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第14号
2015年3月23日
貨物会社は3月20日、国労闘申第11号「2015年4月1日以降の賃金引き上げに関する申し
入れ」に対し、社員と家族の切実な要求と労苦に応えない16年連続となる「ベア・ゼロ」
回答を行ってきた。また、①定期昇給については実施する。②55歳以上社員の賃金改善は
1,500円とする。③契約・臨時社員についても社員に準じた賃金改善を行う…と回答した。
さらに、国労闘申12号に対する回答として、①扶養手当(配偶者500円増、子200円増)、
②嘱託社員のその他地域賃金(10000円増で14万円)③超過勤務手当B単価127/100、④
交代制勤務手当平均20円増(5%)⑤当務駅長手当400円増、⑥独身者の帰省旅費1回増(3
回)⑦通勤手当の全額支給の上限額3000円増(在来83000円、新幹線108000円)を口頭で
行った。
国労は、「諸要求に対する口頭での回答について、『諸手当の見直し』の交渉経過を踏
まえた代償措置である」ことについて確認した上で、①16年ベア・ゼロは、社員の労苦に
応えないものであり極めて不満である。②5期連続黒字決算が確定的な状況であり、来年
度事業計画は発足以降4番目の経常利益の確保を目指しており、ベアを実施する体力は十
分にある。③「分割・民営化」から四半世紀以上が経過する中で、構造矛盾の解決を先送
りしてきたツケを社員に転嫁することは認められない。と抗議し、本日の回答の取り扱い
については「持ち帰り検討する」こととした。
職場で直ちに抗議の声を上げよう