理科 - 西東京市立小中学校ホームページ

平成27年度授業改善推進プラン 《理科》
西東京市立上向台小学校
●全国学力学習状況調査(小6)
●児童・生徒の学力向上を図るための調査(小5)
課題の見られた問題の概要
結果
「メスシリンダ-」の名称を答え、水を測りとる
55.1%
方法について、正しい説明を選ぶ。
星座の動きを捉えるための記録の方法につ
50.7%
いて適切な事項を選ぶ。
課題の見られた問題の概要
台ばかりや方位磁針の使い方について、正
しい説明を選んだり空欄に言葉を入れたりす
る。
結果
71.5%
●調査結果を踏まえた学力等に関わる成果と課題
課題
成果
・毎学年で扱う「電気」の働きや性質について、正しく理 ・観察・実験器具の名称や扱い方が定着しておらず、正し
解している。
く説明できない児童が多い。
・植物やメダカの雌雄の見分け方や育ち方について、
正しく理解している。
・星座の学習について、観察の仕方が定着していない。
●調査結果を踏まえて学校全体で取り組む内容
・学年ごとに観察や実験で新出する器具を見直し、くり返し操作活動を行う。
・天文分野の学習は、映像教材を使用したり家庭学習で応用したりして、実感を深める。
●調査結果を踏まえた学年ごとの課題及び改善策
学年
児童の実態及び指導上の課題
具体的な授業改善策
・器具の名称や扱い方が定着していない児童 ・ルーペの扱い方を指導し、3回以上の実践をする。ワー
がいる。
クシートで理解度をチェックし、定着が低い場合は個別に
指導する。
3年生
・器具の名称や扱い方が定着していない児童 ・アルコールランプ、ガスコンロ、温度計、方位磁針、星座
がいる。
早見について、扱い方や読み方を指導し、3回以上の実
践をする。ワークシートで理解度をチェックし、定着が低
4年生 ・太陽・月・星座について、形や動き方を十分 い場合は個別に指導する。
理解していない児童がいる。
・太陽・月・星座について、映像教材やシミュレーションソ
フトを用いた学習を行い、動き方を連続的に捉えられるよ
うにする。
・器具の名称や扱い方が定着していない児童 ・双眼実態顕微鏡、顕微鏡、メスシリンダー、駒込ピペット
がいる。
について、扱い方や読み方を指導し、3回以上の実践を
する。ワークシートで理解度をチェックし、定着が低い場
5年生
合は個別に指導する。
・器具の名称や扱い方が定着していない児童
がいる。
・太陽、月、地球の位置関係や月の満ち欠け
6年生 ついて、十分理解していない児童がいる。
・顕微鏡、加熱器具の使い方を指導し、3回以上の実践
をする。ワークシートで理解度をチェックし、定着が低い
場合は個別に指導する。
・月の満ち欠けについて、模型や映像を活用して具体的
に捉えられるようにする。家庭での実際の月を見る活動
を呼びかける。
●本校の実態を踏まえた学力等に関わる成果と課題
課題
成果
・興味や関心が高く、意欲的に問題を解決している。
・自然に恵まれた環境の中で植物や昆虫などに触れる
・結果をもとに論理的に考察する力が不十分である。
機会が多く、思考する際の根拠として活用することがで
きている。
●学校全体で取り組む内容
実験の結果を表にまとめ、話形などを使って必要な情報を取り込みながら考察する。
●本校の実態を踏まえた学年ごとの課題及び改善策
学年
3年生
児童の実態及び指導上の課題
・観察や実験の結果を分かりやすくまとめることが
苦手である。
具体的な授業改善策
・観察の視点を明確に示す。結果をその視点ごとに記録したり、
表にまとめて比較できるようにする。
・観察や実験の結果をもとに考察することに苦手で ・すべての過程において、問題文を意識しながら解決の活動を
ある。
進める。
・話形を使って、結果から必要な情報を取り込みながら考察す
4年生
る。
5年生
6年生
・観察や実験の結果をもとに考察し、考えたことを
絵や文で表すことが苦手である。
・実験の計画や仮説をたて、見通しをもって解決の活動を進める。
・話形を使って、結果から必要な情報を取り込みながら考察する。
・生活の中の事象に活用する場面を設ける。
・結果から自然の事物現象について推論し、考えた ・調べている事柄と日常の事象をつなげながら解決の活動を進
ことを絵や文で表すことが苦手である。
める。
・考察の視点を示し、その視点に沿って考察する。