平成 28 年 3 月 香川県地域防災計画修正案の概要 【基本方針】 地域

平成 28 年 3 月
香川県地域防災計画修正案の概要
【基本方針】
○ 地域防災計画は、地域における防災・減災対策の基本指針となるものであり、国におけ
る防災・減災対策の検討状況や、本県の実情を踏まえて、適宜適切に見直しを行うことで、
周到な防災・減災対策で災害に備え、信頼・安心の香川づくりを進める。
【具体的な見直し方針】
○ 災害対策基本法の改正(平成 26 年 11 月)や土砂災害防止法の改正(平成 26 年 11 月)
等を受けて、平成 26 年 11 月、平成 27 年 7 月に修正された国の防災基本計画の内容等を
踏まえ、大規模災害への対応の充実を図る。
○ 昨年 12 月に策定した香川県国土強靱化地域計画について、地域防災計画との関係や、
基本目標について記載する。
【主な修正内容】
防災基本計画の修正を踏まえた大規模災害への対応の充実
1 放置車両及び立ち往生車両対策の強化
平成 26 年 2 月の大雪では、多数の立ち往生車両が生じ、それらの車両が支障となって
除雪作業が停滞、数日にわたって交通が遮断され孤立集落が発生した。
このことを受けて災害時の放置車両対策等を強化するため、災害対策基本法が改正され
防災基本計画も修正されたことから、災害時における道路管理者等の対応について下記の
内容等を記載する。
・県公安委員会は、道路管理者に対し、放置車両や立ち往生車両等の移動等について要
請する。
・道路管理者は、放置車両や立ち往生車両等の運転者等に対し車両の移動等の命令を行
う。
・道路管理者は、運転者がいない場合等においては、自ら車両の移動等を行う。
2 避難に関する情報等の住民への周知の徹底
平成 26 年8月の豪雨による広島市の土砂災害では76名が犠牲となるなど大きな被害
が発生したが、避難勧告等の遅れや避難体制が不十分であったなどの課題が指摘された。
このことを受けて土砂災害防止法が改正され防災基本計画も修正されたため、土砂災害
発生時等における住民の避難に関する下記内容等について記載する。
・市町は、土砂災害警戒区域等が指定された場合、市町地域防災計画において、避難場
所・避難経路に関する事項等、避難体制の整備に係る事項を定める。
・市町は、土砂災害警戒区域内に要配慮者が利用する施設がある場合には、市町地域防
災計画において、土砂災害に関する情報、予報及び警報の伝達に関する事項を定める。
1
3 警察・消防・自衛隊等の部隊による合同調整の実施等
広島土砂災害、御嶽山噴火などの最近の災害における現場での実際の取組を教訓として
災害対応の運用の改善について防災基本計画が修正された。
このことを踏まえ、関係機関の災害対応の調整等に関して次の事項等を記載する。
(1)実動組織間の調整
・災害現場で活動する警察・消防・海上保安庁・自衛隊の部隊は、必要に応じて合同
調整所を設置し、部隊間の情報共有及び活動調整等を行う。
(2)航空機の運用調整
・関係機関は災害時のヘリコプターの利用についてあらかじめ協議しておく。
・県は、災害対策本部内に航空機の運用を調整する部署を設置し、国の現地対策本部
と連携して必要な調整を行う。
香川県国土強靱化地域計画に関する修正
4 香川県国土強靱化地域計画について記載
香川県では、昨年12月に香川県国土強靱化地域計画を策定したが、国土強靱化基本法
(強くしなやかな国民生活を実現するための防災・減災等に資する国土強靱化基本法)第 13
条で国土強靱化地域計画は、国土強靱化に係る他の計画等の指針となるべきものとされ、
いわゆる「アンブレラ計画」としての性格を有しており、国土強靱化に関しては、
「地域防
災計画」の上位計画となるため、その関係を明記するとともに、あわせて香川県国土強靱
化地域計画の基本目標についても記載する。
《基本目標》
① 県民の命を守る
② 県と地域社会の重要な機能を維持する
③ 県民の財産と公共施設の被害を最小化する
④ 迅速な復旧・復興を行う
⑤ 四国の防災拠点の機能を果たす
その他
5 その他の修正
・災害廃棄物処理計画の策定に係る修正
香川県災害廃棄物処理計画が策定されることから県、市町の役割等について記載する。
2