本校を志望される保護者の皆様へ

お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校が共通にめざしているもの
お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校(附属学校園)には、次の
「 教 育 の 柱 」「 研 究 の 柱 」 が あ り 、 そ れ に し た が っ て 入 学 選 考 、 入 学 検 定 が 行 わ れ る こ
とになっています。
附 属 学 校 園 の 「 教 育 の 柱 」 は 、「 自 主 的 に も の ご と に 取 り 組 み 、 自 分 の 考 え を 持 ち 、
他 者 と の 協 力 関 係 を き ず く こ と の で き る 幼 児 ・ 児 童 ・ 生 徒 の 育 成 」 で す 。「 研 究 の 柱 」
は 、「 乳 幼 児 期 か ら 青 年 期 ま で の 教 育 を 人 間 発 達 の 視 点 か ら と ら え て カ リ キ ュ ラ ム 開 発
を行い、各校園の連携のもとに実践・研究をすすめ、その教育効果を評価すること」で
す。
附属学校園は、上記の考えをもとに、新しい研究的な教育実践に柔軟に対応する姿勢
を有する幼児・児童・生徒を受け入れます。
本校を志望される保護者の皆様へ
本校の使命と性格
本校は、小学校教育の理論及び実際に関する実践的研究を行う学校です。
本校は、大学附設の教育機関として、大学と協力して小学校教育の理論及び実際に関する実
験的研究を行い、わが国の小学校教育の進歩・向上のために貢献する使命をもっています。
このため、日々実践研究を積み重ね、毎年「教育実際指導研究会」を開いて、全国から
の 多 く の 先 生 方 に 授 業 を 公 開 し て い ま す 。現 在 、文 部 科 学 省 の 研 究 開 発 学 校 の 指 定 を 受 け 、
新しいカリキュラム開発などの研究に取り組んでいます。
こ の よ う な 性 格 を 持 っ た 学 校 で あ る た め 、以 下 の よ う な 諸 点 で 公 立 学 校 等 と 異 な り ま す 。
①
研究校としての使命を果たすため、先進的な研究主題を掲げ、その実証研究のために、
カリキュラム、教育内容、方法を開発し、柔軟に学習指導を行います。
「なかま」「創造活動」などの総合的な学習の時間に、さまざまな校外学習、体験的な活動
を行います。
②
大学の附属研究学校として、長期研修生、教育実習生やインターンシップの学生など
の受け入れをしています。
③
大学の附属研究学校として、一年間を通し、国内外からの多数の教員が参観に来校した
り、大学の研究の場となったりします。また、研究のための調査協力を保護者の方々にもお願
いしています。(児童や保護者のプライバシーや情報の保護については大学とも連携し、細
心の注意をしています。)
平 成 28 年 度
学校説明会
Q&A
(1)出願について
Q : 現 在 23 区 外 に 居 住 し て い て 、 年 度 末 に 区 内 に 転 居 す る 予 定 で す が 、 書 類 が 揃 っ て い れ
ば、応募資格を満たすことになるのでしょうか。
A : 出 願 時 に 23 区 内 に 住 ん で い な い 場 合 は 、 出 願 資 格 が あ り ま せ ん 。
Q: 出 願 時 の 住 所 と 、 そ の 後 の 住 所 が 違 う 場 合 、 ど う す れ ば よ ろ し い で し ょ う か 。
A: 受 検 票 に は 、 出 願 時 に 実 際 に お 住 ま い に な っ て い る と こ ろ を 書 い て く だ さ い 。 受 検 の
後、転居した場合は、速やかにお届けください。
Q: 出 願 時 に は 、 父 ま た は 母 で な く 、 代 理 の 者 で も よ ろ し い で し ょ う か 。
A: 出 願 者 が 保 護 者 で な け れ ば な ら な い と い う 規 定 は あ り ま せ ん が , 万 が 一 書 類 に 不 備 が
