨年4月に危
惧されるのを押し切って 500 円から 600 円に入館料を引き上げて、尚且つ、入館者が減っているという
実態です。
これを踏まえたうえで、同然のことながら指定管理者を継続するということですから、指定管理を推
薦する方も、それから指定管理に応募する方もある程度の覚悟が必要ですよね、覚悟。
覚悟がなければ、あれだけの予算を投入して、あれだけの設備を投入して、且つ入館者を減らして、
それで入館者が減るということはイコール、町への約8億円のものに充当するだけのものが減ってくる
という状況になります。
世の中の動きからして、来年新年度にこれ増えれば問題ないわけですけれども、もし下がったらどう
するかということになるわけですから、同然のことながら今、申し上げたとおりお互いに覚悟が必要で
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す。
覚悟が必要だということはお互いにきちんと評価をして、指摘するものは指摘して、了解するものは
了解して、じゃあこういうふうにしてやるよという形でのプロポーザルなり、あるいは評価書なりが、
きちんと提示されなければ我々議会は判断することが非常に難しいですよね。
年に一回だけ6月の定例会で実態的にどうなっているかを説明されても、今、即、ここで決断をしな
ければいけないわけですから、本当にオーガニックリゾートでいいかどうかということは判断するうえ
では非常に材料が足りない、この材料が足りないところで判断するということになりますと非常に難し
い、これどうしろということですか、我々に対して、この数字だけ見て、お答えください。
(議長 寺島渉)
審議会というのがあるよね、審議会でどういう審議をしたかということについて、その内容の報告が
できる。
どんな議論があってどんな論点があったとか、その審議会の内容について報告してもらえるのがひと
つの答弁になると思う。
審議会の担当課はどこ、総務課。じゃあ副町長。
(副町長 近藤邦彦)
審議会の内容につきましてご説明といいますか、報告したいと思います。
私が指定管理の方の審査会の委員長ということになっています。
それで各課の課長が審査委員ということで、それぞれ説明をいただいて、指定管理に応募された方の
説明をいただいて、それぞれ説明の中でその評価項目ごとに各委員がチェックをしまして総合点数を出
して、その全体的なものを判断して可とすることでいいですか、ということで委員の皆さんに諮って決
定をしております。
(議長 寺島渉)
聞かれているのは一般的な結論はともかくとして審議会でどんな議論があったのかということ。
どんな指摘なり、どんな問題点があったのかと、そこの議論の中身の特徴を言ってもらいたいと思う
だよね。
じゃあ暫時休憩にします。
〔休憩〕
(議長 寺島渉)
休憩前に引き続き会議を再開します。
近藤副町長の方から答弁をお願いします。
(副町長 近藤邦彦)
審査に当りましては、このオーガニックリゾート株式会社という、この申請書を事前に経理も指標も
含めて事業計画書、それから運営に関する過去の成績、収支予算書、五カ年のそれぞれ収支の予算書、
運営に関する収支予算書が 27 年度から 30 年度までのものが説明された、この申請書が各委員に事前に
配付されて、その内容を各委員が内容を目を通したところで審査基準表、住民の平等利用の確保、運営
の方針、それから利用者の対処について、それから管理の安全性というところでは経営の安全性・継続
性、団体の理念、管理運営の体制、安全対策等基準が、それと施設の有効活用及び経費縮減というとこ
ろでは町の指定事業について、町の指定事業の予算についてということで、それぞれ基準表がございま
して、審査をヒアリングを受けて審査をいたしました。
今回のオーガニックリゾートの選定結果につきましては、可とするということで決定をしたところで
すけれども、そのヒアリングを受けた後の質疑等の関係で、安全性の面では温泉のレジオネラ菌はその
後の管理徹底が図られているかどうか、それからマイマイガの大発生の対応はどういうふうになってい
たかということで、それぞれ質問をしまして、寺島代表取締役の方からそれぞれの対応について説明を
いただき、また担当としても土屋係長の方からそれぞれの収益的な内容等についても説明がありました。
それから、委員の方から五期の事業報告のゴルフ場の関係で部門別の施設の売上げはどういうことな
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平成27年第1回飯綱町議会臨時会 会議録
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のか、というような内容でそれぞれ樺澤部長等から答弁をいただき議論が交わされました。
それぞれの質問項目等もあれですかね、協議の内容ということですので、その内容について議事録に
なりますけれども、24 年から 25 年の利用者数が減っていますが売り上げが伸びている理由は何でしょ
うか、というようなことで、寺島代表取締役の方からサービス料金による利用者が少なく、通常料金で
の利用者が多かったということです、という答弁がされています。
それで、それぞれ質問項目はかなり、協議はかなりされておりますが、最終的に私の方でそれぞれ審
査をお願いしますということで各委員が採点をつけたところで、担当の関さんの方から採点結果を発表
しますということで、リゾートの関係では 57 点満点中、平均点が 45.4 点、それから審査項目の中で劣
ると判定された項目はありませんでした、ということで、この結果を踏まえて委員長の私の方で適当で
