仕様書 [PDFファイル/188KB]

教育旅行における航空機利用促進事業委託業務仕様書
1 目的
航空機を利用した教育旅行について教員が旅行内容を検証し、航空機利用の利点を
確認してもらうとともに、引率時の課題軽減策や教育効果など、教員の目線から見た
新たな教育旅行プランを造成し、県内高校へ展開することで、航空機を利用した教育
旅行の増加を図る。
2 委託内容
(1)セントレア発着の教育旅行プランの作成
・中部国際空港を発着とする教育旅行プランを企画立案の上、検証に参加する教員
と事前に打合せを行い、教員の意見を踏まえてプランを修正し、新たな教育旅行
プランを造成すること。
(2)教育旅行プランの検証旅行
・教員と受託業者で、プランに従い実際に旅行を行い、旅行内容を検証すること。
(3)報告会の開催及び旅行商品としての商品化
・学校関係者、旅行会社等を集め、教員からの体験談報告、検証を踏まえた新たな
旅行プランの提案などの報告会を開催すること。
・発表後、新たな教育旅行プランとして商品化し・販売すること。
① 教育旅行プランについて
ア:旅行先
中部国際空港から発着
国内2箇所以上【修学旅行を想定したコース】
海外2箇所以上【語学研修、異文化交流研修等を想定したコース】
イ:旅行期間
国内:3 泊 4 日以内【上限 80,000 円以内(消費税含む)で商品化できるもの】
海外:4 泊 5 日程度【商品化する際は、教員の意見を踏まえて期間を設定】
ウ:訪問先とコース内容
教育旅行の目的とねらいを充分に勘案したものとすること。
効率的で効果的な旅行行程を提案すること。
エ:検証旅行
作成したプランを検証するため、教員 12 名が(国内 6 名、海外 6 名)分担して
委託事業者とともに旅行すること。
12 名の教員が必ず 1 箇所検証旅行に行くこと。
平成 28 年 7 月下旬出発を想定し、県と協議の上決定する。
② 報告会について
ア:開催時期(予定)
8 月下旬~9 月頃
イ:開催場所(予定)
尾張地区、三河地区各 1 回
※会場は、愛知県が設置管理する施設を使用予定
ウ:内容
教員からの体験談報告、検証を踏まえた新たな旅行プランの提案以外に、学校関
係者や旅行会社の参加を促すような内容を含めること。
3
契約期間
契約締結の日から平成 28 年 10 月 31 日(月)まで
4
成果物
・A4版で3部作成すること。
・上記2(3)で商品化したことが確認できるもの
・報告書のデータを格納した電子媒体を1部提出すること。
5 留意事項
(1)本業務は、受託事業者で有している知識に基づき行うものとし、本事業で知り
得た情報については、管理・保管を十分行うとともに、外部への漏えいに十分注
意すること。
(2)委託業務の実施にあたっては、事前に愛知県と十分協議を行うこと。また、委
託期間中についても、進捗状況及び今後の進め方等を、愛知県に逐次報告するほ
か、必要に応じて打合せを実施すること。
(3)委託業務を遂行する上で必要となる一切の経費は、受託事業者が負担すること。
(4)県内高校等へ広く展開することで、航空機を利用した教育旅行の増加を図るため、
受託事業者は、他の事業者が同様の商品を販売することを妨げないこと。