平成 27 年度 第 1 回生涯学習部研修会 活動報告 今年度も新入職の理学療法士を対象に、入会説明および新人歓迎会を兼ねた新人教育プログラム研修を開 催致しましたので以下に報告します。 日 時: 平成 27 年 5 月 16 日(土) 13:00~(受付 12:30~) 5 月 17 日(日) 会 9:00~(受付 8:45~) 場: かみのやま温泉『ニュー村尾浪漫館』 TEL:023-672-2111 参加者: 研修会 75 名(新人プログラム未終了者を含む) 、歓迎会 86 名(役員、スタッフも含む) 内 容: 必須テーマ(5 単位) 選択テーマ(2 単位) <5 月 16 日(土)> 13:00~14:00 「A-2 協会組織と生涯学習システム」(必須) 山形県立保健医療大学 高橋俊章 先生 14:10~15:10 「A-1 理学療法と倫理」(必須) 山形済生病院 岩田好子 先生 15:20~16:20 「A-3 リスクマネージメント」(必須) 山形県立中央病院 岩井章洋 先生 16:40~17:40 「A-5 理学療法における関連法規(労働法含む)」(必須) 北村山公立病院 今野珠美 先生 17:50~18:20 入会説明(事務部) 18:20~18:35 新人教育プログラム説明(生涯学習部) 19:00~ 新入会員歓迎会 <5 月 17 日(日)> 9:00~10:00「A-4 人間関係および接遇」(必須) みゆき会病院 黒田昌宏 先生 10:10~11:10「B-4 症例報告・発表の仕方」(選択) 鶴岡市立荘内病院 池田浩徳 先生 11:20~12:20「B-2 クリニカルリーズニング」(選択) 山形医療技術専門学校 田中基隆 先生 スタッフ: <16 日> <17 日> 石川雅樹(山形大学医学部附属病院) 石川雅樹(山形大学医学部附属病院) 大森 允(山形大学医学部附属病院) 齋藤高興(鶴岡協立リハビリテーション病院) 辺見千佳(山形大学医学部附属病院) 中川悠介(天童市民病院) 村田 宙(山形大学医学部附属病院) 辺見千佳(山形大学医学部附属病院) 齋藤高興(鶴岡協立リハビリテーション病院) 近野友紀(山形ロイヤル病院) 秋野千穂(鶴岡協立リハビリテーション病院) 富樫綾香(山形ロイヤル病院) 芝田修平(庄内余目病院) 高橋みゆき(公立置賜長井病院) 近野友紀(山形ロイヤル病院) 富樫綾香(山形ロイヤル病院) 高橋みゆき(公立置賜長井病院) 講義風景 高橋俊章先生 岩田好子先生 岩井章洋先生 今野珠美先生 黒田昌宏先生 田中基隆先生 池田浩徳先生 真剣な受講生の みなさん 生涯学習部長より 2 日間の集中講義の受講、大変お疲れ様でした。多岐に渡る内容で頭の中は飽和状態となった方 もいるかと思います。しかし、今回学んだことは、これから専門家として歩んでいくための基礎で あり、職業人としてその責任を果たすための大切なルール、スキルとなります。また、交流会では 縦と横のつながりを深めることができたかと思いますので、今回の研修で得たものをこれからの 仕事に役立てていただけたら幸いです。 新入会員より 生涯学習部研修会を終えて 山形ロイヤル病院 高橋玲奈 5 月 16・17 日に行われた生涯学習部研修会に参加し、充実した講義を受け、また県内の理学療 法士の仲間と交流ができ、様々なことを学ぶことが出来ました。 研修の内容はマナーや接遇など社会人として必要なこと、また倫理、リスクマネジメントなど理 学療法士として基本となることを学びました。理学療法士は患者様がいなければ仕事は成り立た ず、患者様との信頼関係がなければリハビリテーションを提供することが出来ないと思います。患 者様と良好な関係を築き、より良いサービスを提供していく必要があると再度確認しました。さら に社会人としての職場内の信頼関係も大切だと考えます。特に情報共有は大事となり、患者様の為、 自分の為、報告・連絡・相談は密にしていきたいと思いました。クリニカルリーズニングの講義で は、疾患ではなく患者様をみること、訴えや背景から、最適な治療を、根拠を持って実施していく ことを学びました。 自信を持って患者様と接するにはまだまだ知識・技術不足だと日々感じています。今後も自己研 鑚に励み、先輩方からのご指導のもと、同期と支え合い、人として、理学療法士として成長してい きたいです。 