あると判断してよろしいでしょうか、ということを委員の皆さんに諮りまして、決定をいただいたとこ
ろであります。
(議長 寺島渉)
他に質疑ありますか、目須田議員。
(4番 目須田修)
二つ質問します。
8パーセントの入館者の減、手当として 65 歳以上の方に無料チケットを配り観光課でもイベントに
入湯のサービスチケットを配っております。
それでも8パーセント減という状況の中で、26 年度の売り上げ見込み数値、一番入館する夏に、既に
だいぶ減ったという話を聞きました。
ですので、26 年度の売上げ数値、見込み数値で結構です、どの位の金額なのか。そして、その数字は
25 年度と比べてどのくらい減ったのか、具体的に教えてください。
もう一つ、5年契約の更新ということで数字を増やし、しかもここで契約をしたいと候補が決定して
おりますが、あえて申し上げます。
この減収を見て、経営の様子見ということで3年契約をしていたものの延長という契約にできないか。
つまり1、2年の様子見をすることができないか、その後に改めて5年契約という形を採る方法がない
のかどうか、その二つお聞かせください。
(議長 寺島渉)
小林産業観光課長。
(産業観光課長 小林秀雄)
最初の見込みでございますけれども、先ほどの説明のとおり天狗の館自体はこの4月から 12 月まで
の4分の3四半期の中では、H26、9万 5,125 人ということで、前年 H25 は 10 万 6,936 人でしたから、
利用者数におきましては前年度対比 89 パーセントということで、11 パーセントほど減になっておりま
す。
しかしながら、歳入面では前年 H25 は3千 745 万 2,855 円に対して、H26 は3千 919 万 7,965 円とい
うことで前年度対比、入館料、室料につきましては 105 パーセントになっております。5パーセントの
伸びになっております。
ただオーガニックリゾート全体といたしますと、ゴルフ場の利用者の売り上げが約 10 パーセント強
減っておりますので、観光施設全体とすれば、オーガニックリゾート全体の売り上げとすれば、やはり
前年度対比 10 パーセントくらいの減にはなるのではないかと見込まれます。
温泉自体につきましては、先ほど言ったとおり天狗の館の入館料・室料については5パーセントの増
になっておりますが、他の原因もありますもので全体とすれば 10 パーセントぐらい減になるかと思わ
れます。
(議長 寺島渉)
二点目の質問、峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
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5年については条例を変更してきている、条例で設置してきていますので、ちょっと1,2年を仮に
やってみて良かったらその後5年というような、そういう運用はちょっと今の条例に中では難しいとい
うふうに考えています。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方、大川議員。
(2番 大川憲明)
先ほど副町長から説明がありましたけれども、一点ちょっと聞きたいんですけれども、指定期間の 27
年から 32 年の3月 31 日までで、オーガニックリゾートで予算書を作ったと言いましたよね、先ほど。
その予算書はどのぐらいの売り上げの伸び率とか利益の伸び率をみてありますか、この5年でどのく
らい伸ばす予定だか、それをお聞きしたいと思います。
(議長 寺島渉)
近藤副町長。
(副町長 近藤邦彦)
オーガニックリゾートから示されております関係では、27 年度で収入の方では2億6千 50 万円、そ
れから 28 年度では2億6千 150 万円、29 年度では2億6千 250 万円、30 年度では2億6千 350 万円、
31 年度では2億6千 450 万円、ということで 100 万円ずつの増を見込んで示されております。
それから収支の関係ですけれども、27 年度 200 万円、28 年度が 204 万円、29 年度が 244 万円、30 年
度が 350 万円、31 年度が 364 万円という内容でございます。
(議長 寺島渉)
他に、大川議員。
(2番 大川憲明)
今、売り上げと利益の5年間のをお聞きしました。
それでそうなった時に、この5年間で飯綱町はあそこの設備を維持するためにどのぐらいのお金を出
す予定ですか、その辺ちょっとお聞きしたいですが。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
お答えを申し上げます。
向こう5年の積算をしてございませんけれども、実施計画のローリング 27、28、29 年度でいわゆる
東高原の観光施設の整備事業費、これは結構大きいものがございます。
すぐ、ボートの桟橋をやり替えたいということや、スーパースライダーの一部修理をしなければなら
ないとか、やっぱり2千万、3千万円ぐらいの設備投資費が上がってくるだろうというふうに思ってい
ます。
(議長 寺島渉)
大川議員。
(2番 大川憲明)
今、町からはかなりの金額がオーガニックリゾートへ出すということになります。
そうするとですね、昨年 400 万円の町への利用料ですか、あれが 650 万円に上がったけれども、しか
し幾ら福祉のためとは言えどもね、これ普通の民間企業だったらそれだけのお金を出して、これっぽっ
ちの利益しか上がらない5年間でね、上げられないなんて言えば経営者としては失格だと言われますよ。
だからその辺をしっかりチェックしてもらえるのかどうか、それが私一番心配なんですよ。
