ナノ粒子の測定に苦労していませんか? -サブミクロン粒子アナライザー N5-多機能超遠心機 Optima- 現在各方面で粒子の微粒子化が進み、シングルナノ粒子も珍しくなくなりました。しかしそのシングルナノ粒 子を測定する場合、凝集した粒子によりきちんと 1 次粒子を測定するのが難しくはありませんか? 微粒側の粒子は小さくなればなるほど、1 次粒子径で安定させるのが難しくなります。そこで凝集粒子を分散 するのではなく、凝集粒子を遠心機で分けることによって、今まで難しかったナノ粒子の 1 次粒子径の測定を 行いました。 1. 測定装置 ベックマン・コールター社製 N5 ・ 測定範囲 : 3~3,000nm ・ 測定原理 : 光子相関法†1 N5 + Optima 2. 処理 超遠心機(ベックマン・コールター社製) Optima により 5 万回転で 5 時間回すことで凝集粒子を取り除き 1 次粒子のみを精製しました。 処理前 処理後 遠心分離 弊社の粒度分布測定装置 LS シリーズの光散乱・回折法を静的光散乱法というのに対し、この方法のことを動的光散乱ということもある。流体中 でブラウン運動を行っている粒子からの散乱光を検出して拡散係数を測定し、粒子径を決定する方法。 †1 PCF34-0610
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