平成27年度 指導改善プラン

平成27年度 指導改善プラン
千代田区立和泉小学校
達成度調査及び児童の学 習 状 況 か ら 見 た 成 果 と 課 題
第4学年
第 5 学 年
結
果
の
分
析
国
語
○ 言 葉 に 着 目 す る 力 、興味関 ○ 説 明 文 の 読 解 、 及 び 短くま ○ 文 学 的 文 章 の 読 解 、 言 語
心が高い。
社 会
とめる力が付いて い る 。
数
▲ 資 料 を 短 時 間 で 正 確 に読
た、文脈に即した内容の理解が十分で 者の意見とその根拠を把握する。文法
み聞きした上での、内容の理解と記述
はない。
が曖昧なことがある。
的な学習の理解が十分ではない。
○資料から学んだ知識をしっかりと活 ○文章から学んだ知識は、おおむね定
○学習内容をキーワードでまとめるな
用できている。
着している。
ど、良く理解している。
▲ 文 や 資 料 か ら 読 み 取 っ
▲ 与 え ら れ た 資 料 か ら 情 報
▲ 用 語 の 意 味 を 正 確 に 理
た こ と を 互 い に 結 び つ け
を し っ か り 読 み 取 り 、 考 え
解 し 、大 切 な こ と を 読 み 取
る こ と や 理 由 の 考 察 が 十
を も つ こ と が 苦 手 。
り 、自 分 の 言 葉 で 説 明 す る
こ と が 十 分 で は な い 。
○無回答率が低く、何と か 解 い て
○基礎基本が定着してい る 。 粘 り
○発展的な問題に対して 、 意 欲 的
み よ う と い う 意 欲 が 感 じ
強 く 取 り 組 め る 。
に 取 り 組 む こ と が で き る 。
ら れ る 。
理
科
感 覚 の 向 上 が 伺 え る 。
▲ 話 を 正 確 に 聞 き 取 る 力。ま ▲ 資 料 を 正 確 に 読 み 取 り筆
分 で は な い 。
算
○ 成 果 ▲ 課題
第 6 学 年
計 算 力 が 向 上 し て い る 。
▲ 文 章 を 読 み 、問 題 の 意 味
▲ 問 題 文 の 意 図 を 理 解 し 、
▲ 既 習 の 知 識 を 正 確 に 活
を 正 確 に と ら え る 、よ り し
考 え た こ と を 正 し く 丁 寧 に
用 し て 演 習 問 題 を 解 く 力 、
っ か り と 考 え る 力 が 十 分
表 現 す る 。 計 算 力 の 向 上 が
良 く 考 え る 力 が 十 分 で は
で は な い 。
課 題 で あ る 。
な い 。
○ 基 礎 基 本 に 比 べ 、応 用 力
○ 関 心 意 欲 が 高 く 、 進 ん で
○ 実 験・観 察 の 力 に 向 上 が
を 必 要 と す る 問 題 の 向 上
取 り 組 も う と し て い る 。
見 ら れ る 。
▲ 知 識・理 解 を 十 分 に し た
▲ よ り 確 か に 基 礎 基 本 を 身
▲ 基 礎 基 本 の 定 着 。応 用 問
上 で 科 学 的 に 思 考 す る 力
に 付 け る 事 と 丁 寧 に 思 考 し
題 を 解 く 力 に 課 題 が 見 ら
に 課 題 が あ る 。
て い く 力 に 課 題 が 見 ら れ る
れ る 。
が 目 立 つ 。
調 査 以 外 の 教
科 に つ い て の
成 果 と 課 題
成
の
て
昨
改
」
取
と
改
果
全
の
年
善
に
組
課
善
と
校
傾
度
プ
基
の
題
の
課
と
向
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ラ
づ
成
題
し
「
ン
く
果
方針
学 校 として
の 改 善の取
組
教 員 の改善
の 取 組
検 証 方法
○全般的に意欲をもって 学 習 し 、 特 に 記 述 力 に つ い て 向 上 し て い る 。
▲資料を見て(読んで) 自 分 の 思 い を 十 分 に 表 現 す る 力 を 身 に 付 け さ せ る 。
▲「ことばスキル検定」 が 学 習 に よ り 活 き る よ う な 学 び の 手 立 て を 講 じ る 。
○国語の「書く力」につ い て は 、 確 実 に 力 が 付 い て き て い る 。
▲ 算 数 や 社 会 は 上 学 年 ほ ど 、低 下 す る 傾 向 に あ る 。算 数 で は 演 習 問 題 に 取 り
組ませ、社会科では調べ 学 習 中 心 の 授 業 を 継 続 し て 行 う 必 要 が あ る 。
○ 基 礎・基 本 の 徹 底 を 心 が け 、児 童 の 意 欲 を 高 め る「 こ と ば ス キ ル 検 定 」に
力を入れた結果、辞書で 調 べ る 、 暗 唱 す る 、 等 の 力 に 成 果 が 見 ら れ た 。
▲ 速 さ を 意 識 し つ つ「 細 部 ま で 正 確 に 問 題 文 を 読 む 」と い う こ と を 各 教 科
共 通 し て 取 り 組 む 必 要 が あ る 。ま た 、漢 字 ・ 文 法 の 習 得 率 が や や 伸 び 悩 ん で
いるので、全体として7 0 ~ 8 0 % の 習 得 率 を 目 指 す 。
・ 言 葉 と 体 験 活 動 を 結 び 付 け る 際 、「 キ ー ワ ー ド 」 で 読 み 取 り ・ 聞 き 取 り を
行ったり、表現したりし な が ら よ り 確 か な 理 解 の 定 着 を 図 る 。
・校 内 研 究 の 成 果 を 生 か し 、国 語 で 身 に 付 け さ せ る「 話 す 力・聞 く 力 」と「
個 か ら 始 ま り ・ 学 び 合 い ・ 個 に 返 る 」 と い う 単 元 構 成 の 組 み 立 て を 他 教 科に
も一層広げ、児童が相互に高め合う単元の指導計画を組み立てる。
・算 数 に お け る 少 人 数 指 導 や 教 科 担 任 制 指 導 で 習 熟 度 に 応 じ た 指 導 を 取 り
入れる。また、深い思考 力 を 必 要 と す る 発 展 的 な 問 題 に も 取 り 組 ま せ る 。
・「学校便り」などの通 知 や 保 護 者 会 の 場 で 家 庭 と の 連 携 を 一 層 強 化 す る 。
○ 各 教 科 で 達 成 度 調 査 の 分 析 を 基 に し た「 指 導 改 善 プ ラ ン 」を 作 成 し 、研
修全体会を通じて共通理 解 し 、 2 学 期 以 降 の 授 業 の 改 善 を 行 う 。
・ 授 業 の 始 め の 時 間 を 利 用 し て 、漢 字 書 き 取 り 小 テ ス ト を 実 施 し 、漢 字 に
親しませる等、 日々の学 習 に お け る 積 み 重 ね を 大 切 に す る 。
・ 年 間 指 導 計 画 や 評 価 計 画 を 見 直 し 、学 習 ・ 生 活 支 援 員 や ス ク ー ル ラ イ フ
サポーターとの連携を充 分 に と り な が ら 多 方 面 か ら 子 供 た ち を 支 援 す る 。
・ノ ー ト・ワ ー ク シ ー ト の 記 録 か ら 問 題 解 決 の 思 考 過 程 や 児 童 の 変 容 を つ
かむ。単元ごとや年度末 に 達 成 度 の 調 査 を し 、 習 得 状 況 を 把 握 す る 。