木暮照正:平成16年度公開講座・公開授業アンテート調査の実施報告 平成16年度公開講座・公開授業アンケート調査の実施報告 生涯学習教育研究センター 1 はじめに 助教授木暮照正 ● 健康の常識・非常識(6−7月実施) ● これからの高齢学(6月実施) ここ数年,生涯学習教育研究センターは本学が実施 ● 心理学ステ・ソプア・ソプ1(6−7月実施) した公開講座や公開授業の受講者を対象としたアン ● 行政社会学って何だろう(7月実施) ケート調査を実施してきた(筒井・木暮,2002;木暮・ ● 心理学ステ・ソプア・ソプ丑(9月実施/ 筒井,2003;木暮,2004)。今年度も受講者向けアン ● 太宰治と外国文学(10月実施) ケート及び公開授業を担当した教員向けアンケートを ● 免疫力を高める楽しい運動プログラム!9−m 継続して実施したので,本稿てその結果概要を報告す 月実施) る。調査1では公開講座受講者を対象としたアンケー ● 子どもの心のゆくえ(9月実施) ト結果概要を,調査2と3では公開授業の受講者及び ● ドイツの小説と詩!10−11月実施) 授業担当者を対象としたアンケート結果概要をそれぞ ● 働くことと遊、事こと:rヒトと仕事の管理」の れ報告する。 国際比較〔11−12月実施/ なお,今回のアンケートは新たな試みということで 調査方法 はなく,従来からの調査の継続という意味合いが強い。 被調査者 特に経年変化を読み取るためにもアンケート項目はで 今年度福島大学公開講座を受講した方のうち,アン きるだけ昨年度と同様び)ものになるように配慮したが, ケートに回答した166名(延べ数)を対象とした。一 舶マ更を加えた。これは被調査者か〔)の回答が得に 人で複数の講座を受講した方もいたため,データには 一一 くいと判断された項目/主として自由筆記回答欄/を 多少の重複がありうる。 てきるだけ省略化し,昨年度の調査用紙よりも回答項 質問紙構成 目を減らしたためである。このことによって被調査者 問1は被調査者の個人属性に関する質問項目群であ からみて簡単に回答できるアンケートとなるように改 一)た。年齢(問1−1)・性別(問1−2/・市町村レ めた。 ベ1レσ)住所(1問1−3)・職業(問1−4)・同居家族 (問1−5;複数回答/・最終学歴(問1−6/をそれ 2 調査1 公開講座受講者向けアンケー ト調査 ぞれ質問した。 問2は今回受講した公開講座に関する質問項目群で あった。今回受講した講座名(問2−D・講座を知 目 的 一,た情報源(問2−2;複数回答)・受講講座の難易 調査1は,昨年度と…昨年度の調査(木暮・筒井, 度(問2−3/・講座に対する感想(問2−4;自由 2003;木暮,2〔)04)に倣い,今年度福島大学公開講座 記述!をそれぞれ質問した。 の受講者を対象に実施した。今年度は合計15講座を企 問3は福島大学公開講座に対する要望を問う質問項 画し,内14講座を実施した/「心理学ステ・ソプアヅプ 目群であった。どのような種別の講座を希望するかを 皿」は開講中止)。アンテート調査を実施したのは, r教養を重視した講座(例:文学・歴史や時事問題を 原町市教育委員会と共催で実施したr家庭教育講座」 紹介する講座)」「資格取得を目指した講座(例:行政 と短期開催であったrLife Drawing・人体『現代・ 書士や介護福祉士の資格取得講座!」r実技の習得を目 美術アカデミー」の2講座を除いた12講座であ一)た。 指した講座(例:英会話講座やパソコン講座)」r趣味 講座名と開設期間は下記の通1)である。 を充実させる講座/例:スポーツ講座やガーデニング ● 働くことと法律問題〔5−6月実施) 講座/」rその他/被調査者側で具体的に記述)」から ● 実習による金融工学(5−6月実施〕 選択させた(問3−1;複数回答/。最後に全般的な 6 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 21)05年3月 要望について質問した〔問3−2;自由記述1。 問1♂)回答から被調査者の個人属性の分布傾向に/) なお,具体的な質問紙構成は本稿末尾の資料を参照 いてまとめる。表1−1に年齢と性別び)分布を示した。 いただきたい。 性別比ては,女性が4分の3を占めていた。男女とも 手 続 に40−50歳代が最も多く,続いて鋤歳代が多か’)た。 被調査者の便宜を考慮し,各公開講座が終了する1 表1−2に市町村レベルの注所の回答分布を示した。 つ前の回でアンケート用紙を受講者に手渡し,終了回 本学の立地する福島市居住者が約3分の2を占めた。 に受付に提出していただいた。 表1−3に受講者の職業分布を示した。男性では無職 結 果 と会社員が,女性ては公務員と会社員・専業主婦がそ 以下,アンケート集計の結果概要について述べる。 れぞれ多かった。表1−4に同居家族構成の回答分布 なお,データ総数は166であるが,項目によって欠損 を示した。男女共に配偶者・子ども・親との同居が多 値があ一)たため,合計がデータ総数にならない箇所も いという傾向てあった。表1−5に受講者の最終学歴 ある。 の回答分布を示した。男女共に高等学校卒と大学卒が 多か’)た。 