特別号 - 広島二葉倶楽部

2015 年 1 月
広島二葉倶楽部
特別号 P1
広島から世界へ! 広島に国家戦略特区を・・・国際平和・協力貢献を目指す情報紙
広島二葉倶楽部
2015 年1月
3
●広島市を中核とする地方創生を目指しています
私たちは「国際的な平和医療の聖地」を主眼に『広島発・国家
戦略特区』の認定を得るべく申請・提案・広報、等幅広い活動
を展開しています。国連施設誘致を伴う積極的・具体的な平和
貢献策を基軸として、経済再生、雇用創出など広島市を中核と
する地方創生を目指しています。
●広島の「街のかたち」を自ら考える時
広島は今年「被爆 70 年」を迎えます。広島の歴史を見つめ直
し、地域の特性を探り出すこと。そして人と情報の交流、経済
と文化の融合を進めながら「顔」を描き、
「形」を創ることが
求められています。
地方創生が本格化する今こそ、広島に住む私たちも「この街の
かたち」を自ら考える時ではないでしょうか。
●城下町~軍都~平和都市…稀有な歴史をもつ広島だから出来ること、広島しか出来ないこと
私たちはこの 3 年に渡る活動の最中にも、広島の歴史を学んできました。広島は戦国時代から江戸時代、
西国街道随一の城下町でした。明治 27 年には大本営が置かれ帝国議会も開かれて一時的に首都となりま
した。日清・日露両戦争の勝利から太平洋戦争まで広島や呉周辺には軍需産業が集中し、軍都として発
展しました。広島がアメリカによる原爆投下の目標になった一つの要因です。
そして敗戦。被爆の廃墟から復興へ、広島は「国際平和文化都市」として新たに出発し、世界中に平和
をアピールし続ける決意を固めたのです。私たちは被爆の経験だけでなく、城下町~軍都~平和都市と
いう稀有な歴史を辿る中で、広島が出来ること、広島しか出来ないことを提案してまいります。
●被爆 70 年を機に「負の遺産」から「正の遺産」へ
ご存じのように「原爆ドーム」は「負の世界遺産」と呼ばれています。私たちは多くの市民が犠牲とな
った被爆体験を語り継ぎながらも、この間の被爆(曝)医療の実態や成果、復興する街の姿などを直視し、
人類の平和に貢献する「正の遺産」として再構築する道を目指しています。広島・長崎の被爆体験に始
まり、原水爆実験による被曝や原子力発電所の災害や事故による被曝は、これまでもこれからも人々の
大きな脅威です。世界中の放射線被曝に対して正面から向き合い、医科大学を含めた的確な医療のため
の調査・研究・診療・教育を担う国際センターを造ることは、平和の聖地・広島しか出来ないことです。
●広島の経験を人類の「平和資源」として生かすこと
爆心地では人も樹木も一瞬にして焼き尽くされました。それでも広島の街には市木「くすのき」を始め
多くの被爆樹が残っています。幹が枯れた後に蘖(ひこばえ)が芽を出し、修学旅行生の平和学習に生
かされています。
私たちは戦争や原爆を知らない若い世代に「ヒロシマ」のメッセージをどのように伝えるべきかを討論
しました。
「平和資源」という言葉も「ひこばえ」のように、時を経て生まれ育つものです。広島・長崎
では、被爆直後から爆風、熱線、放射能の三重苦を抱えた被爆者医療が始まりました。それから 69 年間
現場での医療行為は絶え間なく続いています。平和資源の第一は被爆地の医師や看護師たちの実績です。
そしてもうひとつは「放射線影響研究所(放影研)
」が長年蓄積してきた調査・研究データです。移転を
機に広く活用されるべき人材と資料こそ「平和資源」として世界平和のために活用されるべきです。
●広島から発信する世界への「平和・協力貢献」メッセージ
被爆 70 年の式典に、オバマ大統領が参列するべく働きかけることも大事です。合衆国政府に「放影研」
の移転再構築を促し、国際的な「平和医療センター」の設立を提案することは、さらに強力な広島から
のメッセージとなります。
2015 年は国際関係が大きく動く気配です。特に日米間は沖縄の基地移転問題を孕みつつ、国際的にはよ
り効果的で積極的な平和外交が求められます。広島二葉倶楽部は、このように流動的な時代だからこそ
広島の原点を見つめ、国連誘致を含めた大胆で夢のある構想を実現するために汗を流す覚悟です。
文責:広島二葉倶楽部代表世話人:吉田 隆英
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2015 年1月特別号
広島二葉倶楽部
「国家戦略特区」でなければならない理由
広島に国家戦略特区を!
「国際平和・協力貢献プロジェクト」の実現
企業家・起業家
広島のまち
が元気になる
・国際貢献プロジェクト
・平和貢献プロジェクト
・国際平和貢献プロジェクト
「国家戦略特区」でなければならない
4 万人以上の雇用が
生まれ、次世代の人々
が豊かに暮らせる
アベノミクスの三本目の矢として
推進してきた「国家戦略特区」、
広島二葉倶楽部が独自構想をもとに策定
<メリット>
●企業や団体の CSR 活動として、社会的責
任投資なども見据えた付加的な PR 効果が
期待できます。
広島市長了知のもと、平成25年9月上旬
『広島からの提案』として内閣府に提出。
同9月下旬に『バーチャル特区追加申請』を
追加提案する。
● 国際的平和・協力貢献することにより、
広島から世界へ・・・パワーアップします。
地球規模の国際平和・協力貢献プロジェクト」
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2月に開催予定!
<申し込み先・広島二葉倶楽部>
☎082・258・3071
F 082・258・3072
放射能影響研究所(旧 ABCC)
施設見学と昼食会のお誘い!
お知らせ!
大久保利晃理事長のご厚意により、
放射能影響研究所(旧 ABCC)の
施設見学会が実現しました。
多くの方のご参加をお待ちしております。
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目的:放影研 (旧 ABCC) の現状を知る パートⅡ
日時:2015 年2月 予定
会費:1000 円(お弁当代)
◆人数に限りがありますので、参加希望の方は下記までご連絡下さい。
詳細が決まりましたら、連絡させていただきます。
<放影研アクセス>
タクシー:広島駅より 10 分
平和記念公園より 15 分
市内電車:広島駅より⑤ 比治山下経由宇品行
「比治山下」電停下車 徒歩 10 分
*なるべく公共交通機関をご利用ください。
【編集発行・お問い合わせ】
広島二葉倶楽部
広島市東区山根町 28-1 二葉山荘内
電話:082-258-3071
FAX:082-258-3072
E-mail:[email protected]
http://www.hiroshimafutabaclub.com