NTTデータグループのCSR(PDF: 4ページ, 538KB)

企業情報
NTTデータグループのCSR
社会や地域
はたらく人
地球環境
CSR 基盤
NTTデータグループのCSR
NTTデータグループのCSR Our Way
企業理念
社員信条
Group Vision
Values
社会や地域にとって、
よい「しくみ」を。
Global
Compliance
Policy
はたらく人にとって、
よい「しくみ」を。
地球環境にとって、
よい「しくみ」を。
● CSR方針の見直し
当社グループとしての CSR の考え方や取り組みの方向性をよりわかりやすくするため、2010 年 4 月から掲げていた「CSR
メッセージ」を廃止し、CSR 活動の指針である「Our Way」を実践するテーマとして「CSR 重点テーマ」を掲げて取り組むこ
ととしました。
NTTグループCSR憲章
NTT グループでは、「NTT グループ CSR 憲章」のもと、国内外の社会的課題解決に NTT グループがより一体となって貢献し
ていくために、グループ会社が共通して取り組むべき「NTT グループ CSR 重点活動項目」を定め、自主的・主体的に活動を推
進しています。
NTT データグループでは、これら「NTT グループ CSR 憲章」を踏まえ、自社の事業内容に沿った CSR 活動を推進しています。
安心・安全な
コミュニケーション
チームNTTの
コミュニケーション
人と社会と地球が
つながる安心・安全で
豊かな社会の実現
人と社会の
コミュニケーション
人と地球の
コミュニケーション
NTT データグループ
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サステナビリティレポート2015
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CSR 基盤
CSRマネジメント NTT データでは、代表取締役副社長を CSR 担当役員として CSR 活動全般に関するマネジメントを行っています。情報の取り
まとめ、社内啓発、社外とのエンゲージメントなど関連業務については総務部が担い、事業を通じた社会課題解決に貢献するた
めの取り組みは、各職場単位で CSR 活動を実施しています。
CSR 重点テーマに基づき、活動をよりいっそう推進するため、「社会にとっての重要性」と「NTT データグループにとっての
重要性」という 2 つの観点から、重点課題を析出しました。さらに、社外有識者へのインタビューなどを実施し、
「当社グルー
プが社会から何を求められているのか」
「当社グループが本業を通した魅力的な責任を果たしていくためには何をなすべきか」な
どの観点から、重点課題を絞り込んだ上で、新たに重点活動領域をまとめました。
■
CSR活動の新重点活動領域 策定プロセス図
「社会(ステークホルダー)にとっての重要性」の把握
「NTT データグループにとっての重要性」の把握
● 調査・格付機関の評価結果などの整理・分析
● CSR 報告書に関する社員へのアンケート
● GRI ガイドライン・ISO26000 などの項目把握
● 社員満足度、顧客満足度調査度など
● 社外有識者へのインタビュー
重要性の把握にあたっては、
「NTT グループ CSR 憲章」も踏まえています。
にとっての重要性
高 社会︵ステークホルダー︶
安全・安心な IT インフラの普及
雇用・登用のダイバーシティ実現
先進的 IT 技術の革新
情報セキュリティの徹底
生物多様性の保全
(気候変動問題への対応)
コンプライアンスの遵守
フェアな社会の実現に向けた貢献
不当労働の撲滅(児童・強制・長時間)
IT 人材の育成
災害リスクへの対応
NTT データグループにとっての重要性 高
社会や地域 はたらく人 地球環境 CSR基盤
NTT データグループ
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社会や地域
はたらく人
地球環境
CSR 基盤
ステークホルダーとの対話 ステークホルダーとの対話とそれに基づく改善(エンゲージメント)の機会は、ビジネスの様々な場に存在します。私たち
は、日常業務における対話を重視し、ステークホルダーの皆様とともに歩む姿勢をグループに浸透させています。ステークホル
ダー・エンゲージメントを通じ、幅広い社会からの期待について検討し、社会的課題の解決に向けて、取り組んでいます。
■
主なステークホルダー 株主
投資家
お客様
社会
NTT データ
NPO
NGO
委託先
グループ
社会
社員
■
地球環境
政治行政
主なステークホルダー・エンゲージメント 主なアプローチ
主なアプローチ
お客様
● 日常の営業・提案活動
● お客様満足度調査
(アンケート、インタビュー)
株主・投資家
● 定時株主総会
● アニュアルレポート ● IR サイト
● 決算説明会
● 株主通信
政治行政機関
● 官公庁の審議会・委員会・研究会 など
● 業界団体の各種委員会・検討会 社会
NPO、NGO
● 地域イベントへの参加 ● 社会貢献活動における協働・協賛
● Web サイトからの意見投稿
● アドバイザリーボード
委託先
● 日常の取引活動
● ビジネスパートナー(BP)社長会
● 意見交換会
● 技術説明会
社員
● 社員満足度調査
● 経営幹部キャラバン
● 提案 Patio( ボトムアップの提案窓口)
● NTT データグループ内の SNS コミュニティサイト
「Nexti」
● 相談窓口
● 各種カウンセリング
地球環境
● 自社環境負荷の削減、情報通信サービスによる
環境負荷の抑制
● アドバイザリーボードを通じたエンゲージメントの推進
NTT データでは、2012 年 7 月に企業経営者・学識専門家等で構成される「アドバイザリーボード」を設置し、社外有識者と
の対話の機会を設けています。2014 年 7 月には、第二期のアドバイザリーボードメンバーとして、以下の社外有識者に就任い
ただきました。
(敬称略/五十音順)
・稲葉 延雄 株式会社リコー 取締役専務執行役員
・内田 和成 早稲田大学ビジネススクール 教授
・梅田 望夫 株式会社ミューズアソシエイツ 社長
・江川 雅子 一橋大学大学院商学研究科 教授
・木村 宏 日本たばこ産業株式会社 特別顧問
・小林 栄三 伊藤忠商事株式会社 取締役会長
NTT データグループ
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CSR 基盤
● CSR報告書への意見の反映
NTT データグループは、毎年、国内グループ会社の役員・社員を対象とした「CSR 報告書アンケート」を実施し、CSR に
関する理解浸透を図るとともに、アンケート結果を活動や報告内容の改善に活かしています。
さらに、海外の各地域の窓口とのコミュニケーションを進め、グローバル規模で CSR を推進しています。
外部イニシアチブへのコミットメント NTT データグループでは、予防的アプローチの観点から外部団体への参加を通じて、社会的課題に対する情報共有・検討を
行っています。
(主な団体のみ掲載)
● 一般社団法人 テレコムサービス協会
(常任理事)
● 一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会
(CIA J)
● 一般財団法人 日本 ITU 協会
● 一般社団法人 電気通信協会 産業部会
● 一般社団法人 電気通信協会
● 一般財団法人 VCCI 協会
(理事)
● 一般財団法人 日本データ通信協会
● 一般社団法人 日本経済団体連合会
外部評価
NTT データの CSR の取り組みは、国内外の調査機関などから評価をいただいています。(2015 年 9 月現在)
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index
FTSE4Good Index
Oekom 格付 Prime
モーニングスター社会的責任投資株価指数
(Internet & Software 業界リーダーの 1 社として Prime に選定されています)
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