表1−1 公開講座アンケート:年代と性別の分布 全体 男性 女性 2〔)歳代 30歳代 4(〕歳代 5〔)歳代 6〔)歳代 70歳代 40 121 全体 男性 女性 職業 会社員 公務員 自営業 専業主婦 パートタイマー 無職 その他 計 一ゴ一口 161 表1−3 公開講座アンケート:職業分布 164 表1−2 公開講座アンケート:住所分布 住所 伊達町 飯野町 会津若松市 須賀川市 相馬市 霊山町 安達郡 喜多方市 北会津村 本宮町 ∋一口 十 160 39 121 79 その他 9 表1−5 公開講座アンケート:最終学歴 学校暦 高校卒 専門学校卒 短大卒 大学卒 その他 ⋮一一口 双葉町 配偶者 子ども LI 桑折町 61 103 全体 男性 女性 164 40 99 ]︺ 01 93 31 0 4 保原町 23 つ﹄ーワ﹂?一qO − ?一 二本松市 いない 41 12 一〇5 QU 5 2 1 白沢村 全体 男性 女性 8 ’’ 36 ︻’ 13 4︻︻ いわき市 124 公開講座アンケート:同居家族構成 (延べ数) 親 川俣町 2 40 F −の ?8 一£ −U6つ﹄ 郡山市 1 表1−4 [’− 福島市 全体 男性 女性 8∩3 1 0 /]3 9 ﹂13 2 36 8650290 6 01 51 236 39 36 2 10歳代 十 2 9 8352243213112 ?一4 Qd6 3 992 0 2 5 1093 4312200120110 1 1 2 1 7 2 664443333222 1 ?︺9 4イ寸 − 985 01 年齢範囲 124 問2の回答から講座を知った情報源と受講講座の難 易度評価の傾向についてまとめる。表1−6及び表1 −7に講座を知った情報源の回答分布を示した。男女 木暮照正二平成16年度公開講座・公開授業アンテート調査の実施報告 ともに新聞の折り込みチラシを通じて知ったという回 中では,過去に福島大学公開講座を受講したことがあ 頻度 講座方法について 回数・時間が短い る市民に対して毎年送付している講座・セミナー案内 もう少し深い内容を取り上げて欲しい を通じて知ったという回答や勤務先での案内で知った プロジェクタが見づらい という回答も比較的みられた。 講義進行がゆっくり 表1−8に受講講座の難易度評価の回答分布を示し 配布資料に配慮して欲しい た。男女差は見られず,「ちょうどよかった」という 定期的に開講してほしい 意見が約3分の2を占めた。問2−4ては受講した公 254432 答が全体の中でほぼ5割を占めた。またrそび)他」の 表1−9 公開講座アンケート:講義方法について 開講座に対する感想を求めたが,自由回答であり,講 問3の回答から,福島大学の公開講座に対する要望 座内容や教室び)雰囲気に対する感想等様々な意見が寄 の傾向をまとめる。表1−mに福島大学に希望する生 せられた。今回はその中でもr講座方法」に関する意 涯学習内容の回答分布を示した。教養型講座の希望が 見について抽出し,表1−9にまとめた。講座の回数 最も多く,それ以外の学習内容については横ばいてあ や時間数が少ないといった意見やもう少し深い内容を った。問3−2では福島大学び)公開講座に対する要望 取り上げて欲しいといった意見が比較的多く寄せられ に!)いて質問をしたが,その中で福島大学に希望する た。 生涯学習内容の具体的テーマを抽出し,表1−11にま とめた。子ども学・心理学・文学・法学といったテー 表1−6 公開講座アンケート1講座を知った情報源 (延べ数) 1 表1−7 公開講座アンケート:講座を知った情報源 生涯学習内容(延べ数) 全体 男性 女性 教養型 101 資格型 54 実技型 53 趣味型 54 そび)他 27 (その他で複数回答があったもの) 情報源 勤務先への案内 市政だより 市役所でのチラシ 図書館でび)チラシ 大学院説明会にて 9]− 講座案内 全体 男性 女性 表1−8 公開講座アンケート:受講講座の難易度 講座の難易度 やや難しかった 十 難しかった ■ゴ一口 157 39 ?一[’− ちょうどよかった つのFO︻’つの0 やや易しすぎた つ乙9∩/一昌01 9一 易しすぎた 全体 男性 女性 118 1[7 0 7 ’4 42 41 その他 公開講座アンケート:福島大学に希望する 111 知人・友人 表1−10 0 ︻ピつ020 3 インターネ・ソ/一 [’ テレビ 1 新聞記事 全体 男性 女性 〇 一 〇 4一6 9 1 11 〇1 折込チラシ 200戸 4QO 992212 1’3 851723 722232 一3 〇4 99 181 情報源 マが上位に並んだ。 表1−11公開講座アンケート:希望する講座例 希望する講座 子ども学 心理学 文学 法学 福島の歴史 フランス語 英会話 経営学 経済学 中国関係 陸上 歴史 註)複数回答があったもののみ 8 2し)〔)5年3月 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 まとめ 本学の公開講座受講者は40−50歳代の女性が主体で 3 調査2 公開授業受講者向けアンケー ト調査 あり,比較的社会人が多いことが窺えた。これらの個 人属性は昨年度とほぼ同じ傾向といえるが,専業主婦 目 的 の比率は昨年度よりも若干減じていた。 