小学生ウイングネット

2015年 通年版
小学生ウイングネット
学習・講座ガイド
公立中
進学コース
ベーシックウイング
公立
中高一貫校
受検コース
ベーシックウイング
国私立中学
受験コース
ウイングネット
公立中進学コース
小4
小5
小6
(小学生ベーシックウイング)
高校入試で求められる学力
高校入試の問題をご覧になったことはありますか?
ゆとり教育を見直した学習指導要領が施行されてから、数学なら
「公式暗記の知識偏重」
から、その場で試行錯誤と
いった
「思考力重視」
の出題が増えています。では、
「確率」
を例に、高校入試の問題を見てみましょう。
例1 やさしめ
例2
例3
やや難
難[ 思考力重視 ]
図1
図2
1 2
1 2
3 4 5
3
図のように袋に5枚のカード
大小2つのサイコロを投げ、
が入っている。この袋から2
出た目の数をそれぞれa、b
枚のカードを取り出す。最初
とする。このa、bに対し、
2点
のカードを十の位、
2枚目の
A(7,7)、
B(a,b)をとり、
3点O
カードを一の位の数字として
(0,0)、A、Bを線分で結ぶ。こ
4
5
図1のように袋に5枚のカードが入っている。また、図2のように、
縦・横ともに6等分し36個の正方形に区切られた白い紙がある。
(操作①)袋からカードを1枚取り出し、白い紙の左側の列から取
り出したカードに書かれている数字の列分、全ての正方形を赤く
塗る。
(操作②)残りの4枚のカードから1枚取り出し、白い紙の上
側の列から取り出したカードに書かれている数字の列分、全ての
二桁の整数を作るとき、でき
のとき、三角形ができない確
る整数が42以上となる確率
率は (ア) であり、二等辺三
正方形を青く塗る。操作①、②を終えたとき、赤色と青色が重ねて
を求めよ。
角形ができる確率は(イ)で
塗られている部分の面積が、赤色も青色も塗られていない部分
ある。
の面積よりも大きくなる確率を求めなさい。
2014 福島県
2014 岡山県
2014 山口県
これらの問題で正解を導き出すために必要な考え方や解法の基本とは何でしょうか。
その基本は小学校で学びます。
「 公立中進学コース」
でも、問題を解くための考え方と方法論をわかりやすく
学び、身につけます。以下の問題は、
「公立中進学コース」
小6算数のテキストの抜粋です。
1 、3 、5 の3枚の数字カードがあります。このうちの2枚を横にならべて、2けたの整数をつくります。
2けたの整数は全部で何通りできますか。図に書いて調べなさい。
ポイントは“図に書いて”調べ、全ての場合や条件にあう場合を“もれなく数え上げる”こと。この考え方を
理解し、方法論を身につけて練習を重ねれば、先の高校入試の問題は間違いなく解けるようになります。
公式の丸暗記では解けません。
他の教科においても、このような基本的な考え方や方法論を確実に身につけることこそが、難化している
高校入試を突破するために求められる
「学力の基盤」
です。
この「学力の基盤」
は、入試制度の抜本的な改革が答申され、難化が確実な
「大学入試」
で問われる
「思考力・
判断力・表現力」
といった学力の土台ともなるものです。
■「公立中進学コース」
の特長
◆授業では、
“なぜ?”の問いかけを重視し、
「自分で考える力」
を伸ばします。
例
小5
社会
北海道より南にあり気温
も高い新潟県の方が多く
雪が降る。なぜだろう?
例
小6
理科
酸素を集気びんに集め
るとき、出始めの“あわ”
は捨てる。なぜだろう?
