3 Osaka Gas Group Annual Report 2015 大阪ガスグループの成長戦略 事 業 領 域 の 拡大 コアとなるガス・電力を中心とした国内エネルギー事業で着実に収益を確保し、 事業基盤を強固なものにするとともに、 海外エネルギー事業やエネルギー以外の事業など、多様なフィールドへの事業拡大に挑戦し、 グループ全体で強靭な事業ポートフォリオの確立を目指します。 将来の事業ポートフォリオイメージ(2020 年) 高 期待される市場成長性 目標とする事業規模比率 (2021年3月期) 80% 50% 20% 30% 20% コアとなる強固な事業基盤 国内エネルギー事業 コア事業であるガス事業の持続的成長を図るととも に電力事業を第2のコア事業に育成し、確かな事業 基盤を確立します。 ●ガス事業 近畿圏において都市ガスの製造・供給・販売、工事、ガス 機器の販売などガスに関わるサービスを提供しています。 ●電力事業 国内外で天然ガス火力発電、太陽光発電、風力発電など 電源開発を進める一方、電力販売も行っています。 ●広域事業 各地のエネルギー事業者さまと協力し、近畿圏エリア を越えて全国で LNG の普及を進めています。 低 ●LPガス事業 主に都市ガス供給エリア外のお客さまへ、LP ガスを販売 高 しています。 Osaka Gas Group Annual Report 2015 セグメント利益の推移 (億円) 1,000 1,072 924 907 800 600 573 419 400 200 0 148 42 140 10.3 829 209 911 320 233 324 382 1,120 502 ガス 416 LPG・電力・その他 エネルギー 438 256 49 156 86 76 77 185 190 208 165 11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 海外エネルギー 12 ライフ&ビジネス ソリューション* *2014 年3月期までは環境・非エネルギー事業の数値を記載 今後の成長ドライバー 安定した収益性 海外エネルギー事業 国内に留まらず、海外でもエネルギー事 ライフ&ビジネス ソリューション事業 業を展開。事業領域をグローバルに拡大 エネルギー事業を取り巻く環境変動に ●アップストリーム事業 左右されにくい新たな事業分野を開拓し、 安定した収益を確保します。 ●材料ソリューション事業 主に炭素材などの技術をコアとして高機能 材料を開発し、様々な分野に製品を提供して います。 ●都市開発事業 することで、今後の飛躍的な成長を目指 します。 豪州・北米を中心に、海外でガス田権益の取 得を行う他、ガス田の開発プロジェクトにも 参画しています。 ●ダウンストリーム事業 北米・欧州・東南アジアで LNG 基地事業、発 電事業、ガス販売事業、エネルギーサービス 事業に取り組んでいます。 オフィスビル・住宅などの開発・賃貸・分譲 をはじめ、地域開発、ビルメンテナンスなど 不動産事業を展開しています。 ●情報ソリューション事業 エネルギー業・製造業・金融業・流通業など のお客さま向けにシステムの開発・運用など ITサービスを提供しています。 低 市場におけるシェア 4
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