今年度は37科目(前期科目22科目・後期科目15科目) 昨年度と同様に,今年度も新聞折込チラシを通じて, を公開授業として開放し,延べ94名の方を受講者とし 公開講座と公開授業の広報を行ったが,やはりこの情 て受け入れることができた。昨年度に引き続き,受講 報媒体を通じて講座を知ったという一般市民の方が圧 者および担当講師を対象にアンケート調査を実施した 倒的多数であった。しかしながら,過去に受講者に送 が,この項ではまず受講者向けアンケートの結果を報 付している講座・セミナー案内や勤務先での案内も, 告する。 相対的に少数ではあるが,受講のきっかけとなってい 調査方法 ることが窺われた。特に勤務先での案内の場合には, 被調査者 講座内容から考えて相応しいと思われる業種にポス 今年度の公開授業を受講した方のうち,平成15年1 ターの掲示等を求めることになるので,特定の業種に 月末の時点でアンケートに回答した45名(延べ数)を 効率的に広報することが可能になる。このことから, 対象とした。一人で複数の講座を受講した方もいたた (地域を絞っているとはいえど)不特定多数に広報す め,データには多少の重複がありうる。 る媒体と同時に,特定の対象者に宣伝可能な媒体を併 質問紙構成 用することが効果的であると考えられる。また,市役 問1は,調査1の問1と同様に,被調査者の個人属 所や図書館でのチラシを見て参加したという回答も若 性に関する質問項目群であった。年齢(問1−1/・ 干ではあるが認められた。この種の広報は労力の割り 性別(問1−2)・市町村レベルの住所(問1−3)・ に効果を期待しにくいために敬遠されがちではあるが, 職業(問1−4)・同居家族!問1−51複数回答/・ 多角的な広報を考える際には見過ごせない点である。 最終学歴(問1−6)をそれぞれ質問した。 講座の難易度についてはrちょうどよかった」とす 問2は,受講者が過去1年間に何回の生涯学習講座 る評価が大部分を占めた。しかしながら,このような に参加したかを問う質問項目であった/問2−1)。 類のアンケートの場合,どうしても好意的な評価に傾 問3は,今回受講した公開授業に関する質問群であ きがちであることから解釈には慎重にならざるを得な った。今回受講した授業名〔問3−1)・講座を知一) い。そこで,問2−4の自由記述から講座方法につい た情報源(問3−2;複数回答)・受講した授業の難 ての意見を抽出し,表1−9にまとめた。「プロジェ 易度(問3−3)・受講した授業に対する感想(問3 クタが見づらい」r講義進行がゆっくり」等講義の具 −4)・公開授業の回数の適切さ〔問3−5)・望まし 体的な手法に関する意見も寄せられていたが,最も多 い回数(問3−6;自由記述)をそれぞれ質問した。 か一)たのは「回数・時間が少ない」というものであ一) 問4は,調査1の問3と同様で,福島大学公開講座 た。またrもう少し深い内容を取り上げて欲しい」と に対する要望を問う質問項目群であった。どのような いう意見も見られた。七分に時間をかけて高度な内容 種別の講座を希望するかをr教養を重視した講座」 を求めるという意見が寄せられたということは,本学 r資格取得を目指した講座」r実技の習得を目指した講 の公開講座に対してより一層の期待をかけているもの 座」r趣味を充実させる講座」rその他」から選択させ と推察することができ,少なくとも否定的にだけ捉え た(問4−1;複数回答)。最後に全般的な要望につ ているとは考えられない。 いて質問した(問4−2;自由記述)。 福島大学に希望する生涯学習内容や具体的テーマに なお,具体的な質問紙構成は本稿末尾の資料を参照 ついては,従来のアンケートとほぼ同様の傾向が認め いただきたい。 られた。 手 続 公開授業の担当講師に受講者用のアンケートを事前 に配布し,実施を依頼した。基本的には開放コマの終 了回にアンケート用紙を受講者に配布していただき, 回答後に担当講師に提出していただくという方式で行 9 木暮照止:平成16年度公開講座・公開授業アンゲート調査の実施報告 ’)た。 表2−3に受講者の職業分布を示した。男性では無職, 結 果 女性では専業主婦がそれぞれ多かった。表2−4に同 以下,アンケート集計の結果概要について,表を参 居家族構成の回答分布を示した。男女共に配偶者・ 照しながら述べる。なお,データ総数は45であるが, 親・子どもとの同居が多いことが窺えた。表2−5に 項目によって欠損値があるなどしたため,合計がデー 受講者の最終学歴の回答分布を示した。男性では大学 タ総数になρ)ない箇所がある。 卒が,女性は高等学校卒がそれぞれ多かった。 問1の回答から被調査者の個人属性の分布傾向につ いてまとめる。表2−1に年齢と性別の分布を示した。 表2−4 公開授業アンケート:同居家族構成 (延べ数) 男性・女性ほぼ同数であり,全体としては50歳代が最 全体 男性 女性 親 配偶者 子ども 表2−1 公開授業アンケート:年代と性別の分布 年齢範囲 60歳代 7〔)歳代 十 一ゴ■口 44 21 高校卒 専門学校卒 短大卒 大学卒 23 その他 全体 男性 女性 F﹁︺ 4 計 表2−2 公開授業アンケート:住所分布 伊達町 川俣町 霊山町 本宮町 44 1 21 1 23 表2−3 公開授業アンケート1職業分布 職業 自営業 専業主婦 パートタイマー 1 無職 その他 計 44 21 23 多数を占めた。 