作成者 知的障害養護学校 1 単元 2 単元の目標 小学部第1学年 永田かおる 国語科学習指導案 「なぞりがきをしよう」 ・筆記用具をもって書くことに興味をもたせる。 ・身近な物の名前を音声言語で表現する力を高める。 3 単元の指導計画(全5時間) ○ぐるぐるがきをしよう・・・1時間 ・ 自 由 に 書 く ( 直 線 , 円 な ど ), 四 角 の 中 に 書 く ○なぞってかこう・・・・・・4時間 ・ ま っ す ぐ か こ う ( 縦 , 横 , 波 線 )・ ・ 1 時 間 ・くにゃくにゃをかこう ・・・・・・1時間 (本時3/4) ・いろいろなみちをかこう ・・・・・1時間 ・ほしやはなをかこう ・・・・・・・1時間 4 本時の学習指導 (1)題材 くにゃくにゃをかこう (2)目標 ・筆記用具をしっかり握って,線のなぞりがきをすることができる。 ・身近な物の名前の音声模倣をすることができる。 (3)展開 過程 学習活動 1 本時の学習を知 る。 指導上の留意点 評 価 ・前時の学習を思い出させるよう にOHPを使ってなぞりがきを してみせ,注意を引きつける。 ・OHPで絵を少しずつ見せ,期 導 待感を抱かせる。 ・へび,かえる,うさぎの模倣を 入 してみせ,線のイメージを思い 浮かべさせる。 (8 分 ) ・本時は曲線を書くことを知らせ る 。「 へ び は に ょ ろ に ょ ろ ど こ に い く の か な 」「 か え る さ ん が ・OHPで線 を書くとこ ろ を よ く見 ていた か。 ぴょんぴょんぴょんとんでるね」 などと言いながらOHPで線を 書いてみせ,意欲を持たせる。 2 絵カード見なが ・絵カードを見せ名称を大きな声 ・単語の音声 らを言葉を模倣す ではっきりと発音してみせ,一 模倣ができ る 。( へ び , か え 人ずつ音声模倣をさせる。 たか。 る,うさぎ,ばっ た,ボール) 展 ・発音できないときはリズムを感 じとらせる。 ・2つのカードの中から「かえる ・2つの絵の は ど っ ち 」と 聞 い て 選 択 さ せ る 。 弁別ができ たか。 3 開 ペンを正しく持 つ。 4 (27分 ) 好きなペンを使 ・ペンの握り方を一人ずつ確認す る。 ・なぞりがきのプリントを配る。 ・プリントの ってプリントにな ・子どもの好きなペンを使わせる。 線をよく見 ぞりがきをする。 ・なぞりがきが難しい子どもには, て書いてい (ソフトペン各色, 4Bの鉛筆の中か ら) 手をもって一緒に書く。 たか。 ・「 へ び は , に ょ ろ に ょ ろ 」「 か え ・ペンをしっ る さ ん は , ぴ ょ ん ぴ ょ ん 」「 う かり握って さ ぎ さ ん は ,ぴ ょ ー ん ぴ ょ ー ん 」 書いていた 「ボールは,ぽんぽんぽーん」 か。 などと言いながら,楽しんで線 を書かせる。 5 自分が書いたも ま のをみんなの前で と 発表する。 め (5 分 ) ・自分が書いたプリントを持たせ, ・自分が書い 一人ずつ前に出て発表させる。 たものを恥 ・色や線のことなどよいところを ずかしがら 褒める。 ずに,みん なの前で発 表できたか 。
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