平成 27 年 8 月 25 日泌尿器科に通院中の患者さんへ（臨床研究に関する情報）当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめる方法によって行います。このような研究は、文部科学省、厚生労働省が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針（2014 年 12 月策定、2015 年 4 月施行）」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。 [研究課題名] 尿路上皮に対する電気刺激知覚閾値を用いた尿道求心性神経活動と排尿障害発生メカニズムの検討 [研究機関] 山形大学医学部附属病院 [研究責任者] 一柳統（腎泌尿器外科学泌尿器科講師） [研究の目的] 山形大学医学部附属病院泌尿器科では前立腺肥大症や過活動膀胱、神経因性膀胱をはじめ様々な排尿障害患者さんを治療してきました。中でも尿失禁を伴う場合には、特に困窮度が悪化します。本研究では、これまでに当院で排尿機能検査を受けた実際の患者さんのデータをもとに膀胱と尿道感覚異常に注目し病気の発生や重症度等に与える影響を調べます。 [研究の方法]  対象となる患者さん当院で尿道知覚閾値測定検査を受けた患者さん全員を対象とします。  カルテ情報を利用します。排尿機能検査、年齢、性別、疾患、臨床検査値、画像検査などの医療情報を収集し解析します。 [個人情報の取り扱い] 利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。 [問い合わせ先] 山形県山形市飯田西 2-2-2 山形大学医学部附属病院泌尿器科担当医師一柳統電話 023-628-5368 FAX：023-628-5370