◆「何を、
ノートのどこに書くか」
まで踏み込んだ具体的なノート指示を、繰り返ししつこくおこない、
「きちんと
ノートを取る習慣」
を定着させます。
◆家庭学習用のドリル教材が完備されており、確かな学力基盤を完成させるために不可欠な
「家庭学習習慣
2
を身につける」
ことができます。
■ 学年・教科ごとの特長
小4
算 数
割り算の筆算・小数・分数を学習しますが、多くの子どもがつまずき始めるのもこの単元です。
ここに、十分な授業時間を割き、
しっかりと理解、定着させることを重視します。
また、平面図形の面積の求め方や、立体図形の展開図なども学習します。
国語
物語だけでなく、説明的文章や随筆、詩も素材としてあつかい、読解法の基本である
“本文
から探す”
ことを重視した授業をおこないます。また、言葉のきまり、漢字などの知識を豊か
にする練習も楽しくおこないます。
算数
複雑な計算に加えて、いろいろな図形の角度・面積・体積を求める問題が登場します。文章題
を線分図を使って解く練習もします。授業では、導入と演習をこまめに繰り返し、スモール
ステップで理解と定着をむりなく進めます。
国語
物語や説明的文章では、より長い文章に取り組みます。短歌や俳句の読解や鑑賞にも挑戦
します。言葉の知識をより広く深くする学習に加え、
“文章を書く”練習も本格的にスタート
します。
理科
実験や観察を通して、その現象が起きる原因や理由を考えさせ理解させる授業をおこない
ます。実験や観察の方法や器具の操作についても、その理由もふくめていねいに学習します。
学習する分野は、生物と地学が中心です。
社会
地理を学習します。白地図や図を描く作業を多く取り入れ、作業を通して“なぜ”を考え、
理由や原因を理解させる授業をおこないます。その過程で得られた考え方や知識は、中学校
で地理を学習する際に、単なる暗記ではなく、理解する楽しさにつながります。
算数
割合・比の基本を学習します。割合・比は、中学・高校では、数学のみならず、理科
(特に物理や
化学分野)
の学習においても不可欠な計算道具となります。小学校での学習内容を終えた
後には、小学算数の重要単元を
“中学での学習の視点”
から総復習します。
60テーマ
読解編 30テーマ 知識編 30テーマ
小5
60テーマ
読解編 30テーマ 知識編 30テーマ
36テーマ
36テーマ
小6
60テーマ
国語
中学1年生レベルの文章を使って、
文章内容の正確な読み取りと、
「~説明しなさい」
「~どんな
ことですか」
というような“自分の言葉で答える”練習を重ねます。また、
“ 表現力を豊かに
する”
ために役立つ知識の習得や
“文章を書く”練習にも重点をおいた学習を進めます。
理科
てこのつり合い、水溶液の性質、人体のしくみ、月の満ち欠けなど、指導要領の改訂で難しく
なった中学、高校での学習分野の基礎を固めます。小5と同じく
“観察・実験の紙上再現と
その結果をまとめる”
ことを通して、科学的思考法を身につけさせる授業をおこないます。
社会
「聖武天皇が東大寺大仏をつくったのはなぜか」
「 江戸時代に農業が大きく発達したのは
なぜか」
など、歴史的背景や因果関係を理解することに重点を置いた授業をおこないます。
理解のうえに定着した知識は、
中学で歴史を学習する際の大きなアドバンテージとなります。
読解編 30テーマ 知識編 30テーマ
36テーマ
36テーマ
■ 1テーマの学習サイクル
復習
再確認
授業で学習した内容の理解を深め、知識と
授業で扱った問題の復習をしたときに、
①授業で使ったテキストの問題を解き直し
問 題 が あ れば 、次 回 の 授 業 のときに再
授業
予習は必要ありません。初めて学習するこ
とを前提に授業を進めます。
新出事項を映像授業で学習します。
集中が続くように短い時間で演習と解説
して身につけるために、
ましょう。
授業を繰り返します。
②家庭学習用の教材に取り
きちんとノートをとりま
このように復習することで、自
先 生 の 指 示 に 従って 、
しょう。
組みましょう。
力で問題を解く力が養えます。
解けなかった問題や解き方に自信のない
受講して理解と定着を
確実にしましょう。
3
公立中高一貫校受検コース
小6
適性検査で求められる学力
数学的リテラシー
統計・資料を読み取る力
条件を整理しながら、
規則性や法則を見出してそれを応用する力
正三角形のカードに、図6のようにマークをかきます。このカードを、
1辺の長さが、正三角形のカードの1辺の長さの2倍である正方形
の辺にそって、
すべることなく転がしていきます。図6の状態で、
この
と ちゅう
マークは上を向いているものとし、転がしていく途中で、
マークが再
び上を向いたとき、
カードはちょうど1回転したと考えます。
図6の状態から矢印の方向に転がし、正方形
の内側を何周かさせて, マークの向きとカード
の位置が、図6と同じになるまで転がしたと
き、カードは全部で何回転しますか。答えなさ
い。また、その時の考え方を説明しなさい。
問題文の条件を正確に読み取り、自分で作図を通して