表2−6 公開授業アンケート:過去1年間の生涯学 習参加回数 参加回数 0回 1−2回 3−4回 5−6回 7回以上 一三口 公務員 回数を示した。「0回」とr1−2回」との回答が大 十 会社員 全体 男性 女性 傾向を示す。表2−6に過去1年間の生涯学習参加の 全体 男性 女性 45 21 8 0 1 30QO 計 二本松市 3 24 問2の回答から受講者の過去1年間の生涯学習参加 6 5554 11 保原町 0 90111012 0 1 4151 0 14500101 2 0 1 107 福島市 全体 男性 女性 0 4258 04だU11113 12 市町村名 21 1 03一〇49] 50歳代 学校暦 6 1 1 119一 40歳代 1 表2−5 公開授業アンケート:最終学歴 6 4 だ 一〇4 1 U 1 30歳代 1 0 11 1昌Oつ一 1 20歳代 − り 4 4003 乙 ? ︼− 10歳代 その他 全体 男性 女性 0 9− ︻ ∼4?一 いない 布を示した。福島市居住者がほぼ7割を占めていた。 [ 01 9つの11 [1 0Q 8J 0− 一〇3 も多かった。表2−2に市町村レベルの住所の回答分 24 問3の回答から講座を知った情報源・受講講座の難 易度評価および公開授業という方式に対する評価の傾 向についてまとめる。表2−7に講座を知った情報源 の回答分布を示した。男女ともに新聞の折り込みチラ シを通じて知ったという回答が最も多かった。その他 の回答では,本学が発行している講座・セミナー案内 m 2005年3月 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第m巻 て知ったという回答q2/び)他,勤務先での案内とい う回答もみられた(2)。表2−8に受講講座の難易 表2−10 公開授業アンケート:福島大学に希望する 生涯学習内容(延べ数) 全体 男性 女性 ょうどよか一)た」という意見が約7割を占めた。表2 教養型 資格型 示した。「多かった」「やや多か一)た」という回答はな 実技型 く,「少なかった」rやや少なかった」という回答が約 趣味型 その他 7割を占めた。望ましい回数に関する自由記述から, 大多数は科目の正規実施期間(1セメスター全体1の 11 −9に公開授業の開放コマの回数に関する回答分布を ︻ 3 ﹂640£U 度評価の回答分布を示した。男女差は見られず,rち 18 19 1 5 5 9 4 6 5 1 開放を求めていた〔有効回答22中,1セメスター全体 まとめ が望ましいとした回答は15てあ・)た〕。 公開授業のほとんどは昼間開講てあるため,調査1 と比べて,参加者♂)年齢が全般的に高齢になる傾向と 表2−7 公開授業アンケート:授業を知った情報源 (延べ数) 新聞記事 テレビ インターネヅト そび)他 − 知人・友人 全体 男性 女性 ?︼ 折込チラシ OFO800 620315 9]41寸00 720012 340327 0 4 29ワ]00 3380 情報源 表2−8 公開授業アンケート:受講した授業の難易度 講座の難易度 ちょうどよかった やや難しかった 16 3 ■マロ 4 FO 十 難しかった 2 やや少なか一)た ちょうどよかった やや多かった 計 多かった O 21 24 全体 男性 女性 43 20 実際のところ社会人は参加しづらいという実態がある。 昨年度と今年度は試行実施であり,これらを踏まえて 今後の実施計画については検討をしなければならない が,この点は是非に改善をはかるべきところであろう。 幸いにも来年度よ1),福島市街地のサテライトキャン ペスて平日夜間時間帯に講義を行うことになっており (現代教養コース1,ここで開講される授業科目は一部 いては注意深くウォ・ソチし,検討を進めたいと考えて 0 9] − 少なかった これに応えるツールがいわば公開授業なのてあるが, を除いて公開授業となる運びになっている。こび)コー 表2−9 公開授業アンケート:公開授業の回数 回数 度で専門的な内容を大学に期待している可能性が高い。 FO やや易しすぎた 0 ても窺われたことであるが,公開講座受講者はよ1)高 0 9一 ︻’ 易しすぎた 全体 男性 女性 社会人層が減る傾向とがそれぞれ認められた。調査1 23 スび)授業がまさに社会人のニーズに合致するもび)てあ るといえよう。現代教養コースの公開授業の状況につ いる。 過去1年間の生涯学習参加回数に一)いては,昨年度 と同様に少ない傾向であった。多くび)生涯学習経験を 持った方が大学び)公開授業に参加しているというよ1) も,むしろ学習経験の多くない方が参加している状況 が推察された。 公開授業を知った情報源は,調査1と同様に,圧倒 的に折込チラシであり,そのほか講座・セミナー案内 や勤務先ての案内といった媒体を通じて知ったという 回答も比較的見られた。広報という観点からは,現時 点では,公開講座と公開授業とでは大きな違いはない と考えられる。 