Total Solution Kyoto インプラント塾 TSKインプラント塾 塾頭 挨拶 2015年度 塾目標 １．高齢化社会におけるインプラント の治療指針を明確にする ２．DocumentationとEvidenceに基づいた インプラント治療を徹底する 北海道大学卒業 元京都大学医学研究科口腔外科分野講師 元イエテボリ大学客員教授 メディカルライフ・クオリティー顧問 第58回TSK 特別講演 牧草 一人先生 Implantology New reality vs Dogma 牧草歯科医院 歯学博士 日本歯周病学会専門医／指導医 大阪歯科大学 解剖学講座講師 （非常勤） OJ 常任理事／学術委員会委員長 JIPI 主宰 坪井 陽一 DDS PhD 牧草 一人 先生 第58回TSK 基調講演 坪井陽一 第58回TSK 月例会 2015年5月14日（木） PM 6:00～9:00 塾 要 項 塾 目 標：基本に忠実なインプラント治療の実践、 最新技術と最新機材機器の徹底理解 内 容 ： 基調講義、特別講演、症例報告 主 催 ： Total Solution Kyoto （TSK） 対 象 ： 歯科医師、コメディカルスタッフ 定 員 ： ５０名 参 加 費： １名 ￥5,000 （当日払） お問合せ先 ：TSK事務局 〒606-0003 京都市左京区岩倉南大鷺町52-2 TEL ： 090-3650-7059(坪井携帯） クインテッセンス最新刊 Plastic-Esthetic Periodontal and Implant Surgery ペリオとインプラントのための審美形成外科 Otto Zuhr/Marc Hirzeler 抄読目的：Implant-Perioの基礎の基礎を知る 880ページの大型本の内容をわかりやすく説明し、 インプラント・ペリオの審美の基礎を学びます。 １． ２． ３． ４． ５． ６． ７． 抜歯窩の管理 歯周組織とインプラント周囲組織の解剖 創傷治癒の原則 切開、フラップデザイン、縫合テクニック 歯肉の審美 1 歯肉の審美 2 歯肉の審美 3 E-mail : [email protected] 会 場 メルパルクKYOTO ４F 研修室１ 京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13 2015年度月例会 予定 4/23・5/14・6/18・7/16・9/17・10/15 11/19・12/17 ■参加申込（TSK事務局 E-mail : [email protected] ） ■ 第58回TSK 特別講演 Implantology New reality vs Dogma 牧草歯科医院／大阪歯科大学解剖学講座／JIPI 牧草 一人 歯学博士 日本歯周病学会 専門医／指導医 大阪歯科大学 解剖学講座講師（非常勤） OJ 常任理事／学術委員会委員長 JIPI 主宰 １９８７年 大阪歯科大学卒業 １９９０年 牧草歯科医院 開業 ものごとは「黎明期」から始まり、「成長期」を過ぎて、「成熟期」を迎え、 そしてやがては「衰退期」を迎えて消滅していくのが一般的な流れである。 これをインプラント治療に当てはめれば、ブローネマルク博士の研究から 「黎明期」が始まり、ラフサーフェスの恩恵は「成長期」をもたらし、現代では デジタルテクノロジーにより「成熟期」を迎えているともいえる。もちろん科学 は魔術ではないので、過去の先人たちの実績を無視したものは排除される のはしごく当然なことではある。しかし、インプラント治療のさらなる発展を考 えれば、過去の定説をクリティカルに検証し、過去の呪縛にとらわれない自 由闊達な発想を抑圧するような環境ではやがて「衰退期」を迎えることも必 定であろうことはブローネマルク博士の「Osseointegration」の発見に鑑みれ ば容易に推察できる。インプラント治療に影響を及ぼす因子としては、コネク ション システム、表面性状、ボディデザインの３項目が重要である。その理 由は、コネクション システムが補綴プロトコルに、ボディデザインが外科プロ トコルにそれぞれ影響し、表面性状は直接的にインプラントの成功率に影響 するからである。したがって、開発者側も使用する歯科医師側もこれらインプ ラント治療の核心に関わる変更について慎重になるのはしごく当然のことで ある。 貴会では過去にコネクション システムとしてPlatform Switchingについて 講義する機会を与えていただいていることから、今回はインプラントの表面 性状の違いが生体にどのような影響を及ぼすか、またその影響はどのような 臨床的優位性をもたらすかについて、私自身の基礎研究と臨床結果の両面 から詳細な考察を加え、皆さんと議論してみたいと考える。
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