規則性を発見する力が求められています。中学入試で
必要とされる算数の力と共通する力です。
地図や図版だけでなく、グラフや表といった統計・資料
の読み取り問題も多くの学校で出題されます。今後、
レポートなどを作成してプレゼンテーションを行う際に
必ず求められる力です。社会の知識も求められています。
千葉県立千葉中入試問題より
岡山県立倉敷天城中入試問題より
(抜粋)
公立中高一貫校対策講座
(標準編)
公立中高一貫校の適性検査対策に目的を絞った指導を行う講座です。
公立中高一貫校の適性検査では、長い文章を読みこなし、複数の資料を読み解く
「読解力」、課題を発見し解決策を探る
「思考力」、そして考えたことを他の人に的確に伝えられる
「表現力」が求められます。これらの力は適切なカリキュラムと
テキスト、そして個々の生徒の能力を最大限に引き出すことのできる指導によって養えます。
■ 教科別指導の特長
理系
算数 ・ 理科
公立中高一貫校の適性検査でよく出題される理系分野に対して、基本から難度の高い応用まで
「論理的思考力」
・
「表現
力」
の基礎力育成を中心にカリキュラムを作成しています。
「 推理」
・
「パズル」
・
「規則性」
といった算数的要素、
「 観察・
実験結果のまとめ」
・
「グラフの読み取り」
といった理科的要素をバランスよく学習します。公立中高一貫校の適性検査
では理系・文系ともに資料を読み取り、
「 割合」
をベースに思考する力が問われます。本講座では継続的に繰り返し
「割合」
・
「比」
を学習し確実な力を身につけていきます。授業回数は、算数、理科、各36回です。
学習内容の例
算数的分野
4
※答えは1通りとは限りません。
「思考力」
と、
考えられる組み合
わせをもれなくチェックするための
「方法論」
が問われます。
理科的分野
※
「なぜそのような現象
が 観 察 されるの か 。
そ のような実験結果
となるのか」
、
その原理
や法則を理解している
こと、かつそれを簡潔
に答えるための練習
が不可欠です。
文系
国語 ・ 社会
身のまわりにある現象を客観的に見つめ、
自分なりに捉えなおして表現する。公立中高一貫校の文系適性検査ではハードル
の高い操作が要求されています。グラフ、図表の基本的な読み取りや、計画・体験したことなど多様な素材や設定を通じ
て、
「まとめかた」
や
「表現のしかた」
の学習を進めていきます。作文においても一文を正しく簡潔に記述することから始めて、
長文構成の工夫、表現技法を学び、力のある作文ができるように育んでいきます。授業回数は、国語、社会、各36回です。
学習内容の例
国語的分野
社会的分野
◆次の文章は、
ある小学6年生の作文です。
この文章を参考に、
あなた
が将来つきたいと思っている職業と、
その職業につくためにどのよ
うな努力が必要と思うか、
を120字以上140字以内で書きましょう。
◆次のグラフは、
家庭で食品を捨てる理由を表しています。
このグラフ
を見て、
家庭で食品を捨てないために、
どのようなことに気をつけ
ればよいか、
2つ答えなさい。
今日、
ホテルの支配人をしているAさんにお話を聞きました。
Aさんは、
とても姿勢が良くて、話し方もてきぱきしていて、
さわやかで、
すてきな
人でした。どうしてホテルの仕事をしようと思ったのですかという質問に
対して、
「人と接するのが好きだったからです。今もたくさんのお客様と
接する事に喜びを感じます。」
とおっしゃっていました。外国からのお客
様が増えているので、英語で話すことがいかに重要かということをお話
されていました。わたしにも将来なりたい職業があります。その職業に
つくために、
これからどのような勉強をしなければいけないか、そして、
どのような努力をしないといけないかを、
よく考えようと思いました。
※独りよがりの文章ではなく、第三者を納得させる
“理由”
がわかり
やすく述べられているか、
がポイントです。
※グラフから読み取れる事実にそった答えであること、が評価の前提です。
そうでなければ、
どんなにすばらしい意見でも評価されません。
公立中高一貫校対策講座
(完成編)
入試難度の高い中高一貫校の適性検査では、条件が複雑なパズル的な問題や複数の資料を組み合わせて考えさせる問題、
あるいは科目を横断した複合的な問題など、短い試験時間内で処理するにはそのための練習が不可欠な出題が増えます。
そのための対策として、入試難度の高い学校の受検を予定している場合は、夏休み以降に、
「 公立中高一貫校対策講座
(完成編)
」
をあわせて受講することをお勧めします。
■ 講座の特長
実戦的な問題を用いて、より難度の高い問題に対し、論理的に分析して考え、自分の意見を表現する力を培います。
1回の
映像授業時間は60分、授業回数は17回です。
● 社会資料から読み解く力を養います。 ● 実生活を想定した場面で算数を応用して問題を解決する力を養います。
● 実験や観察でわかった現象から、仮説を立てて考察を進める力を養います。