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だから担当課の課長も町長もそうですけれども、これしっかりチェックしてもらわないと、結果で金
はいっぱい出したけれども全然利益が上がらないから、また 650 万円から 400 万円に下げてくれなんて
言い出したら目も当てられないことになりますよね。
上げるのなら当初のオーガニックやりだしたように、あのぐらいの金額を本来貰うのが普通なんです
よね、一般企業だったら。
自分で自分の設備投資をして、そして利益を上げていくのなら。町が設備投資の大部分を出している
ということを肝に銘じるようにしないと、これ5年間で本当におかしくなってしまう。
もしそれが変なふうになれば、飯綱リゾートスキー場がおかしくなった時と同じで、議員までチェッ
ク機能が無かったんじゃないかと、そういうふうに言われるのがオチです。
だからしっかりとしたあれをやってもらいたいと私は思います。以上です。
(議長 寺島渉)
これ質疑やっているので。
(2番 大川憲明)
すいません、その辺をお聞かせください。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
大変なご指摘だというふうに思っています。
但し、大きな発想のもとは、あそこは地域総合整備債という国の交付税で照会の時に約 64、65 パー
セントを見てくれるというような有利な起債でスタートをしております。
それはあくまでも、町民等々のいわゆる福利の施設だという判断でランニングコスト、運営がトント
ンになるような経営であればよしとする程度の利用料金の設定というのも、そういう判断の中に言って
いる経過はございます。
しかし、今こういう時代になってきて、おっしゃるとおりに唯々そこに観光施設にお金をつぎ込んで
いくというのは、私は大きな考え直さなきゃならない時代になってきていると思いますけれども、じゃ
あ直営、今の管理の仕方とすれば直営にするか指定管理に出すか、どちらかにしなさいというこの二つ
の選択を迫られております。
直営ということで町の職員として抱えて運営してきた時代も実は最初の頃にございました。
しかし、極端に言えば今、だいぶ職員も目覚めて違いますけれども、5時 15 分を過ぎれば、お客様
さようならと言うのでは全然サービスにならないと、こういうことで民間への委託というような形で、
しかも経費が少なくとも直営よりも安く済むと、そんなことでやってきた経過はあるのですが、ただそ
れはそれとして、今の業者さんを選ぶ判定委員会というひとつの委員会と日頃どんなふうにやってもう
少しこういう点に注意してもらわなきゃ困るじゃないですかという、その連絡協議会みたいのは別に組
織として持っているんです。
この連絡協議会の方がこれから毎年開催をしていくようになっているんですが、ここでどういう厳し
い指導をしていくかというのが、大きな私は生かし方だというふうに思っていまして、それは飯綱リゾ
ート問題等々でいろんな経過があった中で議会からの時の議長の寺島議長あたりからも強くあったの
ですが、関係者が集まって、それで今、任せっぱなしじゃなくて十分そこで、どうだこうだ、値上げに
ついてはどうなんだ、本気に今のバランスシートはどうなっているんだと、こういうことをしっかり指
導していくことが大事だし、そういう期間を設定していくのが大事ということで、もちろんそういう要
綱も今出来て動いておりますので、ここを強化して注視をしていきたい、大きな意味ではおっしゃると
おり監査、指導も含めて徹底をしていきたいとこういうふうに思っています。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方、原田征夫議員。
(5番 原田征夫)
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今更ながらの確認ですが、指定管理者を募集する際に 450 万円なりの納付金のことがその中に書いて
あるのかどうかという点と、この納付金について、この指定管理者の制度、地方自治法の 244 条の中で
納付すること自体が違反にならないかどうか、その辺の確認をとっているかお尋ねいたします。
(議長 寺島渉)
小林産業観光課長。
(産業観光課長 小林秀雄)
指定管理者を募集する時に仕様書がございまして、その中では納付金 650 万円について書いてござい
ます。説明しております。
(議長 寺島渉)
原田征夫議員。
(5番 原田征夫)
650 万円をなぜ納めるかということがそこに書いてあるかどうかという問題と、今言った 650 万円を
納付すること自体が今申し上げました地方自治法の 244 条のとこに、私は個人的にはちょっと抵触する
ような気がして今、質問しているのですが、本来なら、そういう条件付きの指定管理者制度というのは
無いと思うんだけど、その辺はどうか。
それが正しいとすれば全然問題がないんですが、ちょっと確認のために質問しました。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
自治法上の、ちょっと私も、そうですなという感じを持ったんですが、一般的に公の施設を指定管理
している長野市であろうが須坂市であろうが、いわゆる負担金というか協力金というか、納付金を義務
付けているという指定管理はほとんど無いように思っています。
逆に言えば、指定管理料を申し上げて管理をしていただいているという、そういうことかなというふ
うに思っているんですが、ただし自治法上、その収入の納めていただき方にもよるというふうに思いま
