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食品添加物
亜塩素酸水 ( 殺菌料 ) 製剤
Vegeeta・blue X
戦後、 食中毒の発生は、 食品加工業
界の地道な努力と、 保存技術の飛躍的
な向上、 そして、 優れた殺菌料の開発
特長
が進むことによって減少傾向著しく、 食中
毒による死亡事故は、 全くと言って良いほど発生しなくなりました。
その一方で、 生活習慣の変化や、 食文化の変化に伴い、
外食産業では、 下拵えが簡単な惣菜などの加工食品類を
仕入れ、 これに手を加えた物を提供するというケースが増加
し、 この傾向は、 一般の家庭にまで広がり、 家庭で料理し
ても、 下拵えが簡単な惣菜などの加工食品類を購入し、 こ
れに手を加えたものが食卓に並ぶケースが増え、 この慣習を、
衛生管理体制を強化することによって、 可能にして参りました。
しかしながら、 食文化の変化と、 健康志向により、 より低塩
分の食品が好まれるようになり、 保存食として生まれた発酵食
品や熟成食品までもが、 低塩分化し始め、 その中でも、 漬
物製品類の減塩傾向は著しく、 多くの浅漬け製品類が惣菜
製品として流通し始めました。 その様な背景の中で、 この浅漬
け製品で、 平成 24 年 8 月に、 戦後最大の死亡者を出す
という食中毒事件が発生してしまいました。
尚、 この食中毒による死亡事故は、 腸管出血性大腸菌
O157 が原因で引き起こされ、 これまで、 腸管出血性大腸菌
O157 による食中毒は、 肉類を原材料の一部、 又は、 大部
分に使用している製品類にだけ、 発生すると考えられていた概
念が崩れてしまい、 野菜類を主原材料もしくは副原材料とし
て利用している食品類でも、 腸管出血性大腸菌 O157 による
食中毒が発生するという事実が、 明らかになってしまいました。
しかしながら、浅漬製品の様に、塩分濃度が低く、生野菜のよ
うなシャキシャキとした食感を、特徴としている惣菜加工製品
類の原材料の殺菌処理に、厚生労働省の方が、これまで指
導して参りました次亜塩素酸ナトリウム等の塩素酸化物で、
これら腸管出血性大腸菌に、 殺菌効果が表れる濃度で
処理いたしますと、 生の野菜のシャキシャキとした食感が失われ
てしまうだけでなく、 強烈な塩素臭が付着してしまい、 その商品
価値が損なわれてしまうという問題があり、 結果として、 効果
が得られるほどの濃度では、 使用することは出来ず、 大変、
お困りになられておられるという事を耳に致します。
そこで、 三慶グループが長年に亘り、 研究を続けて参りました
「亜塩素酸 (HClO2)」を主たる有効成分とする「亜塩素酸水」
を主原材料に配合し、 次亜塩素酸ナトリウム等の塩素酸
化物系の薬剤と、ほぼ同程度の殺菌性能を持ち備えてい
るにもかかわらず、 塩素酸化物系の薬剤特有の強烈な臭
気を発せず、 有機物存在下でも、 その効力を持続する
ことができる亜塩素酸水製剤「ベジ - タ ・ ブル - X」 の開発
に成功し、 多くの皆様方からの熱い要望により、 この殺菌剤
を、 この程、 新製品として発売することにしました。
浅漬けを含む漬物類や、 惣菜加工へ遺品類の原料野菜
類の殺菌処理に、 本品「ベジ - タ ・ ブル - X」を利用してい
ただければ、 大腸菌を主とする病原性細菌類に対する優れた
殺菌性能を享受していただくことができるだけでなく、 原料野
菜類の洗浄や、 殺菌処理を担当されている方々が、
これまでよりも、 快適な環境で作業していただくことが
出来るようになります。
野菜類を主原材料もしくは副原材料に用いる加工食品類は
これからも増え続けるであろうとことは必至であり、その供給源は
日本国内に留まらず、広く海外からも調達されるようになりつつ
あります。
これら原料野菜類の殺菌処理に、この 「ベジ - タ ・ ブル -X」
を利用していただくことで、 大腸菌群だけでなく、 大腸菌や、
病原性大腸菌の殺菌剤としても、 ウイルス類の不活化剤と
しても、 幅広くご利用いただくことが出来、 その結果として、
衛生的な浅漬けや惣菜製品類を、 お客様に供給することが
できることに繋げられ、 その上、 ご家庭の食卓に、 伝統的な
食文化である発酵食品や熟成食品を、 その時代にあった製
品類に加工し直すことで、 この新しい加工食品類を、 安心
して皆様の食卓に、 お届けさせていただくことが出来るように
もなります。
この様に、 時代 時代に合わせた新しい加工食品類の開発の
一端を、 担うことが出来れば幸いであります。
貴社の” 野菜殺菌処理マニュアル” に、
