株式会社メニコン 会社説明資料(証券コード:7780) 2015年6月 会社概要 会社名 株式会社メニコン (英訳名 Menicon Co., Ltd.) 本店所在地 名古屋市中区葵三丁目21 番19 号 設立年月日 昭和32年7月20日 (登記上 昭和18年10月23日) 代表者の役職氏名 取締役兼代表執行役社長 田中 英成 事業の内容 コンタクトレンズおよびケア商品の開発・製造販売、動物用医療製 品等・稲わらの分解促進剤等・生殖補助医療および先端医療分野 の製品開発・販売等 資本金 1,769百万円(2015年3月末現在) 売上高 連結:63,131百万円(2015年3月期実績見込) 工場等 総合研究所(愛知県春日井市)、技術研究所(岐阜県各務原市)、 関工場(岐阜県関市) 国内子会社 ㈱メニコンネクト(名古屋市中区)、㈱ダブリュ・アイ・システム(東京 都豊島区) 在外子会社 Menicon SAS(フランス・クリシー)、Menicon Pharma SAS(フラン ス・ストラスブール)、Menicon Holdings B.V.(オランダ・アムステル ダム)、David Thomas Contact Lenses Ltd.(イギリス・ノーザンプトン)、Menicon Singapore Pte. Ltd.(シンガポール)、NKL Contactlenzen B.V.(オ ランダ・エメン) 1 直近の業績推移-売上高、営業利益ともに堅調に推移 (連結)売上高、のれん償却前営業利益推移 (連結)15/3期四半期売上高、営業利益推移 左軸:売上高(十億円)、右軸:営業利益、のれん償却額(十億円) 左軸:売上高(十億円)、右軸:営業利益(十億円) 65.0 9.0 17.0 売上高:CAGR4.4% 63.1 (13/3期~15/3期) 2.0 消費増税による影響 16.4 62.2 16.1 16.0 60.0 6.0 のれん償却前営業利益 :CAGR3.6% (13/3期~15/3期) 57.9 3.9 3.3 55.0 1.1 1.0 14.7 3.0 0.4 14.0 2.3 13/3期 14/3期 2.9 50.0 営業利益 15/3期 のれん償却額 0.5 0.2 0.0 売上高 1.0 1.0 1.0 2.5 1.5 1.2 15.0 3.6 16.0 0.0 13.0 1Q 2Q 売上高 3Q 4Q 営業利益 2 メニコンのビジネスモデル(コンタクトレンズ事業) メニコン直営店 41店舗 メニコンネクト 郡上工場 WIS 76店舗 商品卸/提携関係 各務原工場 新製品(1day) 生産拠点 全国のCL販売店 ドラッグストア 等 内、メルスプラン加盟施設 全国 1,667施設 メニコングループ(海外) 製品 海外研究開発拠点 NKL Contactlenzen B.V ※店舗数、加盟施設数は2015年4月現在 シンガポール工場 オランダ工場 フランス現法 イギリス現法 提携先を通じて 販売 海外市場 コンタクトレンズ ・ ケア用品メーカー 素材 開発 技術研究所 新たな生産技術の 研究開発 ユーザー 原材料 メニコン 関工場 販売機能 全国117店舗 コンタクトレンズ・ ケア用品の販売 メルスプランの提供 原材料メーカー 素材 開発 研究開発機能 総合研究所 素材等の 基材関連の 研究開発 臨床研究所 瞳への安全性と 製品の有効性を 臨床評価 メニコングループ(国内) 製造機能 3 国内市場シェア(2013年) 全体 その他 24% 市場規模 1,948億円 C社 9% B社 12% コンベンショナル B社 8% A社 10% メニコン 18% ディスポーザブル・定期交換 その他 17% C社 6% A社 37% その他 22% 市場規模 199億円 メニコン 59% C社 10% メニコン 13% 市場規模 1,748億円 A社 41% B社 14% 4 出典:矢野経済研究所 コンタクトレンズ市場予想 - 安定的な成長が見込まれるコンタクトレンズ市場 コンタクトレンズの市場規模予測 (2009~2019年予想のCAGR) 市場全体 : 2.8% ディスポーザブル・定期交換 : 3.4% 1DAY : 4.6% 市場規模 (十億円) 装用人口 (万人) 300 1,800 250 1,500 200 1,200 150 900 100 600 50 300 0 0 2009 市場全体 2010 2011 ディスポーザブル・定期交換 2012 2013 内内、1day 2014予想 内、コンベンショナル 2019予想 総装用者人口 出典:矢野経済研究所 5 長期計画「Vision2020」達成に向けたメニコンの成長戦略 長期計画「Vision2020」の達成 メルスプランの成長 海外事業の成長 新規事業の成長 メルスプラン成長戦略 メルスシステム加盟店1,667店(平成27年4月末) 会員数111万人(平成27年4月末) 新製品戦略 ディスポーザブルレンズ・定期交換レンズでの新製品投入 生産インフラ体制の強化 海外事業展開 海外マーケットにおける成長ポテンシャル 透明性の高いガバナンス体制によるスピード感のある経営判断 2010年より委員会設置会社へ移行 新規事業 再生医療分野、バイオ細胞分野等におけるポテンシャル 6 メルスプランのサービスシステム Menicon Eye Life Support Plan •メニコンの高品質なコンタクトレンズを常にベストコンディションで使い続ける、ユーザーの瞳の健康を 最優先した全く新しいサービスシステム ご入会 規格調整 新レンズ2枚(両眼分)提供 度数・レンズ種類の変更 破損保証 紛失保証 取り換え保証 紛失時には新品提供 (一部負担金必要) キズ、取れない汚れ等 1年後 リニューアルサービス 継続的な アイライフサポート 調子が良くても一年 ごとに新品交換 眼科医の判断のもと、上記サービスが何度でも受けられる。 