2015年11月号 vol.130

KK(高知県工業会)ホットコーナー
VOL130 (2015年11月号 )
〇〇
高知高専との交流を推進
〇〇
高知高専との交流を深めることにより、学生に会員企業を知ってもらい、地域企業への就職率アッ
プを狙って、10月から取り組みを本格スタート。取組みの実施に当っては、趣旨に賛同する企業を募
り、賛同する18社でスタートさせました。なお年度末に向けて、ビック交流会も予定しています。
※平成26年度 県内大学等の県内就職率
高知高専:16.49% 高知工科大学:13.95% 高知大学:27.95% 高知県立大学:39.85%
バスツアー企業見学
学科名・訪問企業
①環境都市デザイン工学科 (10月7日)
3年生 44名
㈱高知丸高 ㈱技研製作所
②物質工学科 (10月9日)
3年生 45名
エム・セテック 高知工場
③機械工学科 (10月15日)
3年生 40名
㈱エスイージー ツカサ重機㈱
㈱太陽
㈱山崎技研
④電気情報工学科 (10月27日)
4年生 38名
新高知重工㈱ ㈱栄光工業
パシフィックソフトウエア開発㈱
①
②
高専の
スクールバス
を利用
③
④
◆ 学生とグループディスカッション 10月20日開催 ◆
募集方法は、学内の掲示板に貼りだして募集。械工学科4年(10名)、電気情報工学科4年(24
名)、物質工学科4年(1名)、環境都市デザイン工学科2年(1名)の36名が参加して会員企業
(パシフィックソフトウエア開発㈱、㈱SKK、㈲釜原鋳鋼所、㈱大進商工)と交流を図りました。
ミニ交流会(Part1)
Part2は来年開催
4社が概要説明
4グループに分かれてディスカッション
会場 高専の視聴覚室
片岡 高道氏が「土佐の匠」に認定されました
熟練技能や伝統技能を受け継ぐ県認定の「土佐の匠」の認定
証書の交付式が10月16日に行われ、工業会推薦の株式会社協同
工機の片岡高道氏が認定(職種:金属加工 熱処理)されました。
片岡氏
≪功績概要≫
入社以来、39年間にわたって高周波方式による焼入れ処理業務に携わり、県内の多くの企業から
の外注加工に対応して高い評価を得てきました。 現在、後継者育成の担当者として若手技能者の
指導・指育にもあたっています。
各種作業の勘どころについて、
若手職員に指導。
(プレート部品を熱処理中)
高周波発信装置
10kHz~400kHzの高周
波を発生させ、手元の加熱コ
イルまで通電させる。
若手後継者の指導
平板形状(プ
レート)部品
を焼入れする
ためのコイル。
焼き入れ作業
加熱コイル
依頼を受けた平板の熱処理を行っている状況
金属表面の焼き色を見ながら、経験則で適正温度になっているか否かを見極める。熱
処理中に水を噴射し、急冷することで、焼きが入り、材質の強度や耐久性が向上する。
㈱協同工機は、多くの県内ものづくり企業の熱処理工程に対応しています。
11月 の行事予定
11
17
18
22
水
火
水
日
産業間連携委員会 宿毛バイオマス発電所等の視察
県外先進技術視察 産総研四国センター
第2回産学官連携会議
2015会長旗ソフトボール大会
お知らせ
ヘルメットの貸出し
工業会ではヘルメットを40個、購入
しました。ご入用の時は、事務局へ
ご連絡下さい。
≪編集後記≫
高専とのコラボによるバスツアーとミニ交流会を実施。多少のトラブルがありながらも、なんと
か第1ラウンドを乗り切ったところです。片岡さん、土佐の匠でまだまだ頑張ってください。また、
30日開催の事業説明会では、日付が変わるまで活気あふれる酒会であったとか? (にしうち)