平成 27 年 4 月 14 日 薬学総合講義 I(化学:その1)担当:東屋 功(薬品製造学教室)(5 月 28 日修正) 1.官能基を見つける。 次の構造式において、ヘテロ原子を含む官能基および母核を○で囲み、その官能基名、置換基名、母 体化合物名(母核名)を答えよ。(特性基を探すのではなく、官能基を探すこと。 ) 2.非共有電子対をみつける。 次の構造式に含まれる窒素の非共有電子対が収容されている軌道の種類を答えよ。 3.塩基性と周期表または混成軌道との関係 周期表で縦(あるいは横)の元素を比較すると、どちらの元素の非共有電子対の塩基性が高いか。 どの混成軌道に収容された非共有電子対の塩基性が高いか。 4.求核性と周期表または混成軌道との関係 周期表で縦(あるいは横)の元素を比較すると、どちらの元素の非共有電子対の求核性が高いか。 どの混成軌道に収容された非共有電子対の求核性が高いか。 5.誘起効果と共鳴効果 酸性度との関連、芳香族求電子置換反応における置換基効果との関連をそれぞれ説明せよ。 (補足)上に構造式が書かれた医薬品は、それぞれどのような薬理活性をもつか。
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