7 メルスプランによる流通構造の変革 代金 通常販売 メーカー 流通構造の 代金 販売店 製品 ユーザー 製品・サービス 改革 メニコン ユーザー (会員) 月会費 製品 販売手数料 継続的な パートナー シップ サービス 販売店 (加盟施設) 8 メルスプランのメリット 健全な経済活動 サイクルの再構築 ユーザー 高品質なレンズ 適正なサービス 安心 販売店 メーカー (処方家) 安定した利益 確実なユーザーフォロー 研究開発への投資 安定した利益 (ユーザーに還元) (価格競争からの脱却) 9 過年度の業績推移 ディスポーザブルレンズ 日本上陸 取締役就任 メルスプラン 発想 社長就任 売上高(単体) 物販 MELSPLAN 過去 現在 10 メルスプランの着実な成長実績 メルスプラン売上高推移 メルスプラン累積会員数推移 十億円 千人 111万人 40.0 CAGR 8.1% (13/3期~15/3期) 31.3 28.9 30.0 26.8 20.0 13/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 14/3期 15/3期 15/4末 メルスプラン会員数 11 海外事業展開 海外市場規模 海外売上高(連結)推移 百万ドル 百万円 10,000 CAGR4.4%(2008~2012) (13/3期~15/3期) 10,000 6,096 5,000 CAGR 17.1% 6,258 6,646 6,916 1,919 2,000 7,245 7,500 2,044 1,674 572 1,609 1,766 704 1,465 757 1,486 788 1,533 1,666 2,241 2,323 2,485 2,595 2,789 2008 2009 2010 2011 2012 746 5,000 Japan Asia Pacific(除くJapan) 5,820 6,592 5,192 2,500 497 499 405 223 0 Americas 7,980 7,496 6,500 580 808 0 13/3期 EMEA 合計 14/3期 欧州 北米 15/3期 アジア 出所:Veris Consulting, Inc. 注釈:最上段の数値は合計値AmericasにはUS、Canada、Latin Americaを含む 海外コンタクトレンズ関連事業拡大に向けた施策 M&A • M&Aを積極的に活用し、コンタクトレンズ装用人口の多い欧州、北米、アジア・オセアニアをカバーす る製造販売拠点を確立 海外向けブランド • 欧州やアジアにおいて、日本と同様に今後ディスポーザブル・定期交換レンズへのシフトが本格化す ることを見据え、1dayセグメントの海外向けブランド「Miru」を立ち上げ 12 透明性の高いガバナンス体制によるスピード感のある経営判断 ガバナンスの変革 執行役会 執行役10名 取締役会 取締役8名(内、社外 取締役5名) 取締役兼 代表執行役 取締役 監視 監 報 監 指 社外取締役 指 報 指 報 監 監 監 監・・・監査委員 指・・・指名委員 報・・・報酬委員 経営の透明性向上/業務執行の迅速化 企業体質の変革 ~利益体質強化を追求~ グローバル企業への脱皮 13 新規事業 1 動物医療(眼科)事業 • 動物医療(眼科)事業におけるオンリーワン企 業となることを目指し、グローバルに事業を展 開 2 環境バイオ事業 2) •洗浄剤の開発過程において発見した新種菌 から産生される酵素の強力な分解力に注目し 活用した環境エコ事業 犬用眼内レンズ 畜産分野 治療用コンタクトレンズ 農業分野 動物用医療機器 飼料分野 サプリメント コーヒー豆粕飼料 3 ライフサイエンス事業 3) • 新規事業の中で最も将来的に期待が大きい事業、上海R&M社との合弁事業もスタート 不妊治療向けサプリメント 三次元細胞培養試験 皮膚培養(中国事業) 婦人科分野向けサプリメント 研究用理化学製品(止血剤等) 14 新規事業(事例) 2 環境バイオ事業-事例(スターバックスコーヒー ジャパンとの協働) •食品廃棄物であったコーヒー豆粕を回収し乳酸発酵させることで長期保存と飼料としての利用を可能 にする技術を確立 出所 スターバックスコーヒー ジャパン株式会社 HPより 15
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