第 5 学年 算数科学習指導略案 1 単元名「計算の見積もり」(啓林館「わくわく算数5下」) 2 本時の学習指導 (1)本時の目標 ○目的に応じて、和や差を概数で見積もることができる。 (2)先行学習(予習) ○教科書 P.20 の内容を読み、1の問題文をノートに書き、例示されている二つの考え方で計算する。 (3)本時の展開 過程 学習活動 1 指導上の留意点 備考 教 学習問題を読む。 お父さんは、デジタルカメラ 34980 円と CD ラジカセ 20350 円を買 え おうと思っています。代金は約何万何千円といえますか。 教科書の挿 絵を提示。 る ・デジカメが 34980 円、CD ラジカ ○問題が尋ねていることを確認し、 セが 20350 円という値段がわかっ それを求めるために必要なことを ている。 確認する。 ・代金は約何万何千円で求めればよ ○答えを千の位までの概数で求める ことを確認し、 「見積もり」という い。 言葉を教える。 ○「見積もる」ことのよさを説明す る。 教 本時の学習のめあてを確認する。 ○めあてを提示する。 2 え る 【めあて】 計算の見積もりをする方法を学習しよう。 教師の説明を聞きながら、教科書 ○教科書に例示された二つの考え方 3 に例示された二つの考え方を比較 を比較して、正確な和を求めてか して気づいたことを発表する。 ら概数に直すよりも、それぞれの ・弟の方法では、筆算が必要だ。 数を概数にしてから計算すると見 ・はるかさんの方法は計算が簡単で 積 も りを 出し や すい こと を 教 え ある。 / る。 理 デジタルカメラ(34980 円)と、 ○机間指導を行いながら、理解状況 教科書の挿 解 4 の CD ラジカセ(20350 円)の値段の 確 違いを千の位までの概数で求める ○考えが滞っている児童に対して助 ワークシート 認 問題を解き、理解を確かめる。 の確認をする。 言を行う。 絵を提示。 ○解き終わった児童は、近くの児童 ○計算してから概数にする方法でも と説明し合ったり、教え合ったり 解いて見せ、差の見積もりを出す する。 場合でも、それぞれの数を概数に してから計算する方が、簡単に見 積もりを出せることを確認する。 ○全体で答え合わせをする。 和や差を、概数を用いて求める方 ○まとめを板書し、ノートに書かせ 5 る。 法を知る。 計算の見積もりをするときは、それぞれの数を概数にしてから 計算するとよい。 理 えきしょう 168700 円の 液 晶 テレビと、124980 円の DVD レコーダーを買う 解 と、代金は約何万円といえますか。 の 液晶テレビ と DVD レ コーダーの の挿絵 深 ○約何万円という言葉に注目させ、 問題文を提 化 四捨五入をする位を確認すること 示 で見通しを持たせる。 理解を深めるための問題を解く。 ○机間指導を行い、考えが滞ってい ワークシート 6 る児童に対して助言を行う。 ○小グループの中で、お互いに考え ○わかりやすい説明ができているか 考 え 方を説明し合う。 どうか、お互いに確認し合うよう に声をかける。 さ せ ○説明し合う活動まで早く終わった る グループはチャレンジ問題に取り 組むよう指示をする。 ○代表児童の説明を聞く。 ○説明することに自信がある児童を OHC を 使 選び、全体の前で説明させること って発表さ で、理解の定着を図る。 せる。 / 定 7 石油ファンヒーター(32690 円) ○机間指導を行い、理解の定着の診 ワークシート 着 と掃除機(18450 円)の値段の合計 の を千の位までの概数で求める問題 診 を解く。 断 (4)復習 ○教科書 P.20 の3の問題を解く。 断をする。
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