原則として雛形の内容のとおり締結するものとしますが、運営管理計画 書の内容をふまえ、交通局と協議の上、修正する場合もあります。 別添や別図は提案内容をふまえ、交通局と協議の上、作成します。なお、 別図 1・2 は実施要項別図 6-1「施工及び維持管理区分計画図」に類するも のであり、別図 3 は実施要項別図 1「現状平面図」に類するものです。 別添 4 名古屋市営地下鉄伏見駅「駅ナカ」事業の工事に関する協定【雛形】 名古屋市(以下「交通局」という。)と 【事業者名】 (以下「運営事業者」 という。)は、平成●年●月●日付け「名古屋市営地下鉄伏見駅『駅ナカ』事業 に関する基本協定」(以下「基本協定」という。)第 5 条に基づき、以下の条項 により、名古屋市営地下鉄伏見駅「駅ナカ」事業(以下「本事業」という。)の 工事に関する協定(以下「工事協定」という。)を締結する。 (目的) 第1条 工事協定は、本事業において店舗開業のために必要となる工事(「名古 屋市営地下鉄伏見駅『駅ナカ』工事」(別添)に定める工事。以下「本工事」 という。)について定め、本工事を円滑に推進することを目的とする。 (工事区分) 第2条 交通局及び運営事業者の工事区分は、工事区分図(別図 1)のとおり とする。以下、本工事における交通局工事区分となる工事を「交通局工事」 といい、運営事業者工事区分となる工事を「運営事業者工事」という。 (財産区分) 第3条 交通局及び運営事業者の財産区分は、財産区分図(別図 2)のとおり とする。 (工事) 第4条 2 本工事は、工事区分図(別図 1)によってそれぞれが工事監督を行う。 本工事に要する費用は、原則として工事区分図(別図1)によってそれぞれ が負担する。 3 前項にかかわらず、運営事業者は、工事区分図(別図1)の交通局管理部分 にかかる工事費用のうち、金●●円(実施要項別図6-1参照)を超える部分(以 下「差額部分」という。)の費用を負担する。 1 別添 4 4 運営事業者は、運営事業者工事における施工方法等の詳細について、交通局 と協議し、承諾を得なければならない。 5 交通局及び運営事業者は、それぞれの工事が完了したときは速やかに相手方 に報告する。 (工事の変更) 第6条 交通局及び運営事業者は、本工事、工事区分又は施工方法等の詳細に 変更が生じる恐れがある場合は、事前に相手方と協議するものとする。 (譲渡) 第7条 第 4 条第 3 項により運営事業者が費用を負担した差額部分については、 運営事業者は、工事完了後、当該施設を速やかに交通局に無償で譲渡する。 なお、その際の手続きについては交通局の指示に従う。 (移設等) 第8条 運営事業者は、運営事業者の施設等が交通局の支障となった場合、交 通局の指示に従い、運営事業者の負担で移設・撤去等の処置を行わなければ ならない。 (工事保証金) 第9条 運営事業者は工事協定締結後、平成●年●月●日まで(工事協定締結 後 2 週間以内)に、工事保証金として金 1 億 5,000 万円を交通局の発行する 保証金納付書により納付しなければならない。 2 運営事業者は、運営事業者の希望により、工事協定から発生する交通局に対 する債務の弁済に工事保証金を充当することはできない。 3 交通局は、運営事業者が工事協定に基づく債務を履行しないときは、いつで も工事保証金の一部又は全部をその弁済に充てることができる。 4 前項の場合、運営事業者はその旨の通知を受けて 7 日以内に工事保証金の不 足額を交通局に補填するものとする。 5 工事保証金は、基本協定第 6 条に定める定期建物賃貸借契約(以下「本契約」 2 別添 4 という。)における契約保証金の一部に充当する。なお、工事保証金には利息 を付さないものとする。 6 工事保証金は、本契約締結前に工事協定が解約された場合、交通局から運営 事業者へ返還する。ただし、工事協定から生じる運営事業者の債務の不履行 が存在する場合には、当該債務の額を差し引くものとする。 (原状回復) 第 10 条 基本協定第 2 条第 2 項の定めにより工事協定が解約された場合にお いては、運営事業者は、交通局の指定する期日までに運営事業者工事区分に ついて原状回復を完了しなければならない。なお、この場合の原状とは原状 図(別図 3)のとおりとする。 2 運営事業者は、原状回復の方法等について、交通局と協議し承諾を得なけ ればならない。 3 運営事業者は、原状回復作業後に交通局の立会い検査(以下「検査」とい う。)を受けなければならず、検査の合格をもって原状回復を完了したもの とする。検査の結果、原状回復が不完全であった場合は、運営事業者は、交 通局の指示に従い修補しなければならない。 (違約金) 第 11 条 基本協定第 2 条第 2 項の定めにより工事協定が解約された場合にお いては、運営事業者は、交通局の工事に要した費用(交通局工事部分の原状 回復に要する費用を含む。)に相当する額を違約金として交通局に支払うも のとする。 (鍵の管理) 第 12 条 2 交通局は、本工事に必要な鍵を運営事業者に貸与する。 運営事業者は、前項の鍵を善良なる管理責任をもって保管かつ使用し、万一 紛失又は破損した場合は、直ちに交通局に連絡の上、交通局が新たに設置し た鍵の貸与を受けるものとする。この場合、新たな鍵の設置費用は運営事業 者の負担とする。 3 別添 4 3 工事協定が終了した場合、運営事業者は、交通局へ、第 1 項及び第 2 項によ り貸与された鍵を速やかに返還しなければならない。 4 運営事業者は、交通局の承諾を得た場合に限り、鍵の追加設置・交換・複製 をすることができる。ただし、鍵を追加設置・交換した場合、運営事業者は、 当該鍵の複製を交通局に引き渡さなければならない。 (工事協定の費用) 第 13 条 工事協定の締結に関して必要な費用は全て運営事業者の負担とする。 (工事協定の有効期限) 第 14 条 工事協定は、本工事及び第 7 条に定める譲渡が完了した時点で終了す る。 工事協定の締結を証するため、本書 2 通を作成し、両者記名押印の上、各自 その 1 通を保有する。 平成●年●月●日 交通局 名古屋市中区三の丸三丁目 1 番 1 号 名古屋市 代表者 名古屋市交通局長 運営事業者 4 ●● ●●
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