平成 27 年 5 月 27 日 高岡市農業協同組合 高岡農林振興センター 8月咲き小ギクの栽培管理情報 [かん水の徹底] ・しばらく高温乾燥が続くと予想されるので、十分かん水し、草丈の確保に努めてくだ さい。 →株元が乾いてきたらかん水、葉色が薄い場合は液肥をかん注 [作業完了の確認] ・殺虫粒剤の施用 摘心後の株元への粒剤施用がまだ終わっていない場合は早急に施用してください。 →「ダントツ粒剤」(1~2g/株)等 ・摘心 摘心漏れがないかどうか再度確認し、漏れがあれば早急に摘心してください。 ・エスレル散布(5月中) 草姿が乱れるので、6 月以降は散布しないで下さい。 [病害虫防除] ・定期防除の徹底に加え、状況に応じて以下の対応をとってください。 ①重要病害である「白さび病」の発生が一部で見られます(最初は下葉に白色小斑点、 次第に黄色になり上位葉・隣株に広がる)。発生したら、速やかに治療剤を散布して ください。 →「アミスター20フロアブル」(2,000 倍)、「ラリー乳剤」(3,000 倍)等 ②高温乾燥によりアブラムシの発生が予想されます。新葉等に発生したら、 →「アドマイヤーフロアブル」 (2,000 倍)、 「モスピラン水溶剤」(2,000~4,000 倍) 等 [カルシウム剤の散布] ・生育期に乾燥が続くと、カルシウムが吸収されず、新芽に白く枯れた症状が発生する ことがあるため、予防対策として、カルシウム剤を防除時に混用して散布します。 →「カルプラス」(500 倍) ※カルプラスを希釈してから農薬を混用すること
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