北村 信人

きたむら
のぶひと
北村
信人
(平成19年入職)〈消防士長〉警防部
情報指令課
【業務内容】
私が現在勤務している部署は情報指令課で
す。主な業務は市民からの119番通報を受
け、迅速確実に聴取を行い救急車、消防車を
災害現場へ向かわせることです。消防といえ
ば、人命救助、火災の消火や、傷病者の応急
処置・搬送というイメージが思い浮かぶと思
いますが、情報指令課は市民と消防の窓口で
あり災害現場の最前線であります。心肺停止
の傷病者からの通報では、通報者に口頭指導
を行い、心肺蘇生法を実施してもらうよう指
導しています。通報者は慌てている場合が多
く、心肺蘇生法をわかりやすく説明すること
は高度な知識と技術が必要です。他にも「食事が喉に詰まった」「転倒して出血がとまらない」な
ど通報は多岐にわたりますができる限りの応急処置を伝えています。情報指令課は、現場に向かう
隊員と違い、声でしか伝えることができないので親切・丁寧、且つその場に合わせた臨機応変の対
応を心掛け、市民が安心して暮らせるまちづくりを目指し、日々業務に取り組んでいます。
【仕事に対するやりがい】
突然、心臓や呼吸が止まってしまった場合救命処置の開始が遅れるにつれて、命を助けることは
急速に困難になっていきます。1分1秒でも早い応急処置を実施することが重要であり、通報者や
その場に居合わせた方が心肺蘇生法を実施することで救命率は大きく変わってきます。
心肺停止の通報があった場合、口頭指導を行い傷病者がその後、救急隊に引き継ぎその方が無事
に社会復帰したことを聞くと仕事に対する大きなやりがいを感じます。情報指令課は災害現場が見
えません。今までの経験や知識を活用し、数秒間の会話で少しでも不安を和らげるよう努めていま
す。人の命を救うことは簡単なことではあ
りません。だからこそやり遂げたときには
大きな達成感があります。
消防は市民の安全と安心の為に災害現
場に向かっていきます。そこには消防にし
かできないことがあるからです。これから
も、市民の生命と財産を守るという崇高な
使命感を胸に日々業務に励んでいきたい
と思います。