病理検査

病理検査
【病理組織検査 】
胃カメラなどの内視鏡検査で採取した小さい組織や、手術によって摘出された臓器を 顕微鏡で
観察し調べる検査です。病変の変化や広がりを診断し、治療方針や治療の効果をみることができ
ます。
(病理医の渥美先生)
《平成24年度件数》
病理組織診; 3,613 件
細胞診; 11,327 件
【細胞診検査 】
尿や痰、乳腺や甲状腺のしこり、子宮の一部をこすって採取された細胞をスライドガラスに塗沫
し、染色します。このような検体の中に悪性の細胞があるかどうかを調べるのが細胞診断の目的
の1つです。
今や、日本人の2人に1人が一生のうちに一度はがんにかかり、3 人に1人ががんで亡くなる時代
です。細胞検査士はがん検査の専門職として、皆様の健康と命を守るため、がんの早期発見と正
確な診断に貢献すべく医療の最前線で活躍しています。
当院は日本臨床細胞学会で施設認定を受けています。
【病理解剖 】
不幸にして病院でお亡くなりになった患者さんに対して、解剖が行われることがあります。ご遺
族の承諾を頂き、亡くなられた患者さんの死亡原因、治療効果などを判定し、医療の進歩や改善
に役立つよう努めています。
【院内症例検討会】
剖検会(CPC); 奇数月 第二木曜日開催
乳腺症例検討会; 毎月 第1月曜日開催
甲状腺症例検討会; 毎週木曜日開催
細胞診症例検討会; 4 か月に 1 度開催