平成 27 年度南十勝消防正副団長・署長等会議結果の概要

平成 27 年度南十勝消防正副団長・署長等会議結果の概要
日
時 平成27年6月17日(水)午後3時25分から午後4時55分まで
会
場 広尾町消防総合庁舎
2階多目的ホール
出席者
【消防団】
広尾町消防団 団長 小椋 榮輔
副団長 金子 勝弘
大樹消防団
団長 穀内 豊司
副団長 金丸 正道
更別消防団
団長 太田 智範
副団長 田中 康雄
中札内消防団 団長 片岡
隆
副団長 井脇 伸司・舩戸 良容
【消防本部・消防署・支署】
消防本部消防長 佐藤
英人
広尾消防署長
西内
努
大樹消防署長
大林 一博
更別支署長
山内 昭男
中札内支署長
米山
弘
南十勝消防事務組合長
村瀨
来 賓
優(広尾町長)
事務局
消防本部主幹 平 浩則、予消防係長 坂田邦昭、総務係員
1
開 会(午後3時25分)
2
あいさつ
会議開催にあたり、南十勝消防事務組合長 村瀨
河野祐作
優(広尾町長)からあいさつを頂
戴しました。要旨は次のとおり。
・各消防団は、日頃から技術向上や士気の高揚等に努め、町(村)民の生命と財産の安全、
安心の確保に尽力いただき大変感謝している。
・各地で災害が発生するたび消防団員の活躍が報道画面に映り、消防団を中核とした地域
防災体制の重要性を改めて認識している。
・常備消防を再編する「とかち広域消防事務組合」が去る5月1日に設立され、来年3月
末で4町村の消防組合が解散となるが、消防団、消防署、役場が引き続き連携を図る体
制をつくり、消防団員の皆さんが活動し易い環境の整備を4町村バランスよく推進して
いくため、団幹部の皆さんにもご理解とご協力をお願いしたい。
3
議長選出
会議開催要綱第5項の規定により、小椋榮輔広尾町消防団長が議長に選出(全員拍手)
されました。
4
自己紹介
前回の会議以降、若干異動あるものとし参加者全員(17名)の自己紹介が行われまし
た。
5
所管事務報告
本部予消防係長より、次の5点について報告事項が説明されました。
(1)
平成26年中の火災発生概況及び平成27年現時点の火災発生概要に係る報告
(2)
5月組合議会臨時会の可決を得て、広尾町消防団の定員を10人引き上げる条例
制定に係る報告
(3) 管内消防団の異動状況(平成 26 年 4 月以降の消防団員の入退団及び充足状況)に
係る報告
(4)
平成27年度各種消防団事業に係る報告
(5)
南十勝消防事務組合機構(役職員)に係る報告
6
議 題
(1)第3回南十勝消防防災合同実践訓練について
〔提案要旨〕(予消防係長)
来る7月11日実施の訓練は、大規模地震災害を想定して、更別村、消防、消防防
災ヘリ、自衛隊、警察が相互連携し、迅速・的確な初動活動を検証する訓練である。
消防の訓練項目は、消火、救助活動、避難誘導活動のほか、近隣消防間の応援・受
援体制に係る情報収集伝達の訓練を企画している。
・・・・・・・・・・訓練概要の内容 省略・・・・・・・・・・
なお、各消防団長(更別消防団長以外)は、訓練実地活動に直接関与せず、全体を
視察することで、各地域の消防団行動等にフィードバックしていただきたい。
〔主な意見等〕
○ 各団員の具体的行動分野は如何か。
[回答] 訓練時公務災害防止の観点から、項目別訓練の流れや現場動員する部隊構成
等は、後日、適切に連絡させていただく。
○ それら詳細の連絡は、どのような場で行われるのか。
[回答]
会議を開く暇がないと思われるので、署長さんや所属担当者を通じて行うこと
となる。
<結論>
本年度実施の合同実践訓練全体像を各団了承し、本件議了した。
(2)南十勝地域消防連携連絡会の設置について
〔提案要旨〕(本部主幹)
本件、常備消防の広域再編成後において、4町村消防の相互連携や共通問題を解決
する等の協力関係を維持するため、町村長間で共同要綱を定めて公式に協議の場を設
けようとするものである。
1月以降、段階的に協議を重ね、基本的な方向性を相互確認し合い、また、設置の
ための要綱についても町村間でチェックして最終合意を整えたところであり、あとは
