中 学 部 経 営 計 画 - 東京都立清瀬特別支援学校

平成27年度
中 学 部 経 営 計 画
中
学部主幹
東京都立清瀬特別支援学校
尼子 創一
印
学校教育目標
1.強い心と体を育てる。
2.みんなと仲良くはげましあう。
3.生きる喜びと、働く喜びを培う。
4.よい生活習慣と基礎的な学力を養う。
学
部
目
強く ・ 仲良く ・ はげまし合う
(心身) (協調) (人間愛)
標
1.健康な心と体を育てる。
2.友達と協力する姿勢と人を思いやる力を育てる。
3.社会のルールやマナーを守り、決められた役割を果たす力を育てる。
4.物事を認識する力や表現する力を育てる。
学 部 の 実 態
(1)学部編制
・生徒数69名(男子44名,女子25名)学級数16学級(重度重複学級7学級,普通学級9学級うち自閉症学級3学
級)
(2)学級編成
・1年生30名(男子19名、女子11名)、学級担任12名
学級数7学級(普通学級:4学級うち自閉症学級1学級、重度重複学級:3学級)
・2年生18名(男子12名、女子6名)、学級担任7名
学級数4学級(普通学級:2学級うち自閉症学級1学級、重度重複学級:2学級)
・3年生21名(男子13名女子8名)、学級担任7名
学級数5学級(普通学級:3学級うち自閉症学級1学級、重度重複学級:2学級)
(3)生徒の実態
・障害の状態は、知的障害に重複して、てんかん、脳性まひ、自閉症及びその傾向、ダウン症及び染色体異
常、聴覚障害・視覚障害等がある。アスペルガー症候群、学習障害、ADHDの診断を受けている生徒もいる。知
的障害の程度が重度から軽度の生徒まで在籍し幅が広い。一人一人の発達段階や課題は、基本的生活習慣
の確立や情緒の安定が課題の生徒からコミュニケーション能力や社会性の向上が課題の生徒まで幅広く多様
である。 ・生徒の住所:清瀬市17名、東久留米市27名、東村山市24名、他1名。
・近隣福祉施設(東村山福祉園)に在籍している生徒が11名である。
学 部 経 営 の 基 本 方 針
中学部の3年間は、第二次性徴などにより心身共に変化が大きい。自我が形成され、自己と向き合う中で友
だち関係が形成され、コミュニケーション能力の向上や社会性の広がりがみられる。心身の変化にとまどいを覚
えることもあるが、徐々に自己や他者を肯定的に受け入れていくことができるよう、個に応じた適切な教育的支
援に努めていく。学校経営計画をもとに、学区域の実情や在籍児童の実態を十分にふまえ、教育課程を編成す
る。一人一人の発達段階・課題を把握し、基本的生活習慣の指導はもとより、基礎学力の定着や社会性の向上
を図り、自立・社会参加に向け、以下の基本方針を策定し指導の充実に努める。
1 人権を尊重した教育の充実
・自己肯定感、互いの尊重、感動できる豊かな心の育成を、さまざまな教育活動で展開する。
2.健康づくりの推進
・基本的生活習慣を確立し、体育等の授業を通して、健康増進や体力の維持向上を図る。
・家庭や主治医、養護教諭や栄養士と連携しながら健康指導の充実を図る。
3.学習指導の充実
・障害の状況や特性を共通理解し、個々の児童の発達や年齢を大切にした指導を展開する。
・アセスメントを実施し、科学的知見に基づいた指導の充実を図り、基礎基本の定着に努める。
・生徒の障害の状態・特性に応じた指導の充実、「社会性の学習」に関する指導内容の充実を図る。
・キャリア教育の視点に立ち、生徒の自立や社会参加を意識した教育内容の改善、充実を図る。
4.生活指導の充実
・個々の課題を明確にし、家庭や関係機関との連携を図りながら基本的生活習慣の確立に努める。
・生徒の実態や家庭状況を踏まえ、一人通学に向けた指導を推進する。
5.特別活動の充実
・行事を通して、協力し合う気持ちや集団としてのまとまりを高め、自立心や社会性を育む。
6.研修研究活動の充実
・生徒の障害特性や指導方法を、科学的知見に基づき理解し、保護者への説明責任を果たす。そのための
授業研究や研修研究を推進し、教員経験年数に応じた専門性を習得し、指導に生かす。
7.教育相談、進路指導の充実を図る
・高等部進学に向けた進路指導の充実を図る。
8.その他
・思春期の心身の変化に対応するために、保健室、医療機関との連携を深める。
組
織
①中学部会(小中統括主幹+学部教員) ②中学部主任会(学年主任+学部主任+小中統括主幹)
③学年会(学年教員)④各教科会、グループ会、各行事担当者会 学部経営計画 1/2