「第一回生涯学習部研修会を通して」 鶴岡協立リハビリテーション病院 池田航大 第一回生涯学習部研修会に参加し、理学療法士としての考え方や知識など様々な事を学ばせて頂 きました。理学療法士となり、様々な疾患を持つ患者様と接する機会を与えて頂いています。まだ 分からないことが多く、迷惑をかけていますが、先輩方の丁寧なご指導のおかげで、毎日楽しく笑 顔で業務にあたっています。 理学療法士として働き始めて、患者様の人生に関わるということで非常に責任のある仕事だとい う事を改めて実感しました。多部門と情報交換を多く取り、患者様が過去どう生きてきたか、現在 困っている事は何か、今後どう生きていきたいかということを把握し、関わっていきたいと思いま す。身体機能面のみにとらわれず、疾患としてではなく患者様自身を見て、精神的な面にも寄り添 えるような理学療法士になりたいと思っています。そして最終的に社会参加につなげる事が最も重 要なことだと思っています。患者様の未来を背負っている事を日々忘れずに、勉強し努力していき たいです。クリニカルリーズニングに基づき、根拠を持って患者様を見て行きたいと思いました。 新入会員より 「第 1 回生涯学習部研修会を終えて」 山形済生病院 押切優捺 5 月 16.17 日に開催された第 1 回生涯学習部に参加し、同じスタートラインに立った山形県理学 療法士会の仲間とともに、理学療法士として働く上での心構えを学ぶことができ、大変有意義な時 間を過ごすことができた。 今回の研修を通して再度復習することができた講義内容が多くあった。特にリスクマネジメント についてのインシデント発生時の対応プロセスや感染対策、個人情報の取り扱いに関しては、学生 時代の講義や職場の研修で学ぶ機会はあったが忘れていることも多くあった。4月より働き始め 1 ヶ月程業務を行っているが、自分はこれらについての意識が足りていないのではないかと考える機 会になり、頻繁に確認しなければならない重要なことだと再確認できた。 今後、理学療法士として働き続ける者として日本理学療法士協会倫理規定の基本精神である国民 の保健・医療・福祉のために、自己の知識・技術・経験を社会のために可能な限り提供するという こと、専門職として常に研鑽を積み、理学療法の発展に努めなければならないということを忘れず 日々精進していきたい。 まずは、日々の学習や院内外の勉強会に力を入れ、今自分にできることを精一杯していくことが 大切だと思う。そして、今回の研修で出会った方々はこれから山形の理学療法を発展させていく仲 間として互いに支えあい、成長できるよう切磋琢磨していきたい。 第 1 回生涯学習部研修会を通して」 公立置賜総合病院 男鹿眞樹 今回の 5 月 16・17 日に開催された二日間にわたる第一回生涯学習部研修会に参加し、理学療法 士として身に付けるべき多くのことを学ばせていただきました。また、今年 4 月から就職された同 期の方々や、生涯学習部の先生方との交流を通して様々なことを学ぶことができ、貴重な二日間と なりました。 今回の研修会の中で、特にクリニカルリーズニングの講義が私の心に大きく響きました。その内 容としては、患者さんを治療する際に「根拠をもって理由づけること」をしているかという話でし た。最近は、 「なんちゃって理学療法士」が増えてきているそうです。就職して間もない私は、技術 も知識も不足しており、日々不安を抱えながら仕事を行っています。しかし、患者さんにしてみれ ば、経験年数などは関係なく、10 年働いた理学療法士も新人も同じ理学療法士に変わりありませ ん。そんな私たちに身体を預けていただいており、その上、その治療に対してお金をいただいてい ます。まだ働き始めて、知識も経験も少ないのは確かですが、今できることを全力でやることが、 大切だと思っています。その患者さんの今後の生活がかかってくるということを心において、責任 を持って、一つ一つの治療に根拠を持って治療を行っていきたいと思います。そのために、常に向 上心を持ち、生涯にわたって自己研鑚を続けていくことが大切だと考えます。そして、患者さんに 元気と笑顔を与えられる理学療法士になりたいと思います。 歓迎会の様子 生涯学習部員たち これから一緒に山形県理学療法士会を 盛り上げていきましょう!
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