問4の回答から今後の生涯学習講座への参加希望の 本来半期15回から構成される授業の一部分(本学の 傾向をまとめる。表2−10に福島大学に希望する生涯 場合,6回9時間/を開放するという公開授業の仕組 学習内容の回答分布を示した。教養型講座の希望が最 みについては様々な問題点が指摘されている(木暮, も多く,続いて趣味型講座が多かった。 2004参照/。昨年と同様にこの開放回数の点について 質問をしたが,やはり約7割がr少なかった」rやや 木暮照正:平成16年度公開講座・公開授業アンゲート調査の実施報告 11 少なかった」と回答しており,その中でさらに約半数 以下び)通りであった(順不同)。 が原則として半期15回全回の開放を希望していた。授 ● とてもいいと思います。 業科目の部分的開放は,教育計画の段階や実際の進行 ● も一)と増えるといい。 管理のして授業担当者にも負担となるし,かつ公開授 ● よい試みだと思います。公開講座用び)別の話を 業び)受講者にとっても正規学生と異なる部分しか参加 作るよりも楽だし,社会人び)方々からは貴重な意 できないという意味で不満につながりかねない。この 見(授業内容に関する1をうかがうこともできま 点は早期に改善を図る必要があろう(なお,来年度以 した。 降は部分開放から全体開放へと変更する予定である)。 ● 一般学生にと一)ても刺激となり,よいと思う。 福島大学に希望する生涯学習内容や具体的テーマに ● 一般学生の受講数の多くない,この授業ては大 ついては,調査1と同様に,従来のアンケートとほぼ 歓迎です。 同様の傾向が認められた。 ● 緊張感があ1)よい。 ● 昨年同様,真摯な姿が学生によい影響を与えて 4 調査3 公開授業講師向けアンケート 調査 いるように思われました。 ● 私はもとよ1),学生にと一)ても刺激になったよ うであった。 目 的 ● 初めての試みであったし,受講調整で一一人しか 調査3ては福島大学公開授業♂)担当講師を対象とし 受けていなかったので何とも言えない。 た。 ● 特に問題や支障はない。市民の方も望んでいる 調査方法 形態ではないか。 被調査者 ● よか一)た。特に支障はない。 今年度σ)公開授業の担当講師のうち,平成17年1月 公開授業の回数については,「少なかった(61」 末び)時点でアンケートに回答した14名を対象とした。 「やや少なか一)た/31」「ちょうどよかった(5/」と 質問紙構成 いう回答分布であった。「ちょうどよかった」という 問1は公開授業に関する質問項目群であった。公開 回答以外は相応しい回数を回答してもらっているが, 授業の形態に対する評価(問1−11自由記述/,公 9名中7名がr全体の開放」が相応しいと回答した。 開授業の回数の適切さ(問1−2/,望ましい回数 公開授業に対する感想については,回答は以下の通 /問1−3;自由記述/および公開授業に対する感想 りであった。 !問1−4;自由記述1をそれぞれ質問した。 ● あび)猛暑の中,冷房が入らないというのは対外 問2は,福島大学の生涯学習支援活動に対する要望 的にはちょ’)と恥ずかしい気がしました。その意 を問う質問項目であった(問2−1;自由記述/。 味では前期昼間主び)授業を公開にするのは,福大 なお,具体的な質問紙構成は本稿末尾の資料を参照 にと一)てはマイナスかもしれません。 いただきたい。 ● とても熱心に受講して頂いた。今後とも継続す 手 続 るつもりだ。 公開授業の担当講師にアンテート用紙を事前に配布 ● 休講の際の連絡体制を作る必要があると感じた。 し,回答を依頼した。調査2のアンケート用紙と併せ 受講者が休講も設定回数に含めて考えていたので, て,生涯学習教育研究センターに提出していただいた。 休講の場台は設定回数に数えないことを周知して 結 果 欲しい。 以下,アンケートの結果に/)いて述べる。なお,講 ● 市民の受講者の受講態度・学習意欲・視点は, 師向けアンケートは自由記述部分が多く定量的な集計 かなり深く強いものがあり,教える側としても, を行うことが難しい。そのため,回答を列記すること 嬉しく,刺激的でした。 で報告に代えたい。但し,一部抜粋した1)補足説明を ● 質問用紙での応答が参考になっている。 加えた1)したために表現が回答通りでない場合もある。 ● 社会人としての経験があるため,リアクション 問1の回答から公開授業に対する評価についてふれ ペーパーの内容は濃くて一・般学生よりも理解度が る。公開授業の形態に対する評価については,回答は 高かった。メ・ソセージが伝わる手ごたえがあった。 12 2〔)05年3月 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 ● 授業の目的,概要をしっかりと把握してきたか はなく,経年変化を把握するための継続的取り組みて どうか疑問になり期待に添えないこともある。し あった。今回の結果概要をみるに,…昨年・昨年と大 かし,聞いた後に勉強になったといってくれるが。 きな違いは認められず,本学の公開講座・公開授業へ まあ,こんな程度で来年もやりたい。 の参加者に大きな変動はあったとは判断できない。 ● 積極的な姿勢で,私自身もはげまされた。 