共産・山中議員が力説 - 日本共産党 大阪市会議員団

日本共産党大阪市議団の山中智子幹事長が 日の大阪市議会交
通水道委員会で、市営地下鉄・バスの民営化をめぐり、市や交通
局が行ってきた説明が成り立たなくなり、うたい文句にもごまか
近年は大きく減っている
改良費へのものであり、
リアフリー化などの建設
6割が、地下鉄建設やバ
に交付された補助金の約
数、運賃などは「引き継
を 保 有。 路 線 や 運 行 回
化後の地下鉄会社が株式
ィバス」に譲渡し、民営
市の外郭団体「大阪シテ
債務超過の
るとしています。
と 指 摘。
「 税 金 を 使 う 組 ぎ後概ね5年間」維持す
織から納める組織へ」と
は「誇大広告だ」と批判
最大の原因
いう民営化のうたい文句
しました。
主張。公営なら法人税等
ればいいではないか」と
と言うなら、ただちにや
「一般会計に貢献したい
会計に納付できるとし、
づいて利益に応じて一般
ら、地方公営企業法に基
黒字を出していることか
経営が厳しくても、き
め細かな市民の足を守る
た。
の原因だと指摘しまし
業に負わせたことが最大
いを、責任のないバス事
リーム」の和解金の支払
地信託事業「オスカード
山中氏は、バス事業の
債務超過は、破綻した土
その上で、地下鉄は累
積赤字を解消し、単年度
え た の に 対 し、
「 い ま 民 の負担はないが、民営化
ためには、地下鉄からの
略に取り組み、インバウ
昌信交通局長が「増客戦
れている」と強調。藤本
い」としました。
民営化の理由にはならな
営化をする必要はなく、
てバスを支援するべき
はやめて、公営企業とし
るところでしかバスを走
を打ち切り、採算のとれ
調。橋下前市政下で支援
の5年間は乗客は増え て
たが、2012年度以 降
た。
て、民営化に反対しまし
れる保証がない」 とし
ても、
(バスは)何ら守ら
で、
「概ね5年間と言っ
らせないようにした上
る こ と を 示 し、
「民営化 支 援 が 欠 か せ な い と 強
ンド
(外国人観光客)
が増
だ」と求めました。
えた」などと話をすり替
山中氏は、過去 年に
一般会計から地下鉄会計
しがあることを明らかにし、「市民にとっ てメリットはない」 と
力説しました。
大阪市議会交通水道委
て民営化しなければい け
な額だ。これほどまで し
山中氏は仮に地下鉄を
民営化する場合、企業債
た。
ないのか」 と迫りまし
一括償還や職員への退職
償還は銀行から借りるし
に 陥 り、
「 公 営 事 業 と し 運行を一部委託している
日の同委員会で山中 「 民 営 化 基 本 方 針 案 」 で ては存続できない状態」
氏は、バスの民営化問題 は、バス事業が債務超過 として、現在一部路線の
かないが、退職金は上限
お り、「 立 論 の 根 拠 が 崩 を取り上げました。市の
15
(残高約4900億円)の
山中智子市議
バス守られる保証なし
10
70
14
1200億円という大き
山中氏は「乗客数の 減
金の支払いなどが必要に
な る と 指 摘。「 企 業 債 の 少」が民営化の理由だっ
すれば約 億円課税され
共産・山中議員が力説
根拠は崩れ新たな負担も
地下鉄民営化にメリットなし
2016年3月20日付大阪民主新報