本品 「ベジ - タ ・ ブル - X」 を是非、 活用してみてください。
何卒、 宜しくお願い申し上げます。
製品概要
品
名 ベジ - タ ・ ブル - エックス
PET18kg×1
分
類 殺菌料製剤 ( 食品添加物 )
成
分 亜塩素酸水
リン酸二水素カリウム
食品素材
性
状 黄色液体
必ず容器内
を水洗いしてから廃棄してください。
●必ず換気を良くしてご使用ください。
●他の容器に移し替えないでください。
●使用済みの本品の容器は、 必ず容器内
を水洗いしてから廃棄してください。
応急処置
目に入った場合は、 豊富な洗浄水で、
目を 最低 15 分間洗浄した後、 直ちに
眼科医の手当てを受けてください。
●皮膚についた場合は、 水で石鹸を使って
洗い流し、 外観に変化があるかのかどうか
を確認してください。 万一、 痛みが続く場
合には医師の手当てを受けてください。
●飲み込んだ場合は、 水でよく 口の中を
洗い、 水または牛乳を飲ませ吐き出させ
( 無理に吐き出させない )、 医師の手当
てを受けてください。
●
使用中、 目にしみたり、 せき込んだり、
あるいは気分が悪くなったときは使用を
やめて、 その場から離れ、 洗眼、 うがい
等をしてください。
●
60.0%
1.0%
39.0%
※いずれも、 受診時は本品を持参してください。
有効成分 亜塩素酸 (HClO2) として 1.5% 以上
使用基準 本品は、 精米、 豆類、 野菜 ( きのこ類を除く。
以下この目において同じ。 )、 果実、 海藻類、
鮮魚介類 ( 鯨肉を含む。 以下この目において
同じ。 )、 食肉、 食肉製品及び鯨肉製品
並びにこれらを塩蔵、 乾燥その他の方法に
よって保存したもの以外の食品に使用しては
ならない。
本品の使用量は、 亜塩素酸として、 精米、
豆類、 野菜、 果実類、 海藻類、 鮮魚
介類、 食肉、 食肉製品、 鯨肉製品並びに
これらを塩蔵、 乾燥その他の方法によって保存
したものにあっては浸漬液又は噴霧液1kg につき
0.40g 以下でなければならない。 また使用した
亜塩素酸水は最終製品の完成前に分解し、
又は除去しなければならない。
食品への
「亜塩素酸水」。
添加物表示例
但し、 加工工程中での使
用の際は、 加工助剤と見なされ ( 分解、 除
去が原則 ) 表示は不要となります。
使用上の注意 ●強酸化剤、
●使用済みの本品の容器は、
強酸性物質、 還元性物質、
アンモニア化合物有毒物、 危険物との
混合、 並びに接触は、 決して行わない
で下さい。
また、 塩素酸化物の特性上、 安定性が
低下しはじめている、 他の Lot と混合致し
ますと、 急激に塩素ガスを発生してしまいます。
このことから、 他の Lot と混合したものを保管
するという行為は、 決して行わないでください。
●容器のキャップ開封時に、 塩素ガスが噴出
する恐れがあり、 吸入すると危険です。
●ご使用の際は、 保護メガネや保護手袋、
保護マスクを必ず着用してください。
●必ず換気を良くしてご使用ください。
●他の容器に移し替えないでください。
保管方法
直射日光を避けて冷暗所に保管してください。
一度開封したものは密閉して保管し、 な
るべく早く使用してください。
●
●
品質保証期間
荷
90日間
姿 18kg×1 ダンボールケース ( ペットボトル入 )
そ の 他 本品の品質保証規格、 並びにお取扱い
方法に関しましては、本品の規格書、 製品
安全データシート (MSDS) をご参照いただき
ますよう、 お願い申し上げます。
本品を、 亜塩素酸として、
使用量の 上限 400ppm 以下になるように
目安
調整した希釈液を、 ご使用下さい。
尚、 濃度の測定方法に関するお問合せに関し
ましては、 下記に、 ご連絡頂きます様、 何卒、
宜しく御願い申し上げます。
Tel 0120-692-053 Fax 0120-692-054
参考データ
病原微生物に対する殺菌最小
濃度 ( 亜塩素酸として )
大腸菌 (E.coli)
腸管出血性大腸菌 O157:H7
200ppm
200ppm
(E.coli O157:H7)
腸管出血性大腸菌 O111:HNM
200ppm
(E.coli O111:HNM)
腸管出血性大腸菌 O26:H11
(E.coli O26:H11)
200ppm
販売元 :
〒540-0001
大阪府大阪市中央区城見2丁目 2-53
大阪東京海上日動ビル 12F
Tel 0120-692-045 Fax 0120-692-056
製造元 :
http://www.sankei-group.com/
AC0A0H