仕様書 [PDFファイル/153KB]

仕 様 書
1 業務名
平成28年度働き方改革推進リーダー養成事業委託業務
2 目的
人口減少が進展する中、本県産業の維持・発展のためには、優秀な人材の育成や確
保が重要であり、企業が働き方を見直し、誰もが安心して働きながら子育てや介護等
ができる職場環境づくりに取り組むことが必要である。そのため、企業における長時
間労働の是正や、多様な働き方の普及等ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働
き方改革に、中心となって取り組むリーダーを養成することを目的とする。
3 委託金額の上限
3,741,000円(消費税及び地方消費税を含む)
4 委託業務の実施期間
契約の日から平成29年3月15日まで
5 委託業務内容
(1)働き方改革推進リーダー養成講座の開催
企業において、ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、中心となり取り組むリー
ダーを養成するため、働き方改革推進リーダー養成講座を開催する。
① 対象者
県内企業の経営者及び労務管理者等
② 開催日数、場所
日数は1カ所あたり最低延べ3日。場所は大分県内2カ所(大分市及び日田市)
とし、県と協議のうえ開催する。
③ 規模等
受講数は30社程度とする。(1社あたり2名まで)
④ 内容(以下の内容を網羅し、県と協議のうえ決定すること)
(ア)ワーク・ライフ・バランスの意義や、ワーク・ライフ・バランスが必要とさ
れている社会的背景、企業ニーズを正しく理解し、受講者が自社で説明できる
ノウハウを提供する。
(イ)受講者が現場からの質問に対する応対方法について、講師のこれまでの知見
に基づきノウハウを提供する。
(ウ)働き方を見直す具体的な方法を、企業タイプ別に解説する。また、企業事例
についても豊富に紹介し、各社にあったワーク・ライフ・バランスの導入計画
を組み立てる。
(エ)ワーク・ライフ・バランスの定着のために必要な施策についてノウハウを提
供する。
(オ)講座修了後、内容修得の確認を実施する。合格した者には修了証書を授与す
る。
(カ)講座受講者に対し、事業効果を測定するためのアンケート調査を実施する。
⑤ 講師は、以下の要件を満たす者を選定する。
(ア)働き方改革に対して、深い知見を有していること。
(イ)過去に働き方改革に関する研修の講師経験が多数あり、評価が良好であること。
(ウ)実際に企業内の働き方の見直しを実施し、総労働時間の削減や従業員のモチベ
ーション向上等に高い効果を発揮した経験があること。
(2)管理調整業務
業務の遂行に際しては、委託業務の責任者を選任し、県との連絡調整を綿密に行
うとともに、事業の進捗を管理し、取組状況等県の求めに応じて報告する。
(3)実績報告書等の提出
委託業務終了前に業務の実績等を整理した報告書を作成し県に提出すること。
6 その他業務実施上の条件
(1)関係法令の順守
受託者は、関係法令を遵守すること。
(2)守秘義務
受託者は、本業務を行うにあたり、業務上知り得た秘密を他に漏らし、または自
己の利益のために利用することはできない。また、委託業務終了後も同様とする。
(3)本業務の遂行にあたり、疑義が生じた場合は、県と十分協議すること。