アプリケーションノート#006 増殖・毒性アッセイ(WST-8)

高純度シリカファイバー細胞培養担体
セルベッド
Cellbed
®
http://www.cellbed-jp.com/
日本バイリーン㈱ 研究所 CCP(Cell Culture Project)
アプリケーションノート #.006
WST-8 法による増殖・毒性アッセイ
【概要】
Cellbed で培養中の細胞に対して増殖 ・毒性アッセイを行う方法です。WST-8 法は、生細胞内の脱水素酵素活
性を利用することで生細胞数を比色定量する方法として知られています。また、試薬の毒性が低いため、培養と
並行してアッセイを実施することができます。一方で、一般的なプロトコルで作成した検量線では測定可能な細胞
数範囲が狭く、1 ウェル内で細胞が多く増殖する Cellbed に対しては適用が困難でした。本紙の方法では、このよ
うな 1 ウェル当りの細胞数が多い場合においても適用が可能です。
【ご用意いただくもの】
器具・機器・資材:
【実施例】 HepG2 細胞の培養における検量線作成
試薬:
• WST-8 試薬
(例:同仁化学研究所社 Cell Counting Kit-8)
• 新鮮培地
【方法】
96 ウェルプレートタイプを使用した場合
1. 培養に使用した培地を除去します。
2. 新鮮培地を 180 μL/well 加え、さらにWST-8 試薬を
20 μL/well 加えます。
3. 37℃の 5 % CO2 インキュベーター内で 30 分間イン
キュベートします。
4. 測定用の 96 ウェルプレートに培養上清を100
μL/well 分取します。
5. マルチプレートリーダーなど吸光度測定装置を使用
し、吸収波長 450 nm における吸光度を測定します。
吸光度 (450 nm)
• 吸光度測定装置 (例:コロナ電気社 SH9000)
• 測定用の 透明底 96 ウェルプレート
1
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
y = 0.0383x + 0.1847
R² = 0.9771
y = 0.0346x + 0.1373
R² = 0.9935
HepG2
Cellbed
Cellbed
HepG2
monolayer
市販ウェルプレート
0
5
10
細胞数 (x
15
104
20
25
cells/well)
市販の 96 ウェルプレート、または、Cellbed を挿入した
ウェルプレートに、HepG2 細胞を1 ~ 30 x 104 cells/well
播種しました。一晩インキュベートして接着させた後、本
紙の方法にて測定を実施し、播種細胞数と吸光度の関
係をグラフに示しました。n=3, mean±S.D.
その結果、1 ~ 20 x 104 cells/well の範囲で直線性の
高い検量線が得られました。また、Cellbed は市販のウェ
ルプレートを用いた場合と同一の挙動を示し、Cellbed に
よる測定への影響がないことが確認されました。
注) 上記方法は一例であり、諸条件によって異なりま
すので、結果を保証するものではありません。
上記を参考にしていただき、お客さまの実験条件
に合わせて調整を行ってください。
【お問い合わせ】
日本バイリーン株式会社 研究所
CCP(Cell Culture Project)
〒306-0213 茨城県古河市北利根 7
Tel: (0280) 92-7276 Fax: (0280) 92-7273
http://www.cellbed-jp.com/