平成27年度 シラバス ■第1グループ □第2グループ 経済学概論Ⅰ 科目分類 英文表記 Economics Ⅰ 開講年次 ■1年 □2年 □3年 □4年 ふりがな まえだ なおや 開講期間 ■前期 □後期 □通年 □集中 前田 修得単位 科目名 担当者名 授業のテーマ 直哉 法律学科 □必修 観光学科 □必修 ■選択 ■選択 2単位 GDP と経済指標、45 度線モデル分析、貨幣の供給と需要、財市場の均衡と IS 曲線 授業概要 世界全体が不況に喘ぐ今日、マクロ経済政策の在り方が見直されている。このことを理解するためには、 政府の役割を重視するマクロ経済学に関する知識を持っていることが必要不可欠である。本講義の目的 は、マクロ経済学の基礎理論を学ぶことにある。 到達目標 マクロ経済学の基礎理論を理解できるようになる。 授業時間外の 学習 履修条件 講義前に予習、講義後に復習を必ず行うこと。 経済学概論Ⅱも履修することが望ましい。 授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 GDP と経済指標の見方①:付加価値、GDP と GNP、名目 GDP と実質 GDP 第3回 GDP と経済指標の見方②:三面等価の原則、物価指数、GDP デフレーター 第4回 GDP と経済指標の見方③:インフレとデフレ、景気循環、景気基準日付と景気動向指数、短観 第5回 GDP の決定メカニズム①:ケインズ経済学と有効需要の原理 第6回 GDP の決定メカニズム②:ケインズ型消費関数と貯蓄関数 第7回 GDP の決定メカニズム③:45 度線分析 第8回 GDP の決定メカニズム④:限界消費性向と乗数効果 第9回 GDP の決定メカニズム⑤:投資乗数、政府支出乗数、租税乗数 第 10 回 中間試験 第 11 回 投資の限界効率と金利:ケインズの投資理論 第 12 回 財市場の均衡と IS 曲線①:投資と貯蓄の均衡、IS 曲線の導出 第 13 回 財市場の均衡と IS 曲線②:IS 曲線のシフト、均衡を回復する財市場の調整 第 14 回 貨幣の機能とマネーストック:マネタリーベースとマネーストック、信用創造 第 15 回 貨幣需要と金利:ケインズの流動性選好理論 第 16 回 定期試験 テキスト 小林弘明/山田久/佐野晋一/武田巧(2010)『入門マクロ経済学』実教出版を薦める。 参考文献・資料 講義中に適宜、紹介する。 【定期試験(40%)、中間試験(40%)、平常点(20%)】 上記評価項目を基にして、総合的に成績評価を判断する。 ①出席回数が規定に満たない場合は、原則として評価の対象としない。 成績評価の方法 ②出席確認時に不在だった場合は、原則としてその回は欠席とする。 ③講義中に無許可で退出した場合は、欠席扱いとする。 ④就職活動や公共交通機関の運休などでやむをえない事情により欠席する場合は、証明書とともに、欠 席届を提出した場合にのみ考慮の対象とする。 ⑤講義への理解を確認するため、講義中に小テストを行い、その結果は平常点をカウントする上での材 料とする。 成績評価の基準 優(100~80 点)、良(79~70 点)、可(69~60 点)、不可(59~0 点) 水曜日 9:00~10:30 オフィスアワー 金曜日 9:00~10:30 ※これ以外の時間帯は必ず事前に予約すること。 学生への 講義の進め方と成績評価方法については、初回のガイダンスで詳しく説明する。なお、講義進行を著し メッセージ く妨げるような行為や不良な受講態度に対しては、厳格な処置を取る。
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