富士見小学校いじめ防止基本方針(293544Byte)

富士見小学校いじめ防止基本方針
1 学校教育目標
本年度重点目標
豊かな心をもち 進んで学ぶ子
思いやる心と学ぶ力を身につけた子の育成
あたたかく
2 生徒指導目標
楽しい学校づくり
~ 一人一人に所属感・存在感がある学校,自己肯定感や他者受容感に
満ちた子,規範意識を身につけた子 ~
いじめ防止等の
重点目標
保
護
者
・
地
域
・
学
校
関
係
者
等
と
の
連
携
自己肯定感と他者を思いやる心の育成
重点「相手を思いやることができる子
の育成」 <友だちが好き>
重点「自己肯定感が高い子の育成」
<自分が好き>
把握・対処
【いじめ防止対策委員会】
校長,教頭,教務主任,生徒指導
主任,学年主任,養護教諭,スクー
ルカウンセラー,地域保護者代表等
関
係
機
関
(
警
察
・
児
相
・
医
療
、
法
務
局
等
)
と
の
連
携
教育委員会・他の小中学校との連携
家庭・地域・関係機関等と連携を図りながら,いじめの防止等に努めます。
3 いじめ防止等の基本的な考え方
私たちは,富士見小学校に通う子ども一人ひとりがやさしく,かしこく,すこやかに成長してほしいと
願っています。子どもにとって学校はあたたかく,楽しい場所でなければなりません。集団で生活する学校
はまた,共同の学びを通して個々の違いに気付き,それらを認めたり受け入れたりしながら自分自身を成長
させていく場でもあります。子どもたちは互いの価値観をぶつけ合い,意見を対立させたり折り合いをつけ
たりしていきます。その過程で子どもたちは,集団としてのルールや社会性を養っていくのです。
いじめは,いじめを受けた子どもの教育を受ける権利を著しく侵害するだけでなく,その心身の健全な
成長や人格の形成に重大な影響を与え,ひいては子どもの生命又は身体に重大な危険を生じさせる恐れがあ
ります。
私たちは,そのようないじめによる被害者やいじめの加害者を出さないために,いじめを生まない学校
づくりに取り組んでいきます。「いじめは人として絶対に許されない行為である」ことを学校教育全体を通
じて,子ども一人ひとりに徹底させていきます。「本校職員はいじめを絶対に許さない」「いじめを受けた
子どもを徹底して守る」という姿勢で対策に取り組み,子どもとともに教職員,保護者,地域が協力して,
いじめが起きない学校を目指していきます。
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4 富士見小学校のいじめ防止等に関する取組
(1)いじめの未然防止
・ 友達の名前に「くん・さん」をつけることで,相手を大切にする心を育てます。
・ 友達の良いところを見つける期間を設け,友達の良さを掲示物や放送で全校児童に伝えます。そう
することにより,他者理解,自己肯定感を深めていきます。
・ ペア活動やクラブ活動,委員会活動などを通して異学年との交流を深めるなど,児童会活動の充実
を図ります。
(2)いじめの早期発見
・ 「悩み事調査」を年3回実施し,その結果により悩み事があると訴えた子には必ず話を聞くなど,
100%の対応をします。
・ 毎週行う職員打合せの中で「子どもに関すること」の時間を設け,気になる児童の表れについて情
報交換を行うことを通して,全職員で共通理解のもと生徒指導に当たります。
・ 年4回行う生徒指導部会や全職員による「子どもを語る会」で,子どもたちの様子を出し合い,い
じめにつながる行動を把握するとともに,その対応についての意見交換を行います。
・ 学校評議員による授業参観,スクールカウンセラーによる児童観察・教育相談を行い,いじめに繋
がる情報を収集します。
(3)いじめへの適切な対処
・ いじめ発生時の基本的な学校体制を整えるとともに,対応についてのマニュアルを作成し,全職員
で対応できるようにします。
・ いじめを発見した場合は,速やかに生徒指導主任に連絡をします。生徒指導主任は,校長・教頭に
報告をします。
・ いじめの事実が確認されたら,必要の応じて「いじめ防止対策委員会」を開きます。指導方針を共
通理解した上で役割分担し,組織をあげて情報収集や心のケアなど迅速な対応を進めます。
(4)保護者との連携
・ 家庭訪問,教育面談,学級懇談会などで学校・家庭での子どもの表れの情報交換を積極的に行うな
ど,日頃から学校と家庭との連携を密にします。
・ いじめを把握した時には,保護者と連携を図り,いじめ被害者には「絶対に守る」という学校側の
意思と対応策を説明し,理解と協力を得るように努めます。
・ 教育相談の利用を家庭に呼びかけ,スクールカウンセラーと保護者との相談体制を強くします。
(5)関係機関との連携
・ いじめが発生した時には,学校教育課,スクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカーと連
携し,その解決に向けて適切に対応していきます。
・ いじめの内容を教育委員会に報告するとともに,必要に応じ,教育委員会や警察との連携・協力を
図ります。
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