新潟県立高田特別支援学校 白嶺分校 学校教育目標 「希望」 夢と希望をもち、明るくたくましく生きる生徒 「意欲」 目標に向�かってねばり強く取り組み、前進する生徒 「自立」 自ら考え、表現し、進んで行動する生徒 白嶺分校は、進路学習をとおして将来の就労に向�け取り組んでいます 学校沿革 平成14年5月 平成15年7月 平成16年3月 9月 平成17年1月 2月 3月 4月 平成22年4月 平成23年4月 平成25年4月 平成25年8月 平成25年11月 平成27年3月 ・糸西に養護学校を希望する会(以下、希望する会)発足 ・希望する会、ノーマライゼーションの観点から糸魚川小学校を候補に設定 ・糸魚川小学校が教室配置を変更し、南校舎1階に教室配置を決定 ・分校の名称について公募した結果、「ひすいの里分校」に決定 ・入学者決定(14名) 改修工事着工 ・入学者の保護者への入学説明会、糸魚川小学校職員及びPTAへの分校概要説明 ・改修工事完了、引渡し、備品等搬入 ・開校式・入学式(小学部8名、中学部6名、計14名入学) ・高等部普通科普通学級及び重複学級新設(普通学級7名、重複学級1名入学) ・条例改正により、校名が「高田特別支援学校ひすいの里分校」に変更となる ・条例改正により、小中学部が糸魚川市へ移管され、高等部単独の分校となり、学校名が 「新潟県立高田特別支援学校白嶺分校」となる ・糸魚川白嶺高等学校敷地内に新校舎完成 ・新校舎竣工記念式典 糸魚川白嶺高等学校を会場に挙行する ・自転車小屋を新設し、次年度学校看護師配置のため保健室を拡張する 〒 941-0063 新 潟 県 糸 魚 川 市 清 崎 5 番 2 5 号 T E L 0 2 5 −5 5 3 −9 1 6 0 F A X 0 2 5 −5 5 3 −9 1 6 1 e-mail [email protected] URL http://www.hakurei-tk.nein.ed.jp 白嶺分校の学習 指 導 の 重 点 目 標 <普通学級> 社会人として必要な力を身に付け、社会参加と自立を目指す生徒を育成する。 ①社会生活に必要な態度・知識・技能を身に付けさせる。 ②人とかかわる力を高め、自他を尊重し思いやりの心を育む。 ③ねばり強く学習活動に取り組み、困難なことにも立ち向かえる気力・体力を養う。 ④体験学習を通じて見聞や職業観を広め、勤労意欲を高める。 <重複障害学級> 安定した体調を維持しながら、人とかかわる力や自ら活動しようとする力を育てる。 ①学習や日常の活動に自分から進んで取り組もうとする力を育てる。 ②友達や周りの大人とかかわる力を高め、コミュニケーションの幅を広げる。 ③生徒の体調を考慮した教室環境の中で、体調を安定させながら生活させる。 実施している教科と週時数 1校時は45分で実施 ( )内は領域・教科を合わせた指導で実施 普通学級 領域・教科を合わせた指導 教科等 日常 家庭 社会 日常 作業 生活 生活 学年 (SHR) 生活 生活 (清掃) 学習 1 年 2 年 3 年 4 4 4 3 3 3 4 4 4 1 1 1 教 科 別 の 指 導 領域別の指導 合計 総合的な 学習の 時間 10 2 2 4 1 1 ( 1 ) 2 ( 1 ) 34 10 2 2 4 1 1 ( 1 ) 2 ( 1 ) 34 10 2 2 4 1 1 ( 1 ) 2 ( 1 ) 34 37 37 51 保健 選択 国語 数学 体育 情報 教科 道徳 特別 活動 自立 活動 *「総合的な学習の時間」は、年間の総時数 重複障害学級 教科 自 立 活 動 領域 学年 1 個別 学習 からだ うた リズム ことば ふれる つくる 特 活 生 活 18.9 10 1 1 1 1 1 生徒数 卒業生の進路 1 0 1 10 8 18 24 年度 25 年度 26 年度 自 立 訓 練 3 3 2 2 0 1 3 2 2 1 0 3 合 計 2 3 5 支就 就 援労 支労 A継 援移 型続 行 2 3 5 計 1年 福祉就労※2 1年 2年 3年 就労先 一 等 般 就 労 年度 ※ 1 重複 普 通 5 2 7 合 計 ( 1 ) 33.9 学級 男女 男 女 計 道 徳 9 5 8 ※1 一般就労:障害者の就労形態の一つ。