修学旅行 - さいたま市立桜木中学校

さいたま市立桜木中学校 学校だより
さくらぎ
第4号
平成27 年 7月 1日 発行
〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町4-219
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学校教育目標「溢れる英知 輝く笑顔」~学習いっぱい 優しさいっぱい 元気いっぱい~
「 修学旅行 」
校 長
田 代 敏 生
6月13日(土)から15日(月)の2泊3日の日程で、3年生は京都・奈良方面への修学旅
行に行ってきました。梅雨時期ですので、天候が心配されましたが、雨に降られることなく無事
に予定通りの見学、体験を行うことができました。生徒た
ちの感想を拾うと、
「今回の修学旅行では、日本の素晴ら
しい歴史に触れることができた。また京都に行って、次は
じっくりといろいろな建物をまわりたい。
」
「歴史を自分の
目で感じ取れて、とてもいい体験ができた。
」
「一番心に残
ったのは東大寺の大仏です。実物を見てすべてが大きくて
ビックリしました。
」など、修学旅行が充実し、楽しかっ
薬師寺 村上定運僧侶の講話
た様子がわかります。中でも、特に印象に残ったこととし
て、多くの生徒があの有名な「薬師寺のお坊さんの話」を
挙げていました。今回お話を頂いたのは、薬師寺が実家の
村上定運(じょううん)僧侶(昭和60年生まれですから、
30歳でしょうか)でした。巧みな話術と関西風の突っ込
みで思わず話に引き込まれてしまいました。
「お陰様で。
」
「手のしわとしわを合わせると、しあわせ。手のふしとふ
しをあわせると、ふしあわせ。
」などなど。
金閣寺にて 6組生徒
ところで、修学旅行は明治時代から実施され、戦前は、
伊勢神宮・橿原神宮・厳島神社などを目的地とする修学旅行が広く行われたようです。戦後は、
1950年代に入ってから本格的に再開され、今でもそうですが、関東地方の多くの学校が京都・
奈良方面へ出掛けるようになります。そして、新幹線が開通するまで、あの黄色と赤に塗装され
た関東地区用修学旅行列車「ひので」が運行されました。東海道新幹線に修学旅行専用列車が設
定されたのは、昭和45年とのことですから、私自身は、どちらの列車に乗ったのでしょうか。
さて、修学旅行と重なるようにして、2年生は「未来くるワーク体験(職場体験)学習」を実
施しました。お世話になった各事業所、地域の皆様には本当にありがとうございました。生徒た
ちの社会体験、進路選択の上で貴重な機会となりました。さらに、6組の1・2年生は、校内校
外生活体験学習として、大宮公園への校外学習、買い物実習、調理などを行いました。このよう
に、教室だけでは学び得ない貴重な学習経験の多かった6月となりました。
最後になりましたが、1学期の本校の教育活動に対しまして、保護者・地域の皆様のご理解・
ご協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。