粉末冶金法を応用した調和組織・高靱性材料の創製

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粉末冶金法を応用した調和組織・
高靱性材料の創製
●●強くしなやかな金属
立命館大学
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そこから広がる無限の可能性●●
理工学部・機械工学科
飴山
教授
惠
研究内容
金属材料は結晶粒を微細化することで強度が向上し、粗大化することで延性
が改善することは広く知られているが、強度と延性は二律背反の関係にあり
両立が困難とされている。
調和組織制御は、延性能の高い粗大粒組織中に微細結晶粒のネットワークを
構築することで延性と強度を両立できる。微細結晶粒は高強度をもたらす
一方で延性に劣る。逆転の発想で応力集中源をネットワーク状に材料内に
均等分散させることにより局所的なひずみの集中を回避し、強さとねばさを
両立させることが本技術の主眼である。本技術は、従来技術である粉末冶金
法に粉末強加工プロセスを付与することで実現できるシンプルな手法であり
工業的に幅広い応用が期待できる技術である。
原料金属粉末
表面超強加工粉末
調和組織材料
焼結
プロセス
超強加工
プロセス
粗大結晶粒
微細結晶粒
応用例
医療材料への応用展開
人工関節、ステント、インプラント等
高温材料への応用展開
ジェットエンジン部品等
カップ（チタン合金）
インサート（ポリエチレン）
骨頭（コバルトクロム(Co-Cr)合金）
ステム（チタン合金）
aaaaa
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