あった場合,その場で訂正や書き直しをしていただきます。それができないと,受理
できないこともありますので,できれば保護者の方に来ていただきたいと思います。
Q: 保 護 者 の 定 義 に つ い て ,祖 父 母 は そ れ に 当 た り ま す か 。
A : 保 護 者 と は 、「 父 ま た は 母 」 を 指 す た め 、 祖 父 母 は 保 護 者 に 当 た り ま せ ん 。
保護者であれば、書類に書かれた名前と検定に来た方が違っていても構いません。
Q: 夫 が 単 身 赴 任 の 場 合 , 保 護 者 氏 名 は 母 親 の 名 前 で よ ろ し い で す か 。
A : 保 護 者 は , 父 ま た は 母 で す か ら , 東 京 23 区 内 に お 子 様 と 住 ん で い る 方 の 名 前 を 記 入 し
てください。ご質問の方の場合はお母さまの名前をお書きください。
Q: 単 身 赴 任 の 場 合 、 住 民 票 は 2 通 必 要 で す か 。 ま た 、 単 身 赴 任 に つ い て は 書 類 に 記 入 し
た方がよろしいですか。
A : 東 京 23 区 内 に 住 ん で い る 保 護 者 と 家 族 の も の だ け で 結 構 で す 。 伝 え た い ご 事 情 が あ る
場合は、どうぞお知らせください。第二次検定受付の際には,やや詳しく書いていた
だけます。第二次検定でお話しを伺う際に、口頭でおっしゃっていただいてもかまい
ません。
Q: 父 が 外 国 籍 の 場 合 、 保 護 者 欄 に 父 の 名 前 を 書 い て も 問 題 あ り ま せ ん か 。 ま た , 第 二 次
検定の際,日本語の会話が心配なのですが、問題ありませんか。
A: 問 題 あ り ま せ ん 。 第 二 次 検 定 の 際 に は , 日 本 語 で 話 が で き る 方 が 1 名 、 い ら し て く だ
さい。
Q: 双 子 で の 受 検 を 考 え て い ま す が 、 保 護 者 は 2 名 必 要 で す か 。
A: 手 続 き は 1 名 で も 構 い ま せ ん が 、 第 二 次 検 定 で は 、 一 人 一 人 の こ と に つ い て お 聴 き す
るので、お二人でいらしてください。どうしてもやむを得ない事情のある場合には、
ご相談ください。
Q: 夫 婦 別 姓 を と っ て お り ま す 。 保 護 者 の 氏 名 と 第 二 次 検 定 の 保 護 者 の 姓 が 異 な る こ と が
あり得ますが、どのようにお伝えしたらよろしいでしょうか。
A : 父 母 の 別 姓 に つ い て は 、受 付 の 際 に お 申 し 出 い た だ け れ ば 、対 応 さ せ て い た だ き ま す 。
住民票については、家族全員分を提出していただきますので、事情に応じてご提出く
ださい。
Q : 学 校 案 内 を 見 る と 、 各 学 年 の 男 女 が 約 50 人 程 度 ず つ い る が 、 今 回 募 集 が 男 女 各 25 名
程度になっています。残りの人数はどのように入学するのですか。
A : 現 在 、 新 一 年 生 の 在 籍 は 、 35 名 で 3 学 級 編 成 で 、 計 105 名 で す 。 附 属 幼 稚 園 と 連 携 し
て研究している関係上、幼稚園からの進学者もありますので、その募集人数になって
います。
(2)検定について
Q: 第 一 次 検 定 に つ い て で す が 、 開 始 時 刻 に 保 護 者 が 会 場 に 来 て い な い と い け ま せ ん か 。
A : 抽 せ ん へ の 同 席 は 必 要 事 項 で は あ り ま せ ん 。た だ し 、第 二 次 検 定 の 手 続 き 開 始 の 際 に 、
その場にいらっしゃらなければ失格となりますので、ご注意ください。
Q: 第 二 次 検 定 に つ い て 、 子 ど も の 服 装 に つ い て は 規 定 は あ り ま す か 。
