発達障害への理解と支援 “見えにくい障害”ともいわれる発達障害は、傍から判りにくく、周囲と上手くコミ ュニケーションをとれないことも多いため、学校や職場で居場所をなくしたり、仕事を 転々と変えたり、引きこもったりする人が少なくありません。成人では、そうした生き づらさから、うつ病や不安障害、依存症などを併発している人もいます。 そうした発達障害も、本人や周囲が正しく理解し、治療や環境調整など適切な対応を していけば、困難さはかなり軽減できるといわれています。本講座では先ず発達障害の 全体像と利用できる制度やサービスについて学び、その上に立って発達障害の当事者や 家族への支援のあり方、おたすけについて考えます。 期 間:立教 178(平成 27)年 11 月 26 日(木) ・27 日(金) 会 場:おやさとやかた南右第2棟3階 日 程:裏面参照 対 象:ようぼく 定 員:60 名 受講御供:1,500 円 携 行 品:筆記具 締 切 日:11 月 14 日(土) 日程表 1 日目(26 日) 2 日目(27 日) 13:00 8:50 受付 集合 13:30 9:00 開講・オリエンテーション 講義④ 「明るい発見のできる子育て」 13:50 「ひのきしんとは」 井上隆文 氏 (ひのきしんスクール運営委員) 14:10 休憩 阪口由美子 氏 10:10 休憩 10:20 14:20 講義⑤ 「当事者・家族を支援するために」 講義① 「発達障害とは─幼児期から学齢期─」 礒部美也子 早樫一男 氏 氏 11:30 15:30 昼食 休憩 12:30 15:40 パネルディスカッション 「発達障害をめぐる、おたすけ」 「発達障害をめぐるおたすけ」 講義② 「発達障害とは─思春期から成人─」 藤井茂樹 【パネリスト】 阪口由美子 早樫一男 【司 会】 飯 降 多 鶴 氏 16:50 休憩 閉講 講義③ 「活用できる制度とサービス」 中村匡志 氏 18:00 解散 講師紹介(登壇順) 奈良大学社会学部心理学科教授。児童相談所勤務を経て現職。発達臨床心 いそべ み や こ 磯部美也子 氏 理学を専門としている。障害幼児通園施設、児童養護施設、特別支援学校 等の教育・福祉の領域で臨床と研究を行っている。 びわこ学院大学教育福祉学部教授、スポーツ教育学科長。乳幼児期から就 ふ じ い し げ き 藤井茂樹 氏 労まで一貫した支援を行うため、発達支援システムの構築に尽力している。 奈良県発達障害支援センター「でぃあー」相談員。発達障害の人たちの支 なかむら ま さ し 中村匡志 氏 援拠点として、生涯にわたる支援システムの構築と就労に向けた相談支援、 生活支援センター等との連携に取り組んでいる。 泉明分教会会長夫人。障害のある子どもを抱える親のネットワークの場と さかぐち ゆ み こ 阪口由美子 氏 して「ハート・ママの会」を発足。発達障害についての理解を深めると共 に、今ある姿をいかに喜べるか、相談やおたすけに取り組んでいる。 臨床心理士、彌生布教所長。児童相談所、知的障害者更生相談所、身体障 はやかし か ず お 早樫一男 氏 氏 (ひのきしんスクール運営委員) 14:00 17:00 氏 害者更生相談所勤務の後、児童相談所長、同志社大学心理学部客員教授を 経て、現在、児童養護施設「京都大和の家」施設長。
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