一般の企業などで雇用契約に基づいて就業する。 ※2 福祉就労:障害者の就労形態の一つ。障害福祉サービス事業所などで就労することをいう。 ◎糸魚川市内の障害福祉サービス事業所:ウエルフェアカネヨ 好望こまくさ ワークセンターにしうみ 支援センターささゆり あけぼの福祉作業所 青空工房 いちょうの家 ひまわり作業所 メモリアールホームみずほ エスポアールはやかわ 等 就労を目指した進路学習の取組 白嶺分校では、卒業後の生徒の就労を目指し、進路学習の充実を図っている。 進路指導目標 ・社会生活に向けて、必要な態度・知識・技能を育成する。 ・一人一人の適性を活かした進路選択と進路決定を充実させる。 進路指導の努力事項 ①作業学習の時間や校内実習・職場実習を中心 に、学校生活全体を通して、進路にかかわる 学習の効果的な実践を行う。 ②礼儀正しさを身に付けさせる。 ③自分の仕事を最後まで行う態度を身に付けら れるように支援する。 ④卒業後の希望をもち、進んで仕事に取り組み、 周りの人と協力して活動に取り組む力を養 う。 ⑤進路先の企業開拓、卒業生の就労定着支援の 実施。 作業学習の様子 一人一人の適性を活かし、グループに分かれた取組の実施 組立班 地域の事業所から受注した部品 の袋詰め作業 市役所での委託作業 封筒のゴム印押しや書類のシュ レッダー掛けなど、各課より依頼 を受けた事務作業 (作業学習は週10時間実施) クラフト班 使用済み点字新聞を切り貼りし た封筒作成 スーパーでの実習 地元スーパーのバックヤード で青果の袋詰めやラベルシール 貼り作業 手芸班 織機を使って「さをり織り」や着 物の解体作業 公園清掃作業 グループに分かれて市内3カ所 の公衆トイレの清掃作業。(奉仕 的な活動を通じた地域との連携) 職場実習・校内実習 < 職 場 実 習 の 目 的 > 働く体験を通して、働くことの大切さや喜び、就業するために求められる知識、技能、態度を育てる。 <期 間 > 6月に3週間、10月に3週間連続して実施。 < 職 場 実 習 > 実際に企業や福祉事業所に出向いて実習を行う。 < 校 内 実 習 > 校内で実習を行い、基本的な知識、技能、態度を身につける。 職場実習先 (平成24年〜26年) 配電基盤製作会社 機械部品製作会社 製菓業 クリーニング業 養鶏業 介護施設 自動車整備工場 野菜水耕栽培 化学工業 スーパーマーケット ワークセンターにしうみ(就労移行支援) 好望こまくさ(就労移行支援) あけぼの福祉作業所(地域活動支援センター) ウェルフェア・カネヨ(就労継続支援A型) 支援センターささゆり〔生活介護・自立訓練(生活訓練)〕 校内実習内容 組立班 手先班 美化班 市役所での委託作業班 進路学習に関連した学習の取組 ◎1年生の段階で、福祉事務所、障害者支援センター、ハローワークの利用など、実際に現場に出向いたり、学 校に講師を招いたりして指導を行う。特に、ハローワークの担当者からは、進路に向けた心構え、就職までの 具体的な手続き、相談のシステムなどを教えていただき、自分の進路や卒業後の生活について考える重要な学 習になっている。 ◎国語・数学・社会生活の学習では、基本的な読み書きや計算の他に、挨拶・礼儀、礼状や挨拶文の書き方、銀 行の利用の仕方、キャッシュカードの利用、携帯電話やインターネットの利用とモラルなど、卒業後に実際に 使え、役に立つ内容を中心に据え、生徒一人一人に合わせた内容の学習を実施。 校舎見学・学習見学の申し込み 学校関係者や保護者だけでなく、企業や福祉関係の方々の見学も歓迎いたします。 校舎及び学習の様子について見学を希望される方は、事前に白嶺分校教頭まで連絡をお願いします。 学校周�辺図 白嶺分校への進学をお考えの生徒 及びその保護者、地域の皆様、企業 や福祉関係の皆様から校舎や学習の 様子についてご覧いただきたいと思 います。多くの皆様のご来校をお待 ちしております。
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