● 筆者の考えや登場人物の思考を要約する読解力を養います。 ● まとまった分量の文章を書く練習ができます。
1テーマの学習サイクル
導入[ 映像授業 ]
予習は必要ありません。
初めて学習することを前提に授業が進みます。
[基本的な授業の流れ]
①
「例題」
を用いて、新出内容を学習します。
「確認問題」
で、学習内容の定着を図ります。
②
③
「練習問題」
を使って、
“自分で解く力”
を鍛
えます。
復習と演習 [ 家庭学習 ]
①授業で扱った問題を解き直します。それに
より、学習内容の定着を進めます。
②授業で扱った問題以外にチャレンジします。
③宿題用別冊『定着チェック』で類題を解き、
“自分で解く力”
をより伸ばします。
解けなかった問題は、解説をよく読み、理
解を深めます。
確認[ 映像授業 再受講 ]
◎授業で扱った問題のうち、一人で解けな
かった問題を再受講して、理解と定着を確
実にします。
5
公立中高一貫校受検コース
小6
合格までの受講計画
小4
小4では、算数と国語の基礎学力を徹底的に鍛えます。それは、
「算数的な考え方」
や
「計算力」
、
「国語の読解力」
が、
公立中高一貫校の適性検査で求められる
「思考力」
や
「表現力」
を身につけるための土台として不可欠のものだからです。
国語では、読解力のベースとなる
「言葉の知識」
の習得にも力を入れます。
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
「公立中進学コース 小4」
(詳しくは P.2~P.3をご参照ください)
小5
算数と国語に加え、公立中高一貫校の適性検査で不可欠な理科と社会を学習に加えます。単に現象そのものや結果
だけを知っている、
というレベルではなく、原理や仕組みをきちんと理解し、それを応用して問題が解けるようになる
ための学習を進めます。また、志望校に合格するためには、採点する先生方にアピールできる答案作成力が不可欠です。
そこで求められる
「表現力」
は、
一朝一夕で身につくものではありません。小5からは、
「言葉の泉」
を活用し、
文章表現力を
じっくり確実に鍛えていきましょう。
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
「公立中進学コース 小5」
(詳しくは P.2~P.3をご参照ください)
添削指導
「言葉の泉」
初級コース~基礎コース
小6
小6では、教科書レベルの基礎学力を確実に身につけつつ、適性検査に特徴的な問題を解く練習を通して
「得点力」
を
身につけていく必要があります。
「 公立中進学コース」で基礎学力を養成し、合わせて「公立中高一貫校対策講座
(標準編)
」
で適性検査で問われる
「問題解決力」
と
「得点力」
を身につけるための学習を進めます。入試難度の高い中学
を志望されている場合は、夏休み以降に
「公立中高一貫校対策講座
(完成編)
」
の併用をお勧めします。また、表現力を
より一層高めるため、
「言葉の泉」
は、応用コースから作文コースに進みましょう。
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
「公立中進学コース 小6」
(詳しくは P.2~P.3をご参照ください)
12月
「公立中高一貫校対策講座
(標準編)
」
「公立中高一貫校対策講座(完成編)」
1月
2月
適性検査
添削指導
「言葉の泉」
応用コース、作文コース
記述力を高める添削指導
国語
言葉の泉
答案を書く力を伸ばす最も効果的な方法は、
「自分の答案」
を
教材として、良いところを伸ばし、直すべきところを修正する、
といった練習を繰り返すこと。
「言葉の泉」
の問題は、受検生と
ともに適性検査に挑んできた講師が作成しています。提出さ
れた答案は、合格答案作成を指導してきた講師が添削します。
また、問題文をきちんととらえるための練習もあわせて行える
教材です。
初級コース(全9回)
推奨時期:小5前半
基礎コース(全9回)
推奨時期:小5後半
応用コース(全9回)
添削された
答案の例
推奨時期:小6前半
作文コース(全 12 回)
推奨時期:小6後半
6
記述答案を書くことが初めての生徒、
国語が苦手な生徒にお勧めのコースです。
記述答案作成に慣れ、
レベルアップを目指
している生徒にお勧めのコースです。
実戦的な記述問題の練習を積み、レベル
アップを目指している生徒にお勧めのコー
スです。
資料を読み取って自分の意見を述べる、
と
いうような公立中高一貫校の適性検査対策
の完成編として最適なコースです。
国私立中学受験コース
小5
小6
国私立中学受験コース
国私立中学受験コースでは、徹底的に
「なぜ?」
という問いかけ式の指導を重視します。それは、志望校合格のために必要な思考力や応用力
を身につけさせるために最も効果的な指導法だからです。本コースでは、家庭学習も重要視しています。授業で学習した内容を、家庭学習
用教材
「ホームタスク」
を用いて演習します。
「自力で解く」
力を身につけるために不可欠な学習です。でも、解けない問題があったら…?
