平成24年度 校内研究の実践報告 1 6年「理科」 東京都言語能力向上推進校 自信をもってチャレンジする子どもの育成 ~体験し学び合う理科・生活科の指導法の工夫~ 観察・実験の前と後ろに言語活動を位置づける 6年生の取り組み 第6学年担任 府中二小では、昨年度の「直接体験」・ 「学びあい」活動に加えて、今年度は「言語活動」 の充実をめざした研究実践を進めています。 先日、6年生は理科『植物のからだのはたらき』を学習しました。色水を吸水させたホ ウセンカを提示し、 「根から吸い上げた水は、どのようにして葉まで行ったのだろうか。」、 と問いかけました。子どもたちから様々な意見、考えが出てきました。 子どもたちは、思考を行う上で、次のようなプロセスをふんでいます。 ① 自分の考えをもつ。 ② 自分の考えを自分の言葉で表現する。 ③ 友だちに伝えることで、多様な見方・考え方ができる。 これらの言語活動を通して、思考力や判断力そして表現力が育まれます。 上記のような取り組みをふまえ、 「直接体験」である実験・観察を行い、それらの結果から 考察を導きだし、発表しあうことで「学び合い」がさらに深まりました。 今後もこれらの活動を通して、自分の言葉で表現できる児童の育成をしていきたいと思い ます。 -3―
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