活動報告No.13(平成25年7月発行) - 稲城市議会議員 中田 中 公式

稲城市議会議員(若葉台ワルツの杜在住)
あたる
中田 中 議員活動報告
No.13
2013.7.17発行
• はじめに
半月遅れの活動報告です。先月は6月議会(会期は6/7~28)が活動の中心となりま
した。6/23の都議選については、無所属ということもあり、応援している候補の決起集
会に顔を出す程度に留め、その分、週末を中心に地域行事(六中運動会、ホタル
の夕べ、など)には積極的に参加させていただきました。これからも若葉台地区
に根付いた活動を心がけていきますので、よろしくお願いします。
市内の道路、公園、特に若葉台周辺へ
の自転車専用レーンの設置について、
一般質問を行いました
(質疑の要点)
・道路へのレーン設置は、ニュータウン地区内の
広い道路であれば、設置可能なので、実態調査
等を踏まえ検討していく
・公園内へのレーン設置は、現時点では考えてい
ないが、他市を参考に検討していく
(主な質問の内容)
質問:市内で発生する自転車事故は年76件(月6.3
件)で、若葉台周辺、矢野口駅周辺、城山通り(中
央図書館前の道)が危険箇所として認識されてい
るとのことだが、現在の市の対応は?
(回答)小3への自転車運転免許証発行や全国交
通安全運動などのマナー向上のための普及啓発
活動や、危険箇所への注意看板や車止めなどの
設置を行っている
質問:車道もしくは歩道に自転車専用レーンを設置
することはできないか?
(回答)南山東部地区や上平尾などの土地区画整
理事業地内ではレーンを設置する予定。それ以
外の地区は今のところ設置予定は無い
質問:公園内に自転車専用レーンを設置することは
できないか?
(回答)自転車のスピードの出し過ぎを助長する可
能性もあるため、レーンの設置は考えていない
質問:若葉台周辺の危険箇所(ワルツ横の坂道、若
葉台公園内の歩道など)への対応は?
(回答)マナー向上への取り組みを第一と考えるが、
多摩ニュータウン区域内は、歩道や車道の幅員が
広いため、自転車専用レーンの設置自体は可能。
今後は利用実態の把握など必要性について調査
検討を行い、多摩中央警察との協議も行っていく。
公園内の自転車専用レーンについては、他市の
公園等の参考にしながら検討していく
※その他、なかよし校舎の存続可能性(裏面参
照) 、ICT活用教育の推進、防災訓練の充実、に
ついても質問を行いました。
はしご消防車の購入議案について、総
務委員会にて質疑を行いました
(議案の概要)
はしご消防車の買い替えを行う。購入金額は、
約1億5950万円、指名競争入札で3社の提案の中
から株式会社モリタに決定した。主な特徴は、以下
のとおり
・はしご高さは35mで、11階まで届く
・4名乗員可能な大型バスケットを装備している
・はしごの昇降がコンピュータ制御で操作性向上
など。買い替えの理由は、現状のはしご自動車
では排ガス規制をクリアするための処理装置がつ
けられないことが明らかになり、使い続けることがで
きなくなったため。
(私の質疑)
質問:非常用エレベーターの無い11階より高い建物
にはどのように対応するのか?(ワルツの杜等)
※稲城市で最も高い建物は若葉台のファインス
トーリア(22階)であるが、非常用エレベータが設
置されているので、11階より上の消火活動も支障
は無い、との答弁を受けて
(回答)11階から上は、はしごをかけたり、階段を駆け
上がることで十分カバーできると判断している
質問:はしご消防車のバスケットの先端からも放水は
可能なのか?また11階以上でははしご車からの放
水は届かないが、11階以上には屋内消火栓が整
備されているため、はしご車によらなくても消火活
動可能と判断しているのか?
