第1号(2003.05) [PDFファイル ]

特集
2月22日より、いには野館にてWHO協力センターの活動
がスタート
特集
いには野館における活動の開始に合わせて、地域の住民の
方々を対象とした市民講座がおこなわれました
今後の予定
あとがき
1
ヘルスプロモーションを推進する
「順天堂大学WHO協力センター」
「順天堂大学WHO協力センター」は、健康に生活できる環境づく
目印です。
●この看板が
観
●いには野館の外
りや健康的な生活習慣をつくっていくための研究と活動支援を展開す
る国際的な研究機関です。
「ふれあいセンターいんば(平成15年10月開設予定)」と連携しな
●大型スクリー
がら、印旛村や周辺の人たちが進める健康づくりの様々な活動(ヘル
スプロモーション活動)を支援していきます。
ンを使った説明
もありました。
ヘルスプロモーション講座の開催と併せて
オープンセレモニーが開かれました
●オープンセレモニーのひとこま
WHO協力センターいには野支局が15年2月22に正式にオープンし
ました。オープン当日のセレモニーは,印旛村の佐藤村長や都市公団
千葉ニュータウン事業本部の森田事業部長らがお越しになり、お祝い
の挨拶を頂いた他、らーばんねっとのテレビ取材を受けるなど、大い
に盛り上がりました。
またこの日は、いには野館を拠点にした最初の活動である「第1回
ヘルスプロモーション講座」の開催日でもありましたので、受講者
●講座の受講者のみなさんも大勢ご来場くださいました。
●新しいオフィスです
。
●WHO協力センター島内副所長による
センター開設の挨拶
●センターの看板もできました!
の皆様にも多数ご参加頂きました。
●印旛村佐藤村長よりお祝いの言葉
印旛村はこれまで「健康医療学園都市構想」を掲げ、順天堂大学と
もいろんな形で共に努力して参りましたが、今回のWHO協力センタ
「順天堂大学WHO協力センター」の研究するヘルスプロモー
ーの開設により、ようやく形が見えてきました。
ションは、地域の住民や行政など様々な人々が協力しながら健康
当センターの方々から、本当の意味での健康づくりとは何かという
な環境をつくることを目的としております。私たちも常々地元地
ことを学び、村民の健康づくりに役立ててまいりたいと思います。
域に根ざした活動を展開したいと考えておりました。
この度、印旛村や公団の方々の協力により、当センターの開設
並びに、ヘルスプロモーション講座の開催が実現できたことは、
●都市公団千葉ニュータウン事業本部
森田事業部長よりお祝いの言葉
関係者の方々の努力によるものと、感謝しております。
公団が整備している「いには野」のテーマ「健康創造都市」は地域
このような講座の開催は、この地域では初めての経験でありま
の人々が街に出て活き活きと交流し支え合いながら不安の少ない生活
して、もし受講される皆さんがこの講座を終えられて、よかった
がおくれる街づくりを目指しています。
と感じて頂けるのであれば、ぜひ口コミで伝えて頂けると幸いです。
WHO協力センターの活動は、そのテーマのバックボーンである
「健康をつくるまち」の実現を担っていただけると期待しております
2
3
いには野でのWHO協力センターの活動の第一歩です!
1
2月22日(土)
WHO協力センターがいには野を拠点として行う研究活動の第一弾として、印旛村にお住まいの方々を対象
とした「ヘルスプロモーション講座」を開催いたしました。会員申込制による4回連続の講座の開催に際し、
∼ヘルスプロモーションの視点から∼
定員を上回る30名の受講応募があり、約1ヶ月間に渡る健康講座が開催されました。
お忙しい中、たくさんの皆様のご参加ありがとうございました。 ●第1回ヘルスプロモーション講座のプログラム
●ボリビアの保健士
テレッサ・アラルコンさん
が視察にみえられました。
●大勢の受講者が熱心に講義に聴き入っています。
●時折受講者の方の意見を交えながら、
楽しい講義が行われました。
講師:順天堂大学助教授 島内憲夫
参加人数:36名
健康なまちづくりを実践するヘルスプロモ
ーションの概念について、様々なエピソード
を交えたわかりやすい解説に、受講者には新
●高村講師による受講者へのインタビュー
たな発見をされた方も多かったようです。
3
3月8日(土)
∼ハッピーファクターを探してみませんか?∼
講師:順天堂大学助手 助友祐子
2
参加人数:27名
3月1日(土)
健康を支えるものは、「家族」・「隣人」
講師:順天堂大学助教授 内藤久士
参加人数:30名
日常的な運動とスポーツが健康づくりに役
そして人の心である。という考え方に基づい
て、人々の生き方を考えるような内容の講義
が行われました。
立つことや、健康に効果的な運動とはどのよ
うなものか?というテーマに則った実践方法
●らーばんねっとが
取材に来ていました。
について講義がおこなわれました。
●毎週の講義にも、受講者が多く詰めかけました。
●ご自分の体験を交えたエピソードに、
受講者も大ウケでした。
●本日の裏方さんたちです。
4
●受講者の方も壇上にあがって飛び入り講師です。
●実例を交えたわかりやすい実践的な講義でした。
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WHO協力センターは、好評だった第1回ヘルスプロモーション講座に引き続き
第2回の講座の開催を予定しています。詳しい内容等についてはまだ未定ですが、
今年秋に第1回と同程度の規模で開催しようと考えておりますので、詳しい内容が
決まり次第チラシ・ポスター等でお知らせいたしますので、今しばらくお待ちくだ
さい。
なお、現在講座情報やセンターの活動報告等をご紹介するホームページの開設を
準備中です。
チラシ・ポスター・インターネット等にて、開催日時・
講座内容・講師等を告知いたします。
チラシにある申込用紙に必要事項をご記入の上、WHO
協力センター事務局宛にご郵送ください。
受講者を決定後、書面にて通知致します。
(※参加者多数の場合は抽選とさせて頂く場合があります)
講座開催当日、受講料のお支払い・名簿確認及びテキスト
の配布を行います。
いには野地区に拠点を置いての最初の試みとなる「第1回ヘルスプロモーション講座」が、募集定
員を上回るご参加を頂き盛況のまま終えることができました。これもひとえに、地元の皆さんの積極
的な参加のおかげと考えております。
受講者の皆さんの真剣な姿勢に、健康なまちづくりを望む熱意のようなものが伝わってくる思いで
した。今後も皆様とご一緒に、健康な環境づくりに向けた活動を行って参りたいと考えております。
(いには野支局)
【順天堂大学WHO協力センター 事務局】
印旛日本医大駅
駅前広場
国道
号線
〒270-1695 千葉県印旛郡印旛村平賀学園台1−1
順天堂大学スポーツ健康科学部
健康学科健康社会学研究室
TEL & FAX:0476−98−1118
464
医療器械博物館
e-mail :norio.shimanouchi @
【い に は 野 支局】
〒270-1608 千葉県印旛郡印旛村鎌苅2056
TEL :0476-98-3751
8
ランドローム
フードマーケット
いには野館
いには野VARIO
印旛中学校