大学の生涯学習では,新規参加者層よりもリピー ● (語学の授業では)文法と会話の授業は別々に ター層が多くなる傾向にあるといわれている。以前か 行いますので,会話の授業では文法の説明はあま ら積極的に生涯学習に取i)組んでいる大学では,リ りしません。そうすると市民の受講者はむずかし ピーター層をターゲ・ソトとした講座を企画し実施して いと思います。両方の授業の受講が望ましいです。 いるところが多い。しかしながら,今回¢)調査結果を ● 受講者は金銭的・時間的なコストを負担して参 見る限り,本学の場合はまだリピーター層がかなりの 加しているだけに,一般学生よ1)は熱心で主体的 比率を占める段階には至っていないようである。今回 に参加している様子がうかがわれる。 のアンケートではこの点を直接的には質問していない 問2の回答から福島大学の生涯学習支援活動に対す ので,推測でしかないが,そのような層が形成されて る要望についてまとめる。寄せられた回答は以下の通 くるのか否かについては,今後の継続的なアンケート りであった。 調査による把握が必要であろう。また,その動向如何 ● 一般市民がどのような授業を望んでいるのか, によ’・て講座編成や運営態勢についても検討する必要 具体的に知りたい。(語学,文学など大まかなも がある。 のではなくて) 最後に,アンケート調査に関する今後の課題につい ● 拡大・充実することが望ましい。 て若干触れたい。この種のアンケートは多くの自治体 ● 業績として認知するシステムを作ってほしいと や大学の生涯学習系センター・諸団体が実施をしてお 思います。 り,膨大な数のデータが収集されている。しかしなが ● 広報活動に力を入れて参加者を増やせるとよい。 ら,今後の生涯学習の方向性を検討する上での資料と ● 今までの実施状況をふまえて,より積極的な事 して利用されることは,実は多くない。もちろん参考 業を多様に提案してもらいたい。 資料として利用されているわけだが,現状の把握にと ● 今後とも発展させる方向で取1)組んでほしいと どまり,今後の生涯学習展開を考える上での資料とし 思います。 て有効活用されているとはいいがたい。 ● 市民向けの演習,すなわちテキスト教材読解講 この原因としてはいくつか考えられるが,「そもそ 座を市内にて開くと良いと思います。 もアンケートで市民の生涯学習ニーズがどれほど正確 ● 特別ないが,料金を安くしてもっと来て頂いて に把握できるのか」という点があげられる。可能であ はどうか。 るという意見と不可能であるという意見の両者が存在 まとめ するが,筆者の見解は以下の通りである。r測定しや 対象者数が少ないこととアンケートの自由記述部分 すいニーズ(顕在的ニーズ)と測定しにくいニーズ が多く定量的な評価が難しいこと等から,一意の結論 (潜在的ニーズ〕とが存在する。測定しやすい顕在的 を導くことは差し控えなければならない。しかしなが ニーズとは,アンケート回答者が自分自身で明確に理 ら,公開授業の取り組みに対しては,ある程度,好意 解しているニーズであ;),すでに生涯学習に参画して 的な評価を受けたと考えられる。ただし,改善点を指 いる人であれば,その経験に基づいてニーズ自体も形 摘する意見や否定的な意見には重要な示唆が含まれて 成されやすいと考えられる。一方,測定しにくい潜在 いるため,今後の参考にしたい。 的ニーズとは,回答者自身も明確には理解しておらず・ 具体的な尋ねられ方をしないかぎり判断できないよう なレベルのニーズである。生涯学習に参画していない 5 結びに代えて 人であれば,なおのことニーズが顕在化することは少 本稿では,昨年・一昨年に引き続き実施した公開講 なく,よってアンケートで希望する生涯学習について 座・公開授業アンケートの概要を述べた。冒頭でも述 問われたとしても回答に戸惑ってしまう可能性が高い。 べたとおi),今年度のアンケートは新規の取り組みで 現行のアンケートは主に顕在的ニーズを測定している 木暮照正1平成16年度公開講座・公開授業アンケート調査の実施報告 13 が,調査者が本当に知りたい(測定したい)のは潜在 木暮照正(2004).平成15年度公開講座・公開授業ア 的ニーズの方である。」 ンケート調査の実施報告 福島大学生涯学習教育研 生涯学習アンケートが有している問題は「顕在的 究センター年報,9,5−19. ニーズ」とr潜在的ニーズ」の混乱に起因するという 筒井雄二・木暮照正(2002).福島県における大学を のが筆者の見解であるが,具体的な解法や対策につい 連携させた公開講座の実施について:福島県大学間 てはまた改めて論じることとしたい。 連携公開講座の報告 福島大学生涯学習教育研究セ ンター年報,7,3−8. 木暮照正・筒井雄二/2003).生涯学習ニーズ調査 辞 引用文献 謝 過去の公開講座受講者と今年度受講者との比較 福島大学公開講座及び公開授業で担当講師を務めら 福島大学生涯学習教育研究センター年報,8,3− れた方々および関係各位,特にアンケートにご協力い 12. ただいた方々に,この場を借1)て感謝申し上げます。 14 2005年3月 福島大学生涯学習教育研究セン7一年報 第H)巻 平成16年5月24日 公開講座アンケート(受講者用) 平成16年5月 福島大学公開講座委員会 (実施担当:生涯学習教育研究センター) いつも福島大学公開講座をご利用いただき,ありがとうございます.