③ 校 お知らせ文書 №1 5 ‐4 ―医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。 ― 1 2 0 1 5年1月 副腎皮質ホルモン剤 処方箋医薬品 (注射用メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム) 大阪市淀川区宮原5丁目2‐3 0 T E L :06( 6105 )5816 効能・効果 追加 用法・用量 追加のお知らせ 使用上の注意改訂 急性循環不全(出血性ショッ ク、感染性ショック) ○ ○ ○ ○ 腎臓移植に伴う免疫反応の抑 制 ○ ○ ○ ○ 受傷後8時間以内の急性脊髄 損傷患者(運動機能障害及び ○ 感覚機能障害を有する場合) における神経機能障害の改善 ○ ○ ○ ネフローゼ症候群 ○ ○ ○ ○ 多発性硬化症の急性増悪 ○ ○ ○ ○ 気管支喘息 ○ ○ ― ― お 知 ら せ ︵ メ チ ル プ レ ド ニ ゾ ロ ン コ ハ ク 酸 エ ス テ ル N a 注 射 用 4 0 ㎎ / 1 2 5 ㎎ / 5 0 0 ㎎ / 1 0 0 0 ㎎ ﹁ サ ワ イ ﹂ ︶ 6 2 4 S S ― 1 ペ ー ジ この度、弊社の「メチルプレドニゾロンコハク酸エステルNa注射用4 0!/125!/500!/1 00 0! 「サワイ」 (有効成 」 分:メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム) につきまして、平成2 7年1月14日付で効能・効果及び用 法・用量が追加になりました。それに伴い、下記のとおり、効能・効果及び用法・用量を変更し、使用上の注意を 改訂致しますので、お知らせ申し上げます。 今後のご使用に際しましては、下記の内容をご参照下さいますようお願い申し上げます。 記 !新旧対照表(下線部改訂又は追加箇所) 新 効 能 ・ 効 [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] !急性循環不全 (出血性ショック、感染性ショック) !腎臓移植に伴う免疫反応の抑制 !受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者 (運動機能障 害及び感覚機能障害を有する場合) における神経機 能障害の改善 !ネフローゼ症候群 !多発性硬化症の急性増悪 !治療抵抗性の下記リウマチ性疾患 全身性血管炎 (顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽 腫 症、結 節 性 多 発 動 脈 炎、Churg‐Strauss症 候 群、大動脈炎症候群等) 、全身性エリテマトーデス、 多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織 病、及び難治性リウマチ性疾患 [注射用4 0㎎、注射用1 25㎎] !気管支喘息 果 [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎] 旧 注射用 注射用 注射用 注射用 40㎎ 125㎎ 500㎎ 1000㎎ 以下の悪性腫瘍に対する他の 抗悪性腫瘍剤との併用療法 再発又は難治性の悪性リン パ腫 ○ ○ ○ !以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用 療法 再発又は難治性の悪性リンパ腫 (次頁につづく) ③ 校 1 新 用 お 知 ら せ ︵ メ チ ル プ レ ド ニ ゾ ロ ン コ ハ ク 酸 エ ス テ ル N a 注 射 用 4 0 ㎎ / 1 2 5 ㎎ / 5 0 0 ㎎ / 1 0 0 0 ㎎ ﹁ サ ワ イ ﹂ ︶ 6 2 4 S S 2 ペ ー ジ 法 ・ 用 量 旧 [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] !急性循環不全: !急性循環不全: 出血性ショック [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] 通 常、メ チ ル プ レ ド ニ ゾ ロ ン と し て1回1 25∼ 20 00㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改 善しない場合には、適宜追加投与する。 感染性ショック 同左 通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1回 10 00㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改 善しない場合には、100 0㎎を追加投与する。な お、年齢、症状により適宜増減する。 !腎臓移植に伴う免疫反応の抑制: 通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日 40∼1 00 0㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。な お、年齢、症状により適宜増減する。 !腎臓移植に伴う免疫反応の抑制: [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] 同左 !受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者 (運動機能障 !受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者 (運動機能障 害及び感覚機能障害を有する場合) における神経機 害及び感覚機能障害を有する場合) における神経機 能障害の改善: 能障害の改善: 受傷後8時間以内に、メチルプレドニゾロンとし [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] て3 0㎎/㎏を15分間かけて点滴静注し、その後4 5 分間休薬し、5. 