第280号

研究授業
H27.10.15
第280号
私が家から持って来たほおずきとミ
ニくりを見て、そろそろ生けておくこ
とができないなあーと感じていたら、
早速 M さんが色画用紙で敷物を作っ
て下さり、何だか秋を堪能できるよう
な飾り付けをして下さった。
文化祭などで作品を飾る場合も、仮
に即席でもちょっとした心遣いでより
子供たちの作品が光る演出が可能なの
ではないかなどと、常に感じている。
学校では「各学年、各クラス、足並
みを揃えて」と言われることがある。
足並みを揃えるのは 、「誰のためなのか?」という本質的な処を忘れることさ
えなければこの言葉はとても有効である。足並みを揃えながら、子供たちのた
めにどのような創意や工夫ができるかを忘れないことが肝要である。
私などは子供たちのためになるのな
らば、少しくらいの突出はあってしか
るべきだとさえ思っている。誤解を恐
れずに言うならば、行きすぎた創意や
工夫があってこそ進歩はあるのだと思
っている。時にそれが予想に反してう
まく行かなければ、そこでたしなめた
り修正させることはまさに私の役目な
のだと常々思っている。先生方には、
「子供のためなら突出はときに必要」
だと念頭に置いて物事を進めてほし
い。
さて、昨日は本校の1年4組で砺波
地区の社会科の先生方全てが集まっての研修会が行われた。普段から明るく元
気な1年生なので、私は何にも心配していなかった。授業前4組の教室へ行く
と殆どの子供の姿が無い。
「えっ!もしかして…」傍にいた数人の女の子に「い
ったいみんなは何処へ行ったの?」と尋ねると、「体育館で遊んでいます!」
と笑顔で答えてくれた。
私など変わっているので、それだけ
で子供たちにもう二重丸をあげたくな
った 。「13歳、研究授業よりも体育
館で遊び惚ける。それこそが13歳の
あるべき姿」などと、心の中でほくそ
笑んでいた。まあー、先生方には「ち
ゃんと教室へ入れとかんにゃ!」と注
意したのだが…。
授業は、本当に先生も子供たちも一
生懸命であった。何よりも先生と子供
たちが互いに相手を分かり合おうと努
力している姿が美しいし、いじらしい。
先生はこの子たちが大好きなんだな。子供たちもこの先生が大好きなんだな。
そんな互いの気持ちが呼応しているような授業であった。しかし、教師はそこ
で安心してはならない。より高いレベルで子供たちに何を学ばせ、何を身に付
けさせるのかを厳しく自分自身に問い続ければならないと思う。
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