これから福島大学 において企画・実施する公開講座や生涯学習支援活動の改善の参考とするため,みなさま からのご意見をいただきたく,アンケート調査へのご協力をお願いいたします.回答はす べて統計的に処理いたしますので,個人データが取り上げられるような心配はありません. 以下の項目にご回答いただき,次回の講座にこのアンケート用紙をご持参いただきます ようお願い致します.その他は係員の指示に従ってください. まず,あなた自身についてお聞きします. ︵ 問1−1.平成16年4月1日時点で何歳ですか? )歳 問1−2. 性別をお答えください.当てはまる項目の数字にOをつけてください(以下同様〉・ 1 男 2.女 問1−3. お住まいはどちらですか?市町村レベルでお答えください(例:福島市). ( ) 問1−4.ご職業は何ですか?「その他」の場合は「7.」にOをつけた上で( )内に具体的 にお書きください(以下同様). L 会社員 2.公務員 3.自営業 4. 専業主婦 5.パートタイマー 6.無職 7.その他( ) 問1−5. 同居しているご家族はいますか?当てはまるものすべてに0をつけてください. いない 2.親 3.配偶者 4.子ども その他( ) 問1−6. 最終学校卒業をお答えください(例:4年制大学卒). ( ) (1) (裏面へ続きます) FO 木暮照正:平成16年度公開講座・公開授業アンテート調査の実施報告 ︶ 今回受講された公開講座についてお聞きします. 問2−1,今回受講した公開講座は何ですか? ( 問2.2.今回,この公開授業をどのような情報源からお知りになりましたか?当てはまる項 目の数字すべてにOをつけてください.rその他」の場合はr6.」にOをつけた上で ( )内に具体的にお書きください. L 新聞の折り込みチラシ 2.新聞の記事 3.テレビ 4.インターネット 5.知人・友人の紹介 6.その他( ) 問2−3.今回受講された公開講座の難易度はいかがでしたか? L 易しすぎた 2.やや易しかった 3.ちょうどよかった 4.やや難しかった 5.難しすぎた ] [ 問2、4.今回受講された公開講座に対する感想について,下の欄に自由にお答えください・ 福島大学の公開講座に対するご要望についてお聞きします、 問3−L 今後,福島大学が行う公開講座で,どのような内容(テーマ)の講座なら受講した いと思いますか?(Oはいくつつけても構いません1. L 教養を重視した講座(例:文学・歴史や時事問題を紹介する講座) 2.資格取得を目指した講座(例:行政書士や介護福祉士の資格取得講座) 3.実技の習得を目指した講座(例:英会話講座やパソコン講座) 4.趣味を充実させる講座(例:スポーツ講座やガーデニング講座) 5.その他( ) 問3−2.福島大学の公開講座に対して何かご要望があれば(例えば,開催して欲しい講座の 具体例等),下の欄内に自由にお答えください. [ ] 以上で質問は終わりです. 記入漏れの項目がないかどうかご確認ください.次回の講座にこのアンケート用紙をご 持参いただきますようお願い致します.その他係員の指示に従ってください、 ご協力ありがとうございました. 連絡先:福島大学地域連携推進室研究協力係 〒960−1296 福島市金谷川1番地 TEL O24−548−8009/FAX O24−548−3180 (2) 16 2005年3月 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 平成16年5月24日 公開授業アンケート(受講者用) 中』」轟17丁』』凶ノト噂■ 一「 ■ 一 ¥A口脚 口」1」/ 平成16年5月 福島大学公開講座委員会 (実施担当:生涯学習教育研究センター) この度は福島大学公開授業を受講いただき,ありがとうございます. 今後,福島大学において企画・実施する公開講座・公開授業や生涯学習支援活動の改善 のための参考とするため,みなさまからのご意見をいただきたく,アンケート調査へのご 協力をお願い致します.回答はすべて統計的に処理しますので,個人データが取り上げら れるような心配はありません. 以下の項目にご回答いただき,担当講師まで提出してください. よろしくお願い致します. まず,あなた自身についてお聞きします. 問1−L 平成16年4月1日時点で何歳ですか? ( )歳 問1−2.性別をお答えください.当てはまる項目の数字に0をつけてください(以下同様)・ L 男 2.女 問1−3.お住まいはどちらですか?市町村レベルでお答えください(例:福島市). @ ( ) 問1−4.ご職業は何ですか?rその他」の場合はr7.」にOをつけた上で()内に具体的 にお書きください(以下同様). 1.会社員 2.公務員 3.自営業 4. 専業主婦 5.パートタイマー 6.無職 7.その他( ) 問1−5.同居しているご家族はいますか?当てはまるものすべてにOをつけてください. L いない 2.親 3.配偶者 4.子ども 5.その他( ) 問1−6.