における化学肥料の窒素成分量の算出方法について

「特別栽培農作物に係る表示ガイドライン」における
化学肥料の窒素成分量の算出方法について
特別栽培農作物とはその農産物が生産された地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬
の使用回数が 50%以下、化学肥料の窒素成分量が 50%以下で栽培された農産物である。
1.一般的な方法
化学肥料の窒素成分量の算出は下記のものを使用します。
①施肥量
②保証票に記載されている窒素全量
③肥料袋の特徴などに記載されている有機質窒素の割合
下記の例では 2 袋施用したとすると 1.6kg 以下の化学肥料の窒素成分量が含まれてい
ることになります。
計算式:2 袋(40kg)×8%×(100%-50%)=1.6kg
8-2-5
施肥量
×
×
窒素全量
有機質窒素割合
2.太平物産製肥料における計算方法
太平物産製肥料はチラシや肥料袋に明示している原料や配合割合と異なる内容とな
っておりますので、施肥量と本会で調査した化学肥料の窒素成分量を使用します。
①施肥量
②別表の化学肥料由来窒素含有率
下記の例では 2 袋施用したとすると 2.3kg の化学肥料の窒素成分量が含まれているこ
とになります。
計算式:2 袋(40kg)×5.8%=2.3kg
3.栽培期間中の化学肥料の窒素成分量の算出~たい肥を併用したキャベツ栽培の例~
(1)使用資材
肥料:太平物産製:有機屋本圃(窒素 8-りん酸 12-加里 5)
他社製:有機配合 (窒素 10-りん酸 4-加里 12)有機質窒素割合 50%
(2)施肥設計
10a あたりたい肥施肥量:1 トン(化学肥料の窒素成分量の算出には使用しません)
10a あたり施肥量:基肥:有機屋本圃 7 袋
追肥:有機配合 4 袋
(3)県慣行栽培の化学肥料の窒素成分量
窒素成分量 25kg/10a
各県で慣行レベル窒素成分量が決まっております。地方公共団体が定めた慣行レ
ベルなどは農林水産省のホームページから確認できます。
(http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/tokusai_1407.pdf)
(4)計算例
有機屋本圃 7 袋(140kg)×5.8%+有機配合 4 袋(80kg)×10%×(100%-50%)
太平物産製肥料の式の計算
他社製造品のため一般的な計算方法
=8.1+4
=12.1kg←(3)県慣行栽培の化学肥料の窒素成分量(25kg)の半分(12.5kg)以下
以上