平成 27 年度入善町地域少子化対策強化事業計画について 事業の趣旨・目的 少子化対策の一環として、結婚支援事業に取り組み、少子化の大きな要因と なっている未婚化・晩婚化の進行に歯止めをかけることを目的とする。 実施期間 平成 27 年 4 月 1 日 ～ 平成 28 年 3 月 31 日 所要見込額 2,239 千円 平成 22 年の国勢調査によると、入善町の 30 代前半の男性の半数以上が未婚 である。また、婚姻年齢の中心層である 20 代後半～30 代前半の男女の未婚率 は、前回、前々回の調査と比較して、増加傾向にある。欧米諸国と違い、日本 では「結婚」というプロセスを経ないと「出産」に至らない（出生児全体の 地域の実情と課題 98％が嫡出子である）ため、未婚者の増加は、そのまま出生数の減少に繋がっ ていると考えられる。 入善町では、従来、少子化対策として「子育て支援」に重点を置いて取り組 んできたが、出生数の減少に歯止めがかからない状態にあることから、今後は、 婚姻数の増加を目的とした、若者の婚活支援に取り組み、 「結婚」から「育児」 までをトータルサポートする体制の整備を図る。 【結婚に向けた情報提供等】 ○スキルアップセミナーの開催 独身者を対象にコミュニケーション力などの向上を図るセミナーを 実施する。 【結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備】 ★入善町結婚支援環境整備事業 ○結婚に関する住民意識調査 事業内容（概要） 町民の結婚に対する率直な思いや、町が取り組む結婚支援事業につい てのニーズを把握し、結婚活動支援事業の基礎資料とするため、町民 を対象にアンケート調査を行う。 ○婚活サポーターの養成 地域における結婚支援体制の充実を図るため、婚活サポーターを養成 し、結婚相談の専門家等を講師にした研修会を行う。 ○親のための婚活セミナーの開催 独身男女の一番の婚活支援者は「親」であることから、独身者に一番 近い立場からの婚活サポートを学ぶ講演会を開催する。 都道府県との連携 方法 町の「結婚～子育て情報集約・発信ＨＰ」に、県のマリッジサポートセンタ ーの活動を紹介するなど、連携を図る。
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