最終学校卒業をお答えください(例:4年制大学卒). (・ ) (1) (裏面へ続きます) 17 木暮照正二平成16年度公開講座・公開授業アンテート調査の実施報告 過去1年間のあなたの生涯学習講座への参加状況についてお聞きします・ 問2−L 過去1年以内に,いくつの生涯学習講座(大学,公民館,民間開設の種別を問わず) に参加しましたか?回数を( )内にお答えください.なお,一連の公開講座 など(例えば,4回の講演会で1シリーズとするなど)は1回と考えてください・ ( )回 今回受講された公開授業についてお聞きします, 問3−L 今回受講した公開授業は何ですか?(複数の授業を受けている方は,このアンケー トが配布された授業のみをお答え下さい) ( ) 問3−2,今回,この公開授業をどのような情報源からお知りになりましたか?当てはまる項 目の数字すべてに0をつけてください.rその他」の場合はr6.」に0をつけた上で ( )内に具体的にお書きください. L 新聞の折り込みチラシ 2.新聞の記事 3.テレビ 4.インターネット 5.知人・友人の紹介 6.その他( ) 問3弓. 今回受講された公開授業の難易度はいかがでしたか? L 易しすぎた 2.やや易しかった 3.ちょうどよかった 4.やや難しかった 5.難しすぎた ] [ 問3−4.今回受講された公開授業に対する感想について,下の欄に自由にお答えください. 問3−5.今回受講された公開授業の回数(試聴期間を除き,6回9時間分)についてどう思 われましたか?当てはまる項目の数字に○をつけてください. L 少なかった 2.やや少なかった 3.ちょうどよかった 4.やや多かった 5.多すぎた 問3.6.問3−5,でr3.ちょうどよかった」と答えた方以外にお聞きします.公開授業とし て適切な回数・時間とはどれくらいと思われますか?下の欄に自由にお答えくださ い. ﹂ [ 18 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 2005年3月 福島大学の公開講座・公開授業に対するご要望についてお聞きします. 問4−L 今後,福島大学が行う公開講座・公開授業で,どのような内容(テーマ)の講座な ら受講したいと思いますか?(Oはいくつつけても構いません). L 教養を重視した講座(例:文学・歴史や時事問題を紹介する講座) 2.資格取得を目指した講座(例:行政書士や介護福祉士の資格取得講座) 3.実技の習得を目指した講座(例:英会話講座やパノコン講座) 4.趣味を充実させる講座(例:スポーツ講座やガーデニング講座) 5.その他( ) 問4−2.福島大学の公開講座に対して何かご要望があれば(例えば,開催して欲しい講座の 具体例等),下の欄内に自由にお答えください. [ 1 以上で質問は終わりです, 記入漏れの項目がないかどうかご確認いただいた上で,担当講師まで提出してください ご協力ありがとうございました. 連絡先:福島大学生涯学習教育研究センター (3) 19 木暮照正二平成16年度公開講座・公開授業アンテート調査の実施報告 平成16年5月24日 公開授業アンケート(講師用) 平成16年5月 福島大学公開講座委員会 (実施担当:生涯学習教育研究センター) この度は福島大学公開授業の試行にご参加いただき,ありがとうございます. 今後,福島大学において企画・実施する公開講座・公開授業や生涯学習支援活動の改善 のための参考とするため,講師のみなさまからのご意見をいただきたく,アンケート調査 へのご協力をお願い致します. よろしくお願い致します. 今回の公開授業についてお聞きします. 問1−1.市民の受講者が一般学生と一緒に授業を受けるという公開授業の形態についてど う思われましたか?下の欄に自由にお答えください. [ ] 問1.2.今回の公開授業の設定回数(試聴期間を除き,基本的に6回9時間分)についてど う思われましたか?当てはまる項目の数字に0をつけてください、 L 少なかった 2・やや少なかった 3.ちょうどよかった 4、やや多かった 5.多すぎた 問1.3.問1−2.でr3.ちょうどよかった」と答えた方以外にお聞きします、公開授業とし て適切な回数・時間とはどれくらいと思われますか?下の欄に自由にお答えくださ ] [ い. 問1.4.今回の公開授業に関する感想やご意見について,下の欄に自由にお答えください・ [ ] (1) (裏面へ続きます) 20 福島大学生涯学習教育研究センター年報 第10巻 20隔年3月 本学の生涯学習支援活動全般についてお聞きします. 問2−1.本学の実施する公開講座・公開授業や生涯学習支援活動に対するご要望について, 下の欄内に自由にお答えください. [ ] 以上で質問は終わりです. 記入漏れの項目がないかどうかご確認ください. 公開授業受講者のアンケート分と併せて,アンケート回収用封筒に同封の上,下記連絡 先まで学内便等でお送りくださいますようお願い致します. ご協力ありがとうございました. 連絡先:福島大学生涯学習教育研究センター 木暮 内線3372(024−549−5010) kogure@educ.£ukushima−u.acjp 教官メールボックスは教育学部教官控室に設置されています. (2)
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