すもので、ちょっと自治法上の関係については少し調査をさせていただきたいと思っています。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方おられますか。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め質疑を終結します。
これから本案について討論を行います。まず原案に反対者の発言を許します。目須田議員。
(4番 目須田修)
4番、目須田です。
審査会のご努力は十分に承知しております。
あえて反対の意見を申し上げます。
まず一、5年という長期の契約は指定管理者が固定してしまうと、理由はノウハウが特出してしまっ
たり、引継ぎ等の問題を含めて他社の参入を困難にしています。本当の指定席になりかねません。
二つ目、経営のマンネリによる減収を改良できなくしている可能性があります。
三つ目、経営が不安定になればサービスが落ちるというマイナススパイラルにはまっても5年を待た
なければならないという長期間と感じております。
次に、5年の長期は町の直営より優れているという保証はなく、町の直営案が出ても変更が困難にな
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平成27年第1回飯綱町議会臨時会 会議録
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る、よって条例が議決されております、5年という条例が議決されておりますが、あえて3年の期間変
更を望みます。以上です。
(議長 寺島渉)
次に原案に賛成者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
次に原案に反対者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め討論を終結し採決を行います。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
(議長 寺島渉)
起立多数です。
従って、議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
(議長 寺島渉)
日程第6、議案第4号、飯綱町公の施設の指定管理者の指定について議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。高野総務課長。
〔説明
総務課長 高野正男〕
(議長 寺島渉)
説明を終結し質疑を行います。質疑ある方おられますか。塚田議員。
(7番 塚田實)
小規模多機能型居宅介護施設については定員に対する稼働状況等、一年に1回報告がございます。
現在の稼働状況と利用者からの異議申し立て、その他、過去の実績がどうか、この二点お伺いします。
(議長 寺島渉)
吉澤保健福祉課長。
(保健福祉課長 吉澤文子)
稼働率について申し上げます。
登録定員が 25 名に対しまして利用者 25 名で 100 パーセントでございます。
もう一点は苦情ですかね、苦情というものはいろいろな機関によって取り上げるわけですが、定例的
に2か月に1回、おこなっていますニチイ主催の関係者会議の中での苦情というのは上がっておりませ
ん。
あと、第三者の苦情につきましてはニチイの構造上、管理者から長野支店本部お客様専門部の方へ上
がるようなシステムになっておりますが、今のところこちらの方へは届いておりません。
(議長 寺島渉)
他に質疑ある方おられますか。
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平成27年第1回飯綱町議会臨時会 会議録
1 月 23 日(金)
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め質疑を終結します。
これから本案について討論を行います。まず原案に反対者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
次に原案に賛成者の発言を許します。
〔なしの声〕
(議長 寺島渉)
なしと認め討論を終結し採決を行います。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
(議長 寺島渉)
起立多数です。
従って、議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
(議長 寺島渉)
以上で本日の日程は全て終了しました。
各位のご協力によりまして、本臨時会に付された事件は全て終了しました。
ここで峯村町長より発言を求められておりますのでこれを許可します。峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
只今は原案どおりのご決定を賜り有難うございました。
奨学金の運用につきましては、利用者が借りやすくまた返済に無理のない形になるよう今後も努力し
ていきたいと考えております。
補正予算の関係ですが年度末ということもあり、それぞれの事業を迅速に進めていく必要がございま
す。予算の執行、工事等の発注など間違いのない事務を進めてまいります。
指定管理についてですが指定期間が長くなったことも含め、施設運営に対する指導、監督など一層徹
底していく必要があると感じております。
議員各位にはいろいろな面で今後ともご指導、ご協力を頂きますようお願い申し上げ、御礼の挨拶と
いたします。
(議長 寺島渉)
以上をもちまして会議を閉じ、平成 27 年第1回飯綱町議会臨時会を閉会といたします。
どうもご苦労様でした。
【
閉会 午前11時24分
】
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