DTF機能を使用した、模擬宅内配線の測定例 (PDF45KB)

DTF機能を使用した、模擬宅内配線の測定例
2009年5月
マイクロニクス株式会社
2.89m
1.44m
3.96m 5.52m
6.29m
図1.測定データ
末端2(終端)
分配器4
分配器3
分配器2
分配器1
壁コネクタ4
壁コネクタ3
壁コネクタ2
壁コネクタ1
MSA438TG+DTF(MA430)
末端1(終端)
図2.模擬宅内配線系統図
図1の1.44mはMA430と図2の分配器1までの距離に対応しています。
同様に、2.89m(分配器2)、3.96m(分配器3)、5.52m(分配器4)は分配器による反射です。
6.29mは末端2で終端されているので、レベルが低くなっています。
従来型のTDRタイプの測定器では、反射点は末端しか検知することが出来ない物があります。
また、距離の精度が悪かったり、測定のレスポンスが鈍い印象がありますが、MSA438TG+DTF
(MA430)ではこれらと比較しても距離が正確な上、レスポンスも早い。
当社のDTF機能は75Ωは1mから800mまでの測定が可能ですので、一般的な宅内やマンション
等のケーブル長(10∼100m)や幹線(200∼800m)まで対応しています。