各消防団のご賛同を得て8月頃までには首長押印をもって要綱を制定し、運営開始に
向けた諸準備に入りたいと考えている。
・・・・・・・・・要綱条項説明の内容 省略・・・・・・・・・
なお、附則第2項におい、この要綱をスタートする平成28年度最初の会議は、招
集者である会長が互選されていないため、広尾町長が招集することを決めておくもの
である。
疑義等があれば質疑の時間で対応させていただくので、ご賛同につき、よろしくお
願い申し上げる。
〔主な意見等〕
◯
役場事務に移るわけだから、消防団の管理責任者は町村長になると思うが、連絡会
の体系並びに連絡会と首長の関係等は如何か。
[回答] 各首長さんは、連絡会に直接参画せず、参画者からの報告を受けて自らの行
財政事情等を踏まえながら、消防団制度や予算等を判断されることになる。
連絡会全体の体系は、行政サイドから、実務責任者である副町村長さんをト
ップに役場担当課長と消防署長、さらにそれぞれ職員数名が参画し、消防団か
らは、消防団長さんと団長さんが指名する団員若干名に参画いただくこととな
る。
◯ (北海道消防協会十勝)支部でも、今後の調整は現在のブロック単位を活用するよ
うに提案されているが、このように踏み込んだ説明は行われていないが、各本部の動
向は如何か。
[回答] 熱意等によっては地域差が出てくると思うが、当本部の取組みについて複数
の本部から照会を受けており、4本部ほどに資料を提供したり、考え方をお伝
えしている。また処によっては、直接首長さんからこうした体制づくりに号令
を出している地域もあるようで、南十勝の取組み例がモデルケースとしてお役
に立てるのかも知れない。
◯
いまの正副団長会議に副町村長が直接関与されることは大変好ましい体制だと思
う。この際、民間の事情等もあるので、会議の開催頻度だとか運用面の整理について
もお願いしたい。
[回答] 副町村長が直接コミットすることで、それぞれ地域で役場・消防団の一層の
意思疎通や円滑な決定スタイルが期待できると思う。連絡会(全体会合)の開催
頻度であるが、通常年1回の開催を見込み、事案によっては複数回もあり得ると
思う。ただし、専門的・技術的な検討を実務者で事前会議するので、そうそう団
の方々にはご不便をおかけしないようにできるものと考えている。
いずれにしても、流れが見えやすいように運営基準等を作成し、本年中にお示
しする。
◯
会長は、副町村長から互選されると理解してよいか。
[回答] 未定である。4町村共同の協議組織として、どういうパフォーマンスがいい
のかは、要綱制定後に副町村長さんのご意見を伺いながら調整させていただき
たい。
◯
事務局はどうか。
[回答] たたき台において毎年度持ち回りと書いてあるが、職員の負担増を懸念する
所属長さんの意向もあったことから要綱には明記していない。事務局は会長に
付随するため、これについても副町村長さんと所属長さんを交えたなかで意見
交換して調整させていただきたい。
<結論>
南十勝地域消防連携連絡会設置に係る共同要綱案を拍手により賛同を決し、本件議了した。
(3)その他の事項
公務災害補償について
〔提案要旨〕(本部主幹)
消防団員さんの公務災害事例において、被災報告がしばらくなされず事務に支障を
起した例が最近あった。団員さんが安心して消防団活動を行なう上で欠くことのでき
ない事務であり、万一、被災した場合には現場に居る所轄署員や上司団員にすぐに報
告することの重要性等、手元の資料を全団員にお配りするなど研修をお願いしたい。
併せて、安心の活動環境としてある「自家用自動車損害見舞金制度」についても周
知を図られたい。当該制度は「やむを得ず活動に使用した」という前提がつくので、
各署長さんには、やむを得ず自家用車を使用できる場合等適切な範囲を整理され、関
係事務の円滑な進行を確保されたい。
<結論>
相互速やかに全団員に周知すべきことを確認し合い、本件議了した。
(4)連絡事項
広尾消防署長から会議懇親会について連絡がありました。
7
閉 会(午後4時55分)