4㎎/㎏/時間を2 3時間点滴静注す 同左 る。 !ネフローゼ症候群: 1.通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1 日5 0 0∼1 0 0 0㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。 2.通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1 日3 0㎎/㎏ (最大1 0 0 0㎎)を緩徐に静注又は点滴静 注する。 !ネフローゼ症候群: [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] !多発性硬化症の急性増悪: 通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日 50 0∼1 0 00㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。 !多発性硬化症の急性増悪: [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用500㎎、注射用1000㎎] 同左 同左 !治療抵抗性のリウマチ性疾患: 〔治療抵抗性のリウマチ性疾患:今回追記〕 1. 通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1 日5 0 0∼1 0 00㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。 2. 通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1 日3 0㎎/㎏を緩徐に静注又は点滴静注する。なお、 症状や患者の反応に応じて適宜増減するが、1日 1 00 0㎎を超えないこと。 [注射用4 0㎎、注射用1 25㎎] !気管支喘息: 1.通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして初 回量4 0∼1 25㎎を緩徐に静注又は点滴静注する。 その後、症状に応じて、4 0∼8 0㎎を4∼6時間ご とに緩徐に追加投与する。 2.通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1. 0 ∼1. 5㎎/㎏を緩徐に静注又は点滴静注する。その 後、症状に応じて、1. 0∼1. 5㎎/㎏を4∼6時間 ごとに緩徐に追加投与する。 !気管支喘息: [注射用40㎎、注射用12 5㎎] 同左 ③ 校 1 新 用 法 ・ 用 量 使 用 上 の 注 意 [注射用4 0㎎、注射用1 2 5㎎、注射用500㎎] !再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性 腫瘍剤との併用療法の場合: 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、本剤の投与 量及び投与方法はメチルプレドニゾロンとして 2 5 0∼5 0 0㎎を1日1回5日間、緩徐に静注又は点 滴静注する。これを1コースとして、3∼4週ご とに繰り返す。 〈効能・効果に関連する使用上の注意〉 !ネフローゼ症候群、治療抵抗性のリウマチ性疾 患 原則として、経口副腎皮質ホルモン剤 (プレド ニゾロン等) による適切な治療で十分な効果が みられない場合に使用すること。 【使用上の注意】 2. 重要な基本的注意 7) 強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率 は、副腎皮質ホルモン剤の投与により増加すると の報告がある。本剤を強皮症患者に投与する場合 は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症 腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意すること。 また、異常が認められた場合には直ちに投与を中 止し、適切な処置を行うこと。 7. 小児等への投与 3) 治療抵抗性のリウマチ性疾患における低出生体重 児、新生児、乳児等に対する安全性は確立してい ない (使用経験が少ない)。 旧 !再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性 腫瘍剤との併用療法の場合: [注射用40㎎、注射用125㎎、注射用50 0㎎] 同左 〈効能・効果に関連する使用上の注意〉 !ネフローゼ症候群 原則として、経口副腎皮質ホルモン剤 (プレド ニゾロン等) による適切な治療で十分な効果が みられない場合に使用すること。 【使用上の注意】 2.重要な基本的注意 〈該当項目なし〉 7.小児等への投与 〈該当項目なし〉 お 知 ら せ ︵ メ チ ル プ レ ド ニ ゾ ロ ン コ ハ ク 酸 エ ス テ ル N a 注 射 用 4 0 ㎎ / 1 2 5 ㎎ / 5 0 0 ㎎ / 1 0 0 0 ㎎ ﹁ サ ワ イ ﹂ ︶ 6 2 4 S S 3 ペ ー ジ ☆ 改訂後の添付文書につきましては、医薬品医療機器情報提供ホームページ(http://www. info.pmda. go.jp) および弊社の医療関係者向け情報サイト (http://med. sawai. co. jp) に掲載致しますので、併せてご参照下さい。
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