A: 特 に 規 定 は あ り ま せ ん 。 長 い 時 間 で あ る こ と と 、 季 節 柄 寒 か っ た り 、 暖 房 で 暑 か っ た
りすることがあるので、お子様が動きやすい服装ということで、お考えください。
Q: 第 二 次 検 定 に 、 子 ど も の 持 ち 物 に つ い て 記 載 が あ り ま せ ん が 、 何 か 必 要 な も の は あ り
ませんか。
A: 特 別 に 必 要 な も の は あ り ま せ ん 。 子 ど も の 持 ち 物 で 必 要 な も の が あ っ た 場 合 、 第 二 次
検定の手続きの際に連絡します。
Q: 第 三 次 検 定 の 時 は 、 子 ど も を 同 伴 し て よ い で す か 。
A: 第 三 次 検 定 は , 保 護 者 の 方 の み 来 校 し て く だ さ い 。
Q: 第 三 次 検 定 で は 、 ど う し て 抽 選 を 行 う の で す か 。
A: で き る だ け 多 く の 方 に 公 平 に 入 学 の 機 械 を も っ て い た だ く た め に 、 最 後 に 抽 選 を
行っております。
(3)本校の研究・教育課程について
Q: カ リ キ ュ ラ ム が 公 立 校 と 異 な る と の 説 明 で す が , 学 習 指 導 要 領 と の 関 係 は ど う な っ て
いるのですか?
A : 公 立 校 と 違 っ て , 異 な る カ リ キ ュ ラ ム で 学 習 を 行 っ て い ま す 。 ま た , 平 成 27 年 度 よ り
文部科学省の指定をうけて研究を行っていますので,学習指導要領の規定にとらわれ
ない授業をしています。
Q: 協 力 学 年 担 任 制 に つ い て 教 え て く だ さ い 。
A: 例 え ば 1 年 生 だ と 、 3 学 級 に 対 し て 4 か ら 5 名 の 教 員 が 担 当 し 、 学 年 全 体 を み ま す 。
各学級を主に担当する者は決まっています。一人の子どもを様々な面から見ることが
でき、何か問題が起きた場合、一人の教師が抱えるのではなく、学年の担任全員で対
応できることもメリットです。
Q : 英 語 教 育 と ICT 教 育 に つ い て 、 実 際 に は ど の よ う に 行 っ て い る の で す か 。
A: 英 語 活 動 は 、 5・ 6 年 で 週 1 時 間 の 授 業 を 行 っ て い ま す 。 ネ イ テ ィ ブ の 先 生 と 担 任 の 合
同授業で行っています。
ICT に つ い て は 、 各 教 科 内 で 必 要 に 応 じ て 活 用 し て い ま す 。 電 子 黒 板 を 使 っ た 授 業 や ,
パソコンを使っての調べ学習などを行っています。
(4)入学後の生活・保護者の関わりについて
Q: ア レ ル ギ ー 対 応 を し て い る と い う お 話 で す が , ど の よ う な 対 応 で し ょ う か 。 ま た ,
林間学校などでも、アレルギー対応をしていただけるのでしょうか。
A: 基 本 は 除 去 食 で す 。 栄 養 教 諭 , 養 護 教 諭 , 担 任 , 場 合 に よ っ て は , 管 理 職 も 一 緒 に 面
談を行います。また,林間学校でもアレルギー対応しております。
Q: 弁 当 を 持 た せ る こ と は あ り ま す か 。
A: 校 外 学 習 の 際 は お 弁 当 と な り ま す 。 他 に も 、 学 年 行 事 の 関 係 で 弁 当 と な る こ と が あ り
ます。
Q: 共 働 き の 場 合 、 学 童 保 育 等 の 対 応 は あ り ま す か 。 な い 場 合 は 、 共 働 き の 方 は ど う さ れ
ているのでしょうか。
A: 学 童 保 育 に 相 当 す る も の は あ り ま せ ん 。 在 校 さ れ て い る 方 は 、 地 元 の 学 童 保 育 等 に 通
っている方もいます。
