アプリケーションノート#004 蛍光染色および蛍光観察

高純度シリカファイバー細胞培養担体
セルベッド
Cellbed
®
http://www.cellbed-jp.com/
日本バイリーン㈱ 研究所 Cell Culture Project
アプリケーションノート #.004
蛍光染色および蛍光観察
【概要】
Cellbed で培養した細胞を蛍光染色し、蛍光顕微鏡を用いて観察する方法です。Cellbed を封入剤 (屈折率 1.45
付近) に浸漬することでファイバーが透明化し、位相差、蛍光観察共に鮮明な画像取得が可能になります。
【用意するもの】
器具・機器・資材:
• 蛍光顕微鏡 (例: オリンパス社製 IX73PI-22FL/PH)
または共焦点レーザー顕微鏡
• カバーガラス
(使用する顕微鏡に推奨される厚さのもの)
• 平先ピンセット
試薬:
• 蛍光染色試薬 (例 : Hoechst33342、Calcein-AM, PI)
• リン酸緩衝生理食塩水 (PBS)
• 細胞固定化試薬
(例:4 % パラホルムアルデヒド水溶液)
• 膜透過処理試薬 (例:0.5 % Triton X – 100 溶液)
• 封入剤
(例:Life technologies 社 ProLong, SlowFade)
24 ウェルタイプの場合 (Cellbed を取り出して観察)
1. Cellbed で培養した細胞サンプルを用意します。
2. 実験の目的に応じて、ウェル内で Cellbed を洗浄、固
定、膜透過処理、染色します。
3. 染色した Cellbed をピンセットで取り出し、スライドガ
ラスに対して、細胞培養面を上にして置きます。
4. Cellbed に封入剤を適量 (数滴) 添加します。
5. Cellbed の細胞培養面に対してカバーガラスを置き、
封入剤が全体にいきわたるまでしばらく静置します。
6. 対物レンズ側に細胞培養面が向くようにして、顕微鏡
のステージにスライドガラスを設置します。
7. 実験の目的にあった励起光、フィルタを選択して、蛍
光観察を実施してください。
※ PBS に浸漬した状態でも観察は可能ですが、深度の
深い部分を観察する目的には適しません。
【方法】
96 ウェルタイプの場合 (ウェルプレートのまま観察)
1. Cellbed で培養した細胞サンプルを用意します。
2. 実験の目的に応じて、ウェル内で Cellbed を洗浄、固
定、膜透過処理、染色します。
3. Cellbed に封入剤を適量 (数滴) 添加します。
注) 上記方法は 1 例であり、諸条件によって異なりますので、結果
を保証するものではありません。上記を参考にしていただき、
お客さまの実験条件に合わせて調整を行ってください。
注) 本資料において、引用している試薬名等は、各社の登録商標
または商標である場合があります。
【お問い合わせ】
4. 実験の目的にあった励起光、フィルタを選択して、蛍
光観察を実施してください。
※ 本方法は高倍率での観察 (400倍以上) には適しませ
ん。400 倍以上で観察される場合は後述の 24 ウェル
タイプをご使用ください。
【実施例】
核の蛍光染色における
封入剤の効果の検証
Cellbed で HepG2 細胞を培養し、
固定後、Hoechst33342 による核
染色を行いました。そして、スライ
ドガラス上で Cellbed に PBSまた
は封入剤を浸漬させ、蛍光顕微
鏡で観察しました。その結果、封
入剤を用いると、位相差、蛍光観
察共に、鮮明な観察像が得られ
ることが示されました。
日本バイリーン株式会社 研究所
Cell Culture Project
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