(回答)はしご車のバスケットの先端からの放水は可
能である。11階以上の屋内消火栓については必要
と判断すれば使用する
また他の議員による質疑から、11階以上14階ま
での建物は、防火対策の充実(屋内消火栓の設置
や延焼防止対策等)を施すことにより、消防法の緩
和規定が受けられる(非常用エレベーターの設置
等が不要になる)との答弁がありました。
11階から上も十分カバーできる、という答弁には、
このような裏付けがあることも確認できました。
若葉台小学校なかよし校舎の存続について
若葉台小学校なかよし校舎は、若葉台小学校の児童数増加に伴い、小学校隣の敷地に設
置された増設校舎です。児童数がピークを迎える、平成18年4月から平成27年3月までの10年
間に限って使用することが当初の約束となっていました。隣接しているとはいえ、歩道を挟んだ
別区画であるため、設置当初は安全性や学校活動への支障などの理由から、保護者や地元
住民からは反対する声も多く聞かれました。
しかし、その後の学校や教育委員会のソフト面での対応、例えば、なかよし校舎内にも職員
室を設け、教員だけでなく、副校長やセーフティ指導員も配置すること、特別教室への移動が
少ない1年生の教室とすること、本校舎と行き来する際は、セーフティ指導員や教員が見守りを
行うこと、などが次第に認められ、現在では、なかよし校舎に対する批判的な意見は、あまり聞
かれなくなりました。地元住民として、非常にありがたく思っています。
そして、あと2年で当初の使用期限を迎える予定ですが、最近では、保護者や地域住民の一
部の方から「なかよし校舎をそのまま残してもいいのではないか?」という意見が出てくるように
なりました。しっかりした作りの校舎なので、そのような声が上がるのも無理はないと思いますが、
財政面や設備面で問題はないのか、市に確認しました。
(1)現在の使用状況と児童数の推移について
質問:なかよし校舎の現在の使用状況および学級数の推移はどうなっているのか?
(回答)6教室中、4教室がクラスルーム、2教室が倉庫やPTA会議室として使用されています。
若葉台小学校の学級数は、平成26年度には26学級、翌27年度には23学級と本校舎28教室
に収まる見通しであり、当初の児童数推計のとおりに減少しています。
【コメント】 残念ながら若葉台小学校の児童数の減少は予測どおり進んでおり、2年後
には学校として、なかよし校舎を利用する必要は無くなる、ということです。
(2)なかよし校舎を使用するための費用について
質問:なかよし校舎を使用するために現在市が負担している費用はいくらなのか?
(回答)平成23年度なかよし校舎に支出した費用総額は、
年間約724万円(うち借地料:約466万円、光熱費:約258万円)
※なお、なかよし校舎の土地の借地料は、UR都市機構との間で、学校施設以外の
施設を建設しないことを条件に10年間限定の割安な借地契約となっています。
(3)なかよし校舎を学校施設以外に転用する際の課題について
質問:なかよし校舎の土地を購入または借地をする場合、費用はいくらになるのか?
(回答)土地購入の場合は、5億円超(近隣の取引事例を参考)、借地の場合は、年約1700万円
(定期借地賃料の周辺の事例を参考)となります。
質問:学校施設以外に転用する場合に必要となる対応は?
(回答)建築基準法等に基づき、用途に応じた床等の補強、排煙設備の設置等の改修が必要と
なります。
【コメント】 なかよし校舎の存続には、借地の場合でも、年間約1958万(借地料1700万
+光熱費258万)と多額の費用が必要です(借地料が相場価格になるため)。この費
用に見合った活用ができるのか、よく考える必要があると思います。
【編集後記】
もう既に7月中旬が過ぎてしまいました。7月上
旬は研修や視察、地域行事などが続いたため、
なかなか時間が取れませんでした。
ユニディ北側の店舗は、6月下旬に自治会向
けの説明会がありました。ヤマダ電機、かっぱ
寿司、あさひ自転車、オランダ坂珈琲邸が来年
4月中旬~下旬に開店とのことでした。
次回は8月上旬に報告させていただきます。
編集・発行: 「中田 中を応援する会」
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