Q: 高 学 年 は 6 時 間 目 ま で 授 業 が あ り ま す が 、 そ の 後 の 時 間 に 、 課 外 活 動 の よ う な こ と は
どのようなものがありますか。
A : 本 校 で は 、 課 外 活 動 は あ り ま せ ん 。 ほ ぼ す べ て の 学 年 に 、 30 分 程 度 放 課 後 遊 び の 時 間
があり、希望者が残って遊んでいます。
Q: 入 学 し た 場 合 、 保 護 者 が 送 迎 す る 期 間 は ど の く ら い で す か 。
A: 入 学 直 後 は ほ と ん ど の 方 が 送 迎 し て い ま す 。 通 学 方 法 に よ っ て も 異 な り ま す が , 近 い
お子さんですと,数日の送迎で,あとは一人で登校しているようです。電車通学やバ
ス 通 学 の 場 合 は ,ゴ ー ル デ ン ウ ィ ー ク 頃 ま で ,保 護 者 が 付 き 添 う こ と も あ る よ う で す 。
Q: 1 年 生 の 帰 宅 の 時 間 に つ い て 、 い つ 頃 か ら 午 後 の 授 業 が 始 ま り ま す か 。
A: 本 校 で は 、 幼 児 教 育 と の 接 続 を 大 切 に し て い ま す 。 で す か ら 、 下 校 時 間 も 、 そ の 時 期
の 子 ど も の 様 子 を 見 な が ら 判 断 し て い き ま す 。 近 年 は 、 4 月 20 日 ご ろ か ら 給 食 を 開 始
しています。
Q :「 か が み 会 」 と 「 教 育 後 援 会 」 に つ い て う か が い ま す 。 具 体 的 な 保 護 者 の 来 校 日 数 は ,
年間どのくらいですか。
A: 在 学 中 一 回 は , 委 員 を し て い た だ く こ と に な っ て い ま す 。 そ の 年 度 は 学 校 に 来 る 回 数
が増えることになります。
低学年は一緒に参加する行事も多いので,保護者の来校回数も多くなります。土曜日
や,午後などの場合もあり、時間帯もいろいろです。できるだけ,そのような行事に
も参加していただき,子どもたちの成長を見守って欲しいと思います。
Q :「 か が み 会 」 に つ い て う か が い ま す 。 仕 事 を し て い る 母 親 も 活 動 さ れ て い る の で す か 。
A: ご 両 親 と も お 仕 事 を さ れ て い る 方 も い ら っ し ゃ い ま す 。 状 況 に 応 じ て , 委 員 の 中 で 分
担したりなどして,工夫をして活動されているようです。
Q: 保 護 者 の 参 加 す る 活 動 に つ い て 、 ど の ぐ ら い の 頻 度 で 行 わ れ て い ま す か 。
A: 保 護 者 の 方 も 一 緒 に 子 ど も た ち を 育 て る と い う 方 針 で 行 っ て い ま す 。 無 理 の な い 範 囲
で、様々な形でボランティアとして参加していただいております。また、学期に1、
2回ある保護者会には、全保護者に参加していただきます。
(5)その他
Q: 附 属 中 学 校 進 学 が 男 児 は 5 ~ 6 割 で す が , 何 か 進 学 規 定 が あ る の で す か 。 ま た , 選 定
の仕方について知りたいです。
A: 子 ど も 一 人 一 人 の 進 学 に 対 す る 考 え 方 や 保 護 者 の 考 え 方 を 伺 い , 丁 寧 に 話 し 合 っ て ,
進学先を決めています。選定については,中学校のことですので,お答えできません。
Q: 子 ど も の 携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン の 所 持 は 許 可 さ れ て い ま す か 。
A: 携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン の 所 持 は , 現 在 認 め て お り ま せ ん 。