Oracle Enterprise Performance Management Planning 導入事例 No.2 アウルズ株式会社 連結予算管理システム構築 顧客情報 業種 売上高 卸売業 背景 効果 (専門商社) 会社の急成長に伴い経営企画部が手作業で予 算 をEXCELベ ー ス で 収 集 す る こ と が 困 難 に なった。また、子会社の買収により取り込ま なければならない実績データが多種大量にな りEXCELピボットで予実対比することがPCで はできなくなりつつあった。 予算環境の準備からデータ収取と集計、役員 報告レポートまで毎年2名で2か月必要であっ たが2名で2週間程度まで作業が短縮すること ができた。 2,000億円 従業員数 9,000人 Planningの部課別バージョン管理機能により 各部課の案をシステム内でデータベース保管 し レ ポ ー ト ツ ー ル に よ る各 案 比 較 が 容 易 に なった。また、データコピー機能により例え 課題 ば下案から上案にデータをメニューより一発 予算作成対象が部課合わせて数百にわたるた コピーし修正することできるようになり値の め、その入力内容の指導と最終集計報告に時 コ ピ ー ミ ス、フ ァ イ ル の 消 失 等 が な く な っ 間がかかり、本来の経営企画室の責務である た。 戦略の立案サポート、各事業部への助言等に Planning組織変更機能により組織をツリー構 避ける時間が足りない。 造 で 修 正 管 理 し、ま た そ の 変 更 は 各 入 力 画 部課単位で上・中・下案、経営者レビュー後 面、レポートに自動でツリー構造とともに反 の最終予算案等、競合他社に比較して複数の 映されるため、予算開始準備時間がほぼ2日程 予算案が部課単位で作成されるためシート管 度まで短縮できた。 理が煩雑。 Planningの集計機能はツリー階層に合わせて 予実対比において過去作成された予算種類と 集計処理が可能なため、これを利用し組織構 それぞれのバージョンとの比較、誤差分析を 造に子会社組織も組み込むことで新たに子会 行うためEXCELファイルが大量に存在し、担 社が追加になっても、自動で内部取引計算が 当者が組織異動または退職した場合にファイ できるようになった。また、汎用の調整組織 ルの所在が不明になる、EXCELセル参照先が を設けることで、ユーザにより各子会社と親 正しく反映されていないことが多々発生 会社間の調整計算が可能となった。 予 算 組 織 変 更 の た び にEXCEL入 出 力 フ ォ ー 実績データの自動取り込みルール機能を使用 マ ッ ト の 変 更 と デ ー タ 移 行 作 業 が 必 要 と な することで各子会社のシステムから転送され り、予算開始準備の時間が掛かりすぎている てきた実績データを親会社のフォーマット、 子会社を買収する毎に内部消去のロジックを 科目体系に合わせて自動取り込み変換ができ EXCELで登録する必要があったがマクロ作成 るようになり手作業から解放された。また担 当者はファイルが配布されることを待たずに に詳しい社員が徹夜対応を都度行っていた。 連携後即レポート機能により予実分析ができ 子会社により使用している販売システム、会 るようになった。 計システム等が異なるためCSVで取得した実 績ファイルのEXCELフォーマットへの変換作 経営者向けに経営企画室で作成していた報告 書がパワーポイントベースで1週間近くかけ収 業が煩雑 集したEXCEL予算データを加工し作成し ていたが、Office連携機能により予算収集後自 動的にファイル作成ができるようになり、分 析作業に時間が避けるようになった。 アウルズ株式会社 http://owls-jp.com 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-14-304 電話:03-6804-5543 Copyright©2013-2015アウルズ株式会社 All Right Reserved.
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