超音波による有害物質の分解

超音波による有害物質の分解
周波数が20 kHzを越える音波
周囲 常温・常圧
+
超音波
キャビ
テーション
5,000 K
100 MPa
音
0
圧
時間
熱分解
-
OHラジカル
OHラジカル
高速流動
キャビ
ティ
形成
膨張
収縮
膨張
崩壊
崩壊時のキャビティ
液体に超音波を照射すると音圧の低いときに気泡が発生し、その後、
膨張、収縮を繰り返したのち、断熱的に圧壊する。この際に高温・高
圧の反応場が生成する。
特徴
ほとんどすべての有害物質を無害化できる。
装置が簡単で、操作が安全である。
Yasuda Lab, Resources & Environment, Chem. Eng., Nagoya-U., Japan
メタンハイドレートの生成と回収技術の開発
・氷に包まれたメタンで海底数100
m の砂利の中に存在
・氷に包まれたメタンで海底数
・現在の日本の天然ガス消費量の30年分が採掘可能
・現在の日本の天然ガス消費量の 年分が採掘可能
・実用化には、掘削法、分解法、輸送法など回収技術の
開発が不可欠
マイクロバブル発生器を利用してメタンハイドレートを高速製造し、
マイクロバブル発生器を利用してメタンハイドレートを高速製造し、
ガス分離などの技術開発を行う。
地熱発電におけるスケールによる配管閉塞の防止
・日本の地熱資源は世界3位(原発
・日本の地熱資源は世界 位(原発20基分)
位(原発 基分)
・しかし、地熱発電量は世界6位
・しかし、地熱発電量は世界 位
・地熱水温度低下:シリカが配管に析出・閉塞
→ 定期的なメンテナンスが必要
地熱水に超音波
地熱水に超音波を照射して、事前にシリカ重合を促進し、配管
超音波を照射して、事前にシリカ重合を促進し、配管
でのシリカスケールの析出防止の技術開発を行う。