7月3日(金)狭山市の狭山台小学校で「認知症キッズサポーター養成講座」が行われました。 認知症を正しく理解して、患っても安心して暮らせる地域づくりをしようと狭山市が行っているものです。 今まで市民や中学・高校生を対象に開催していましたが、小学生を対象にした講座は初めてでした。 ファインケアからも宇津木エリア長が狭山市の認知症地域支援推進員として参加し、講師を務めました。 また、安田、坂、薄根の職員3名も寸劇担当として参加させていただきました。 認知症についての医学的な部分は小学生には難しいので、疾患の部分より認知症の方に対しての関 わり方に重点を置いた講義を行いました。 例えば、アニメを通して認知症の方についての接し方を見てもらい、クイズ形式で接し方の望ましい方 法を学んでもらいました。最後に、寸劇で望ましくない対応を見せ、その後グループワーク形式をとり、 小学生に望ましいと思われる対応法を考えてもらい、発表してもらいました。 このように、若い世代に早い段階で認知症について学んでもらう事は、道徳的にもとても良い取り組み だと思います。また、高齢化、核家族化が進んでいる現代、高齢者と関わりがますます薄くなってきて いるなかで、急増する高齢者を支える世代がこのような講座を若いうちに受ける事は、今後日本の超 高齢化社会に対して必要な取り組みだと思います。また、認知症の方への関わり方を学ぶ事で、認知 症の方に限らず、家族・友人に対しても必要な心構えを学ぶ事が出来るものと感じております。 上記については埼玉新聞にも掲載されました。 http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/fukushiiryounews/20150702_183700.html
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