ご安心ください。ホームタスクにも
「解説授業」
があります。また、授業2~4回に1回の割合で、学習内容の定着を確認するための
「タスク
テスト」
が用意されています。定着度の低い単元は再受講して理解を確実にしましょう。
■ 教科ごとの特長
算数
中学入試で最も差のつく教科が算数です。1つの問題に対して1つの解法にとどまらず、様々な角度からアプ
ローチする姿勢が必要です。
「試す」
・
「気づく」
・
「表現する」
という体験を楽しみながら学習をスタートし、高学年
になるにつれて入試に直結した単元を学習します。
授業回数
国語
読解力を伸ばしていくためには、その前提である
「語彙力」
を増やしていくことに加え、文章の細部にまでこだわり
しっかり理解する
「読み込む力」
、文章全体から作者のメッセージを受け取る
「考える力」
を養うことが必要です。
受験学年では入試問題を素材に、的確に心情をつかみ、正確に論理を追う技術に磨きをかけ、必要な情報を
「表現する力」
へと結び付けていきます。
授業回数
理科
小5 15回、 小6 20回
単なる暗記や、漫然と問題を解くだけでは本質的な原理の理解には至りません。
「自然現象を見つめ、その背後に
ある原理・原則をつかむ」
ことが重要です。授業では、
「なぜ」
という問いかけを通して、それぞれの現象をていねい
に分析しながら、理由を明確にする作業を重視しています。
授業回数
社会
小5 30回、 小6 30回 + 入試実戦力強化特訓 30回
小5 22回、 小6 23回 + 入試対策特訓 29回
史実や年代の丸暗記に労力を傾けることを避け、できごとの原因・結果・影響といった流れを理解し、究明する
学習を進めます。最近の入試では、与えられた資料をもとに現象を分析する力や予測する力を試すような問題
が目立ちます。市進の授業では、地図や資料を十分に活用し、
“視覚的に確認する”、
“論理的に考える”
といった
社会の学習に必要な基本姿勢の習得も目指します。
授業回数
小5 23回、 小6 37回 + 入試実戦力強化特訓 30回
1テーマの学習サイクル
導入[ 映像授業 60分 ]
復習と演習 [ 家庭学習 ]
原則として予習は必要ありません。映像授業
中に、必要なことをどんどんノートします。
「エクササイズ」
で演習を行います。
解き終わったら、
映像の解説をしっかり確認。
△印と×印をつけた問題を中心に、
「エクササイズ」
を解き直します。
解答と解き方は、解答編に書いてあるので
しっかり読み、考え、理解していきましょう。
自力で解けたら〇印、解説を聞いて理解で
きたら△印、わからなかったら×印を、各問
題の□の中に記入します。
×印をつけた問題は、時間が許すかぎり何度
も解説を聞きましょう。
「エクササイズ」の解き直しが終わったら、
「ホームタスク」の問題を解いて、自力で演
習します。
その解答と解き方も、解答編に書いてある
のでしっかり読んで理解を深めましょう。
確認[ 映像授業 30分 ]
「 ホ ー ム タ スク 」が 解 答 編 で も わ から な
かった時は「ホームタスク」の解説授業を
受けます。
「ホームタスク」
の理解ができたら、
1テーマ
が終了です。
次のテーマの導入の映像授業を受けましょう。
7